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Canaan(CAN)株価-16%急落:短期的な売りは損?長期ホールド戦略を解説

はじめに : ノイズの大きい相場であえて問う

昨日(2025/10/28)、Canaan(NASDAQ: CAN)は -16.87% と大きく下げました。X(旧Twitter)では「もう売りだ」という声も多い。でも、本当にそうでしょうか?――そう自分に問い直し、この記事を書こうと思いました。


はじめまして、Senと申します。
Xを始めて日が浅く、NOTEはこの投稿が初回です。まずは簡単に自己紹介を。

  • 学歴/職歴:慶應義塾大学 → マーケティング企業で勤務

  • ワークスタイル:平日は早朝4時〜夜21時まで仕事 / 土日は株の勉強

  • 投資背景:~2025年9月までは積立NISA中心 → 2025年10月から個別株へシフト

  • 現在の主力保有:Canaan Inc.(ティッカー:CAN)

  • 目標:30歳までに資産1億円をつくる

個別株に踏み出す前、投資家の本や動画で基礎を徹底的にインプットしました。
学び続ければ勝てるな…」――そう確信し、10月から個別株に本腰を入れています。まだ初心者ですが、うまくいった時だけ偉そうに語るのではなく、学びのプロセスも含めて公開していきます。勝ちも負けも、仮説と検証の記録として残す。その積み重ねが、いつか“信頼”になると信じているからです。

よかったらXでも発信をしているのでフォローしていただけると嬉しいです!

このNOTEでは、データと一次情報をベースに、相場のノイズに流されず「なぜそう判断するのか」を言語化します。Canaanについても、短期の値動きではなく事業の実態を見ながら、長期で持つ理由/手放すリスクをフラットに考えていきます。

改めて、どうぞよろしくお願いします。
(※本投稿は私個人の記録・見解であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません


ファンダメンタルを事実で積み上げる

投資判断の根拠は、確かなファクトの積み重ねから生まれます。最新の決算情報、業界動向、そして企業の戦略を多角的に分析し、冷静な視点で投資判断を下しましょう。

1. 売上・収益性:ボトムからの力強い回復

売上高は急回復。底打ちから回復局面へ。

  • 2025年Q1売上高:8,280万ドル(前年同期比+135.9%)と、ガイダンスを大きく上回る。

  • 粗利益:黒字転換目前まで改善。

  • 2025年Q2売上高:1億20万ドルまで伸長。

  • 調整後EBITDA:黒字化達成。

単なる一時的な好調ではなく、明確な回復基調を描いています。

2. 多角的な収益源:自己マイニングの拡大

「作る・売る・自分でも掘る」3つの柱で収益を最大化。

  • 自己マイニング:9月時点で9.30EH/sのデプロイ済みハッシュレート、7.84EH/sの稼働ハッシュレート

  • 月間採掘量:92BTCを採掘。

  • クリプト在庫:BTC 1,582枚、ETH 2,830枚を保有。

市況変動に強い、安定的な収益基盤を構築しています。

3. 受注・顧客基盤:北米市場でのプレゼンス強化

過去最大規模の受注獲得。北米市場での存在感を示す。

  • A15 Pro:5万台超という過去3年間で最大規模の注文を米系顧客から獲得(Q4出荷予定)。

  • 販売チャネル分散:地政学リスクや関税変動の影響を軽減。

地政学リスクを考慮した、戦略的な市場開拓を進めています。

4. 運営の最適化:北米での効率改善と再エネ連携

コスト削減と環境負荷低減を両立。

  • 北米効率:19.7J/THまで改善。

  • 再エネサイト連携:環境に配慮した運営体制を構築。

持続可能な成長に向けた取り組みを強化しています。

5. プロダクト:A15の進化とA16による世代交代

既存製品の磨き上げと、次世代製品の開発を両立。

  • A15系列:空冷で〜221TH/s、効率16.8J/TH級モデルを展開。

  • A15 Pro:機器価格・効率・信頼性のバランスが評価され、大型受注に貢献。

  • A16:12.8J/THという高効率を実現。半減期後の電力コスト競争で優位性を確立。

  • ロードマップ:北米・東アジア・東南アジアからのプレオーダー受付→出荷を明示。

市場ニーズに応える製品開発力と、明確な事業戦略が強みです。


6. マクロ環境:半減期後も続く高効率マシンへの需要

半減期後も、高効率マシンへの投資は継続。

  • BTC価格:新高値圏で推移。

  • 機関マネー流入:継続。

  • 顧客の投資判断軸:難易度上昇×電力単価上昇の世界では、J/TH(ジュール/テラハッシュ)の改善が最重要。

市場環境の変化を捉え、高効率マシンへのニーズに応えています。


7. 財務・資本政策:柔軟な資金調達で成長を加速

ATMプログラム導入は、将来を見据えた戦略的な一手。

  • ATM(at-the-market):最大2億7,000万ドルのプログラムを設定。

  • 資金使途:データセンター拡張、生産能力増強。

  • メリット:必要な時に必要な分だけ資金調達が可能。

短期的な希薄化リスクよりも、長期的な成長戦略を重視しています。


結論:今“売らない”合理性と、これからの着眼点

私の結論はシンプルです。
Canaanは(1)売上回復と収益性の持ち直し、(2)米国での大型受注、(3)A16という次世代効率の提示、(4)自己マイニング拡大とクリプト在庫というオプショナリティ、(5)柔軟な資本政策という攻めの布陣を整えました。短期のボラやATMのヘッドラインに反して、事業の基礎体力はむしろ強化されています。したがって、「今は売らずにホールド」が合理的だと考えます。

今後の注目ポイント(チェックリスト)

  1. A16の量産・出荷進捗(歩留まり・納期・実効効率)

  2. 大型受注の収益寄与タイミング(Q4納品〜検収、入金サイクル)

  3. 自己マイニングのEH/s増減とBTC在庫(売却方針・含み益管理)

  4. 北米での電力コスト・サイト拡充(PPA/再エネ連携の進捗)

  5. ATMの実行状況(発行量・調達コスト・希薄化ペースの透明性)

リスク(簡潔に)

  • 市況リスク:BTC価格・ネットワーク難易度・関税/規制で販売/採掘収益が振れやすい。

  • 実行リスク:A16の量産・納期、大口案件の検収/支払、北米サイトの立ち上がり

  • 希薄化リスク:ATMの発行ペース次第で短期の株価圧力。中長期では成長投資による収益拡大で吸収できるかが焦点。


まとめ

市場の短期的な変動に惑わされることなく、Canaanの本質的な価値を見極めましょう。

A16によるプロダクトの世代交代、米国での大型受注、9.30EH/sまで伸長した自社マイニング、そしてQ1/Q2の売上回復。これらはすべて、具体的な数字と実績によって裏付けられています。

これらのファクトは、「今は手放す理由よりも、持ち続ける理由の方が圧倒的に多い」ことを示唆しています。

免責事項:

本記事は情報提供のみを目的としており、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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今後CANだけでなく、今後伸びていきそうな株についての発信もしていこうと思います!


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