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ネタバレ全開研究、映画「少女は卒業しない」


詳細に研究していきます。ネタバレ全開で行きます。結末を知りたくない方はここで左様なら。また会う日までお元気で。
評価4.2点(5点満点)
5★人生が変わった / 4★とてもよかった / 3★よかった / 2★つっこみどころ満載  / 1★怒りを覚える

映画「少女は卒業しない」は、卒業式をテーマに、まなみ・後藤・杏子・作田の4人の少女を軸に描かれるオムニバス作品。4.0以上の高得点をつけたくなる完成度だが、「櫻の園」や「桐島、部活やめるってよ」と比べると4.5には届かない。
卒業式を題材にした作品は多いはずなのに、強く印象に残る作品は意外と少ない。「櫻の園」や「金八先生」以外にはほとんど思いつかない。なにかありましたっけ? ダスティン・ホフマン主演の「卒業」には卒業式は登場しないし。 (きっとあるのだろうけれど、ちょっとググっただけでは、あまりこれという作品はなかった) 

【意外な幽霊、意外な犯人。まなみ、杏子の物語】
物語の中心にあるのは、料理部に所属する山城まなみ。恋人・佐藤駿のために弁当を作り続けてきた彼女は、卒業式で答辞を読むことを引き受ける。しかし、卒業式当日、保護者席にいた女性が駿の写真を抱えているのを見て、観客は衝撃の事実を知る。駿はすでに自殺していた。青春群像劇だと思っていたところに「実は幽霊でした」という展開が差し込まれ、オカルト要素があるとは思っていなかったので、意外性に驚かされた。
ただのオカルト要素ではなく、きちんと物語に根ざした背景がある。まなみは恋人を失い、大きな精神的ダメージを受けながらも、駿に届くようにと答辞を読み上げる決意をした。その「前に進もうとする姿勢」は、作田の心を大きく動かし、彼女自身を変えるきっかけとなる。
なぜ変わろうとしたのですか、という先生の問いに、作田は言う。
「山城さんが答辞を読むから、ですかね。山城さんが前に進もうとしているのに、私程度の悩みでうじうじしているのは、なんか恥ずかしいなって思って」
まなみの勇気が、周囲の少女たちの意識を変えていく。小さな変化が連鎖していく構造がちゃんと機能している。

作田の拠り所となる坂口先生もいい先生だったが、それとは別にワンシーンしか登場しないが、担任の教師も印象に残った。彼がまなみに答辞を依頼し、まなみはやってみようと思った。その教師はまなみが精神的にダメージを受けたことを慮ったのだろう。
校長の指導で書き直しをお願いするとき、教師は「もうしわけない」「引き受けてくれただけでもありがたいのに」と下手に出て、まなみの心情に丁寧に寄り添う。ワンシーンだけの登場ながら、生徒の気持ちを第一に考える「いい先生」として鮮やかな印象を残した。

もうひとつの大きな驚きは、森崎率いるバンド「ヘブンズ・ドア」のメイク道具を隠した犯人が、部長の杏子だったという展開だ。これも単に観客を驚かせているだけでなく、杏子の心情に深く結びついている。
中学時代、森崎は普通に歌っていたが、高校に入ってからは人前で歌わなくなった。皆が帰った後、一人で部室で歌う森崎の姿を、杏子は隠れて聞き続けていた。森崎の歌を誰よりも愛し、彼の才能を知っていたからこそ、杏子は「みんなに彼の歌を聴かせたい」と思った。それにヘブンズ・ドアの他のメンバーから出演辞退の申し出があったため、罪悪感はなかった。結果的に、森崎は人前で堂々と歌い、皆を魅了する。自殺した駿が生前に聴いていたのも森崎の歌声だったとわかり、杏子はひとりごちる——「思い知ったか」。
しかし、杏子の恋は実らない。卒業式後、校門で森崎を待つ杏子は、彼の仲間たちが集まって彼を取り囲む姿を見て、静かに立ち去る。森崎への思いを胸にしまったまま、杏子の淡い恋は終わる。華やかなハッピーエンドではなく、淡い未練と切なさを残す幕切れだった。

【後藤由貴の物語】
後藤由貴の物語は、上京する彼女と地元に残る彼氏との別れを描いたエピソード。現実によくある設定で、特別に目新しい展開はない。だからといってつまらないわけではない。むしろ日常的だからこそ、現実味と説得力がある。
彼女は、彼の生き方と自分の生き方では交わることがないと感じている。将来の方向性がまったく異なり、すれ違いは避けられない。
物語の冒頭から、二人の関係にはすでにぎくしゃくした空気が漂っている。1月の時点で溝が生まれ、修復は難しいと後藤は悟っている。遠距離恋愛を続ける選択肢はない。彼女は「別れること」を前提に考えている。だからこそ、最後は笑顔で別れたいと願う。その切なさが、後藤の物語全体に静かな余韻を与えている。

