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【お知らせ】書籍『SDGsで読む世界史』が刊行されます!

🌏晶文社さんから本が出ます📖

運営している「みんなの世界史」アカウントのコンテンツをもとに、この度初の書籍を書きおろしました。

SDGsを世界史の中に位置付け、17の目標に関連する課題が世界史を通じてどのように変遷してきたのか対話形式でふりかえる新感覚の「世界史入門」です。上下巻の大部な作品となってしまいましたが、是非手に取っていただければ幸いです🙇

上下巻の大部な作品となってしまったことで、お手に取りにくい面もあろうかと思います。ここではいくつか本書の特長をお伝えしたいと思います。


(このページは今後情報を適宜追記します)

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本書執筆の経緯


そもそも、本書の執筆を依頼されたのは2020年のこと。

すでに掲載していた記事がきっかけでした。
ただ、このときの掘り下げ方には問題があったと思います。

そこで、いったん白紙に戻し、発展させていったのが本書となります。なお、ひと通りの執筆後に、SDGsの策定過程にしぼった記事としてこちら「SDGsとは一体何だったのか?」も公開しています。


本書の軸となっているのは、本意を言えば、世界史 "の中に" SDGs を位置付けるとどうなるかという疑問でした。
「SDGsでよむ世界史」というタイトルではあるものの「世界史のなかのSDGs」というほうが本意ではあります。
そのためには、「持続可能な開発」(SD)という概念の成立過程を探り、SDGsとSDそのものを切り分けて考えること。その上でSDGsの成立過程を世界史的に位置付けること。これらが本書の軸となっています。

SDGsをどのように位置付けるかについては、以前こちらにもまとめて公開ししてありますので、ご参照いただければと思います。


本書の特長


1.世界史を6つの「輪切り」にして学びなおします

長い世界史を6つの時期に再編集しました。



2. SDGsを歴史的視点から考える視点をバランスよく紹介しました

本書の見方は「SDGs史観」ではありません。
SDGsは現代の課題に向けた目標ですが、本書ではそれを「ありき」のものとはとらえず、SDGsが生み出された経緯をたどりながら、各目標の背景や歴史的な経緯を詳しく解説します。

SDGsがこの世界をどのように変革しようとしているのか、そして、なぜ叫ばれるようになったのか、各課題が「問題」と認識される過程に注目しつつ、背景を世界史の中に位置づけ、大きな「見取り図」を描くことを目指しました

なお本書は、世界史上の出来事を、SDGsという「普遍」的な基準を過去の時代にさかのぼって当てはめたり、評価したりする本ではありません。これから見ていくようにSDGsは20世紀後半になって初めて叫ばれた、それ自体歴史的に生み出された概念だからです

本書より
SDGsという現代的視点から過去の出来事をとらえるのではなく、
時代や地域による多様な開発・発展のあり方に注目します。



3.「開発」の歴史を世界史とリンクさせました

一体的に語られる機会の少なかった「世界史」と「開発協力の歴史」。現代世界の課題のルーツを過去に探りながら両者をリンクさせることで、 SDGsの世界史的な位置付けを試みます。​

本書より抜粋


4. 身近な話題とつなげる

SDGsを単なる理念ではなく、実際の歴史的な出来事と関連付けることで、より身近に感じられるように工夫しました。

5. 対話形式で分かりやすい

歴史に詳しくない方でも楽しめるよう、対話形式を取り入れています。難しい概念も噛み砕いて説明し、読みやすさを重視しました。

6. 具体的な事例を豊富に紹介

産業革命、植民地支配、戦後復興、気候変動対策など、具体的な歴史的エピソードを交えながら解説しています。

7.さらなる学びに向けた工夫も

直接の参考文献については、適宜脚注に記してありますが、間接的なものも含めたもののリストは、以下「追記予定」の箇所に掲載予定です。拙著の議論は、これらの著作者の賜物です。

8.歴史学の論点を、やさしく対話に織り込みました


世界史に対する見方はどのように変わったのか? どうして取り上げられるようになっているのか? 世界史全体の見通しを描きつつ、できるかぎり平易な記述を心がけました。


本書の試みた世界史観は上のほうのグローバルヒストリーです(本書より抜粋)



本書からどんなことが分かるのか?


  • SDGs(「持続可能な開発」概念)が生み出されるにいたった歴史的背景は何か?

  • SDGsそのものはどのような経緯で成立したものなのか?

  • SDGsに対し、賛同から批判までさまざまな主張が生まれているのはなぜなのか?

  • われわれは2030年で一区切りを迎えるSDGs、あるいは「開発」と、今後どのように向き合っていけばいいのか?

本書を通して、現在の課題の背景を歴史的な視点から多角的にとらえる視点・論点を整理し、未来のために何ができるのかを考えるヒントを得ることができます。


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おわりに


「気軽な世界史読み物」でありつつも、「わかりやすさ」のみを優先し、すべ てをすっと腑に落とさせるのではなく、少しでもそういうゴツゴツした部分 や引っ掛かり、複雑さを残しておきたい。そのような思いからですが、作意が果たされているか否かは、読者諸賢のご判断にゆだねたいと思います。

末尾になりますが、温かく授業を受けてくれた生徒のみなさん、発表の機会のきっかけを与えてくださったnoteのプラットフォーム、晶文社はじめ制作にかかわってくださったみなさんに、感謝申し上げます。

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以下、追記予定

●参考文献一覧

●簡易索引


●SDGsの世界史MAP
●SDGsの世界史年表
●SDGsの世界史人物17




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みんなの世界史 このたびはお読みくださり、どうもありがとうございます😊