1話で挫折した僕が、数年越しに『ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE』でボロ泣きした理由
正直に告白します。
僕は数年前、この作品を一度「挫折」しています。
4月も後半に入り、いよいよゴールデンウィークが近づいてきましたね。
連休の予定を立てている方も多いと思いますが、もし「連休たってなぁ……予定もないしなぁ」とヒマを持て余しているそんなアナタ!
もしアナタが「アニメ? まあ、それなりに見るよ」という方なら、僕は一つのアニメを全力で推したいんです。
それが、『ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE(リライズ)』です。
「ガンダム」と聞くと、なんだか難しそう、設定が多そう……と感じるかもしれませんが、安心してください。
このシリーズは、ガンダムやガンプラの知識が全くなくても120%楽しめます。
むしろ、一つの上質なファンタジーやSF作品を見るような気持ちで、真っさらな状態で飛び込んでほしいんです。
「地味かな」と思って止めてしまったあの日
これまでの『ビルドファイターズ』や『ビルドファイターズトライ』、そして『ビルドダイバーズ(無印)』が、明るくて熱い「お祭り」のような雰囲気だったのに対し、『Re:RISE』の序盤はどこか静かで、淡々としています。
当時の僕は「他のシリーズに比べて、ちょっとスローテンポで地味かな……」と感じて、そのまま視聴をやめてしまいました。
ですが、つい2、3週間前。
ふとしたきっかけで再び再生ボタンを押した僕は、ちょうど連休中だったこともあり、そのまま睡眠時間を削って一気に完走。
そして最後には、画面の前で泣いていました。
「1話で切ってしまった数年前の自分を殴りたい」。今、心からそう思っています。
12話、13話で世界が「反転」する衝撃
中盤までは、確かに少しスローテンポに感じるかもしれません。
主人公のヒロトはどこか冷めていて、バラバラなチームメンバーが手探りで交流していく様子が丁寧に描かれます。
ところが、第1シーズンのクライマックスである第12話、そして第13話。
ここで物語が、それまでの常識では考えられない方向へと「ガチッ」と舵を切ります。
「え、ちょっと待って。これ、何が起こってる……?」
それまで「ゲームの中の冒険」だと思って見ていた景色が、音を立てて崩れ去り、全く別の表情を見せ始めるんです。
あの時のワクワクと、ゾクッとする感覚。
それまでの丁寧な描写が、すべてこの瞬間のための壮大な伏線だったと気づいた時の衝撃は、言葉にできません。
そして、その衝撃と共に語られるのが主人公・ヒロトの過去です。
周りの誰も頼ることなく、どこか冷めた感じでGBN(ゲーム)に向き合っていた彼が、なぜそうなってしまったのか。
その「きっかけ」となる過去が2話にわたって語られたとき、僕はもう、画面の前でボロボロに泣いてしまいました。
彼の孤独の深さと、背負っていたものの重さを知ったとき、それまでの物語の見え方が180度変わってしまったんです。
連休という贅沢な時間を使って、この「化ける」瞬間を味わってほしい
『Re:RISE』は、単なるロボットアニメではありません。
孤独な少年が過去の喪失と向き合い、再び立ち上がるまでの、非常に重厚な「再生」の物語です。
もし、この連休にまとまった時間があるなら、ぜひこの「ガンダムビルド」系シリーズをまとめて浴びてほしい。
全部が全部繋がっているわけではないけれど、最初から見たほうがぜっっっっったい、面白いから!
『ビルドファイターズ(無印)』→ ガンプラバトルの熱さに興奮し、
『ビルドファイターズトライ』→ 毎話が最終回級の熱い展開に感動し、
『ビルドダイバーズ(無印)』→ 仮想世界(GBN)の空気感を知り、
そして、満を持して『Re:RISE』の衝撃を味わう。
もしかつての僕のように、序盤で「合わないかも」と止めている人がいたら、伝えたいです。
「どうか12話まで見てください。そこからが、本当の物語の始まりだから」と。
最後の1話を見終えた時、きっとあなたもガンプラを手に取りたくなっているはずです。