●恋人が別れるシーンの考察
恋人同士に亀裂が入ったシーンの結末にはいくつかのパターンがある。
①男が振る
②女が振る
③仲直りする
④双方が納得して別れる
この作品で描かれるのは④である。もっとも現実に多いのは②、つまり女性が男性を振るケースだろう。しかし、見ている側も心が痛むため、映像作品としては難しい選択肢になる。
①の「男が振る」場合はもちろん悲しいが、強い立場にある者が弱い者を傷つける構造から、観客の心の片隅にはわずかな爽快感が生まれることもある。今回の④は、お互いの気持ちを確認し、納得のうえで別れるため、もっとも穏やかで、もっとも切ない終わり方だといえる。

●小野莉奈は何してる?
後藤役を演じているのは小野莉奈。「中学聖日記」などでコンスタントに出演を重ねてきた若手女優で、「左様なら今晩は」で見せた小悪魔的な後輩役の演技も光っていた。しかし、事務所を退社し、2024年以降は出演作が見当たらない。このまま消えてしまうには惜しい存在であり、今後の復帰が強く望まれる。

後藤由貴の物語は、派手な出来事は起こらない。大きな衝突もなく、劇的な再会もない。ただ一人の少女が、自分の未来と向き合い、笑顔で別れを選ぶまでの過程を淡々と描く。そのリアルさが胸に残る。卒業式という節目の中で、夢と現実のはざまで揺れる少女の一歩を、静かな筆致で捉えたエピソードである。

【作田詩織の物語】
クラスから孤立している少女が、ほんの少しのやさしさに触れ、静かに心を解きほぐしていく過程を描いている。いじめられているわけではない。彼女は自分の意志で輪の中に加わらず、距離を保っている。人と関わることに臆病で、コミュニケーションが得意ではない。それでも、世界とつながりたいという小さな願いが、物語のなかで少しずつ形になっていく。
作田にとっての居場所は、図書室だった。担当の坂口先生は、生徒である彼女に対しても敬語で話す。その距離感が、作田にとっては心地よく、安心できた。作田は密かに坂口先生に思いを寄せており、図書室に通う時間は彼女にとって特別なものだった。
彼女は長い間、一冊の本を延滞していた。返せなかった理由は、その本が作田にとって「お守り」だったからだ。卒業式の日、ようやく彼女はその本を坂口先生に返却する。その本は彼女の中でかけがえのない存在であり続けていた。でも作田は新しい同じ本を本屋で買ってきていた。坂口先生は新しい本を取り、かわりにこれを持っていてくださいと、作田がずっと持ち歩いていた古い本を渡す。それが彼女にとって“お守り”だったことを先生は理解しているのだ。坂口先生がその気持ちを察し、彼女の心を丁寧に扱ってくれたことが、作田にとって大きな救いとなる。

物語の中盤、作田は勇気を出してクラスメイトに話しかける。突然の会話にも関わらず、話しかけられた子は自然に応じ、映画の話題を作田に振ってくれた。その後、「もっと話をすればよかったね」と声をかけ、アルバムにメッセージまで書いてくれる。これまで一言も交わさなかった相手が、実はやさしい気持ちを持っていたことに気づき、作田は小さな喜びを感じる。クラスの中でずっと孤立していると思っていたが、すぐそばに寄り添ってくれる誰かがいた。彼女にとって、その事実は大きな発見であり、心を少し軽くするきっかけとなった。

作田詩織の物語は、劇的な事件も大きな感情の爆発もない。それでも、彼女の内面では確かに変化が起きている。人との距離を縮める一歩を踏み出し、誰かのやさしさを受け取ることで、孤独な世界がほんの少し広がっていく。図書室での坂口先生とのやりとりや、クラスメイトとの短い会話は、彼女にとって何よりも大切な記憶として残るだろう。
「少女は卒業しない」というタイトルが示すように、作田は完全には変わらない。自分の殻を完全に破ることはできないまま、彼女は卒業の日を迎える。しかし、ほんの小さな交流ややさしさの記憶を胸に、次の世界へと一歩を踏み出す。多くの人がそうであるように、大人になるにつれ人とのコミュニケーションの取り方を覚え、素敵な出会いがいくつもあるのだろう。その微かな変化こそが、この物語の核であり、観客の心に長く残る余韻を生んでいる。

【登場人物】
山城まなみ 料理部。駿のためにお弁当を作ってくる。
後藤由貴 バスケ部 ボーイフレンドとの仲が気まずくなっている
作田詩織 クラスになじめず図書室通い。図書室の先生が親切にしてくれる
神田杏子 軽音楽部部長

佐藤駿 まなみの彼氏
森崎剛士 軽音楽部。ヘブンズドア・ボーカル。
寺田賢介 バスケ部員。教員を目指して地元の大学に進学する
坂口優斗 図書室を管理する先生

【舞台】 
移転のため校舎の取り壊しが決まっている、卒業式間近の高校
山梨。東京まで2~3時間。ぎりぎり通いづらい距離。

【プロット】
●まなみの物語
山城まなみ 佐藤駿
料理部のまなみは彼氏の駿のためにお弁当を作ってきている。
卒業式の答辞を読むことに立候補する。
夢でうなされる。後者を必死になって走る夢。
卒業式。保護者席の女性と目が合う。なぜか一人だけ泣きそうになっている。
女性は駿の写真を抱えている。駿は死んでいた。
本番で感極まってしまうまなみ。うまく読み上げられたかどうかは描かれない。
調理実習室でうなだれていたとき森崎の歌声に導かれて体育館に向かう。

