怒りは、抑えるものではない【超精神性一元論・実践編⑥】
怒りは、抑えるものではない
怒りは多くの人にとって「ダメな感情」です。
・怒ってはいけない
・大人なんだから我慢しなきゃ
・感情的になるのは未熟
そうやって怒りはずっと悪者にされてきました。でも、ここでははっきり言います。怒りそのものは、問題ではない。
怒りは「危険信号」ではなく「通知」
怒りはあなたを壊すために出てくる感情ではありません。怒りはただの通知です。
・何かがズレている
・境界が踏み越えられた
・我慢が限界を超えた
それを知らせているだけ。通知が来たからといって、スマホを叩き壊す人はいませんよね。怒りも同じです。
問題は「抑圧」と「正当化」
怒りが問題になるのは、次のどちらかに走った時です。
① 無理やり抑え込む
② 正しさを武器にしてぶつける
抑えると怒りは消えません。内側で腐ります。正当化すると、怒りは膨らみます。相手を攻撃し始めます。
どちらも、怒りを“誤用”している状態です。
怒りの正体は「恐れ」
少し深く見ると怒りの下には、必ず別の感情があります。
・怖かった
・大事にされなかった
・分かってもらえなかった
怒りはこれ以上傷つかないための鎧です。だから怒りを否定すると、その下の恐れごと否定することになります。それは、自分に対して残酷です。
怒りは「感じて、通す」
怒りへの正しい向き合い方は、抑えることでも、ぶつけることでもありません。感じて、通す。
・今、怒っているな
・体が熱いな
・強いエネルギーだな
そうやって観察する。すると怒りは自然にピークを越えて静まっていきます。
怒りが教えてくれるもの
怒りはいつもあなたの価値観を教えています。
・何を大切にしているか
・どこに線を引きたいか
・何を守りたいか
怒りは敵ではなく方向指示器です。
実践ポイント
怒りを感じたらこう問いかけてみてください。「私は、何を守りたかった?」相手ではなく自分に向ける問いです。
それだけで怒りは暴力にならず理解に変わります。怒りを抑えなくていい。
でも、振り回される必要もない。怒りはあなたを壊すためではなく本来の自分に戻すために現れる。
