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涼しい部屋でゆっくり? 旅行の移動中などに? 読書するなら「夏の文庫フェア 2025」を

今年も既に7月が終盤に差し掛かっています。早いっ!

もう夏を感じる暇もありませんね。……いや、感じてはいますね。毎日毎日ものすごい暑さで。おまけに湿気もしっかりあるから本当に日本特有のムシムシした暑さ。北海道すら38℃越えだとか言ってるんだからもうとんでもないことです。

まぁ暑さはともかくとして……毎年、“夏”といえば紹介しておきたいイベントがありましたね。特に読書好きの皆さんに。

そう、「夏の文庫フェア」です。

今年も「新潮文庫」「集英社文庫」「角川文庫」の御三家がもうとっくに文庫フェアをスタートしております。……いやー、本屋には金曜の仕事終わりとかに行ってたので気付いていたんですけどね。今年は紹介するのが遅れてしまいました。

ともあれ、今年も順に見ていきましょう。



夏の文庫フェア 2025

新潮文庫の100冊 2025

まずは新潮文庫です。

他の2社に比べてちょっと大人向けな物語というか“ザ・文学”といった印象が強いため、小学生・中学生には避けられそうな気もしますが……意識高い系学生はむしろここから読書感想文用文庫(?)を選ぶのでしょうか。

対象文庫を購入することによってもらえるプレゼントですが、今年も「ステンドグラスしおり」です。

もう定番になってきましたね。正直、もらって嬉しいデザインかと言われると……うーん。

対象文庫の中には、今年からついに日本でのサブスク配信も始まった「火垂るの墓」や、クトゥルフ入門にはちょうど良いと思われる「クトゥルー神話傑作選 インスマスの影」、日本の妖怪をしっかりと“学びたい”と思うなら良さそうな柳田国男の「遠野物語」などがラインナップされています。

なかなか聞いたことのないタイトルが多いので、新潮文庫で夏の文庫を選ぶ場合には、ちゃんとコーナーに置いてあるところから本を選んだほうが良いように思います。


ナツイチ(集英社文庫)

さすが「週刊少年ジャンプ」の集英社と言いますか。集英社文庫の「ナツイチ」にラインナップされている本は、若者向けが多いような気がします。

そして「ナツイチ」と言えば、こちらも毎年恒例。「有名声優による朗読」が今年もあります。

対象の本を買うことによって、声優による朗読を聞くことができるようになります。一応、お試しとなる前編はYoutubeのほうで聞けるようになっていますので、気になった方はまずはこちらを見てみるのも良いかもしれません。

僕も実際聞いてみたのですが……良い声すぎて、聴いているうちに眠れてしまいそうな、そんな朗読でした。内容が入ってくるよりも先に眠気が……。

購入時にもらえるプレゼントはクリアしおり。

全体的に落ち着いてかわいい雰囲気で、新潮文庫のものよりはこっちの方が個人的には嬉しいかな。

他の特典としましては、「海の見える理髪店」を購入した場合に今回だけの限定カバーバージョンとなっています。

ナツイチ対象本としては、ドラマになって言葉自体も有名になった「地面師たち」、実写ドラマがウケた影響で映画化までされてしまった「岸部露伴は動かない」、もはや懐かしさすら感じる「桐島、部活やめるってよ」などがあります。

最初に「若者向けが多い」と書きましたが、では大人が読んで物足りなさを感じるようなものかと言われると決してそんなことはないラインナップかと思います。

集英社は漫画や雑誌だけでは決してない、ということをぜひ文庫から感じ取ってください。


角川文庫 夏フェア 2025

角川の特徴としては、購入した時点では特に何ももらえない、ということですね。対象本の帯に付いている応募券を送って抽選で何か当たるのを期待する、という感じです。はがきで送らなければいけません(これがめんどくさい……)。

まぁ角川文庫では夏だからといって特に何もない、くらいに思っていても良いんじゃないでしょうか。

対象本のラインナップは良くも悪くも「懐かしいものが多い」ということです。過去にベストセラーになった本がいくつも入っていますので、名前だけなら「もう見飽きたなぁ」と感じるものも多いかもしれません。

しかし、みんなが知っているようなベストセラー本だからこそ今こそ読んでみるのも良いのではないでしょうか。特に読書感想文を書くために本選びに困っているような学生たちでしたら、角川文庫の中から選ぶのが良いと思います。

誰も知らないようなタイトルの感想文を書いても「ふーん……」くらいで終わってしまいそうですが、「あーそれ!俺も読んだことある」「その本、ウチにあった」と言われそうな本であれば、もうそのタイトルだけで興味を惹くのではないでしょうか。

「ぼくらの七日間戦争」「リング」「君の名は。」などがラインナップされていますので、読んだことはなくても話は(映画で)知っている人が多そうでしょう。

「まずは角川文庫から見てみる」という探し方で夏の文庫をを選ぶのは悪くはないと思います。


最後に

いかがでしたでしょうか。

電子書籍でいつ何時でも手軽に本が得られるようになり、本屋で本を買うことが少なくなってきている昨今、それでも紙の本を買うのはやっぱり「本を手に取った」という実感があるからではないでしょうか。

ページをめくりながら物語を読み進めるあの感覚は、やはり紙の本だから得られるものです。

「最近、本読んでないなぁ」という方も、この夏の文庫フェアを機会にぜひ紙の本を読む楽しみへ戻ってみてください。夏の旅行のお供にもなりますよ。


今回はこのへんで。

それでは、また。

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