●由貴の物語
後藤由貴 寺田賢介
後藤は恋人の寺田と喧嘩をしたらしく話していない。後藤は東京に、寺田は地元の大学に進学する。
卒業式の準備がととのった体育館でフリースローをする。入ったら寺田と話をする。ちゃんと別れたい、と思っている。
花火を買う。店のおばちゃんに「あんなことがあった」と何か大きな事件があったことがほのめかされる。
寺田に電話をする。寺田はそっけない。
一緒に登校する。後藤ばかりが話してぎこちない。
校門で、寺田は後藤がと東京に行くことを怒っていた。勉強だったら地元でもできるじゃないか。
寺田が後藤に謝り、屋上で一緒に花火をする。

●詩織の物語
作田詩織、坂口優斗
図書室にやってくる。鍵が開いていなかった。坂口先生がやって来る。クラスには居場所がない。先生は作田に敬語で話す。
先生もクラスになじめなかった。卒業式のあとの地獄のアディショナル・タイムがきつい。
誰かに話しかけてみてください。同意してはいけません、とアドバイスをくれる。
隣の女の子にはなしかける。「それキャリーだよね」
バスの中。本を抱えている。子どもに話しかけられる。何を読んでいるの、おもしろいの? わからない。でもお守りのようなもの。
本屋で先生に会う。送ってもらう。買い物袋のネギ。「今日は僕の当番なんです」既婚者だとわかる。
まなみが答辞をよむことになって自分もしっかりしなきゃいけないと思った、という。
卒業式のあと、キャリーの女の子とアルバムへのメッセージを交換する。もっと話をすればよかったね。
先生に延滞していた本を返す。本屋で新しい本を買った。「これは僕がもらいます」先生は新しい本を取り、作田には図書館の本を渡す。

●杏子の物語
神田杏子 森崎剛士
卒業式ライブの投票でヘブンズドアがダントツの一位。ふざけて投票したらしい。
投票ではトリになるはずだが、他の部員、桜川は不満。俺たちは一生懸命やってきた。卒業式ライブにかけていた。
ヘブンズドアは口パクのヘビメタバンド。
杏子は森崎と同じ中学。中学時代の彼は覚えていない、という。
自転車に二人乗りで帰る。並んで写真を撮る。
ヘブンズドアのメイク道具、音源がなくなった。投票に不満だった桜川が疑われて部内はトラブルになる。
森崎はアカペラで歌うことになる
後輩、杏子に「メイク道具隠したの先輩ですよね」
うそをついた。中学生時代の彼をよく覚えている。あのころは普通に歌っていた。誰も知らないけれど部活が終わった後、一人で歌っていた。その歌声が好きだった。私だけのものにしておきたかった。
みんなに森崎の歌声を知ってもらいたかった。

【箱書き】
#卒業まであと二日
#下駄箱で駿に話しかけられるまなみ 。「昼休みな」
 (後からわかる) 駿は幽霊
#杏子が友達とじゃれる 。卒業式の後はライブで忙しい。
#クラスに入れない作田 。図書室に行く。先生と話す。
#体育館 。卒業式のリハーサル。後藤が友達とはしゃぐ。写真撮るために体を絞った。(人物の紹介意外に意味はないかも)
#送辞 。杏子。森崎が髪を染めてきたことを叱られている。
#後藤は男子生徒を気にしている 。(後からわかる)恋人の寺田。在校生と呼ばれ一人だけ立ってしまう。
#答辞 。まなみが呼ばれる。後藤、作田が見つめる。(後からわかる)彼氏が自殺していた。
#答辞を引き受けたことをともだちはびっくりしたという
#後藤 、立ってしまったことをからかわれる。寺田と目が合うが避ける。気づく友達。
#後者の取り壊しの話からからけんか 。「俺はずっとここで生活していくんだ」このままでいいのかと友達に言われる。
#杏子に後輩が呼びに来る
#人気投票でヘブンズドア 。在校生がおもしろがっていじっている。出演順はこのままでいいのか。迷う杏子。
#一人でいる作田 。本を持っている。(後からわかる)お守りにしていた本。
#チャイムが鳴る
#まなみ 、当時の文章に書き直しをお願いされる。申し訳なさそうな先生に対して快諾する。帰るまなみに校舎のこと見て行こうかなと思っている。卒業後専門学校に進む。
#図書室 。作田が入って来る。先生は本を段ボールに詰めている。新しい校舎に移すのだ。「大丈夫でした?クラスにいづらいと言っていましたが。」「私はクラスで浮く。」「僕も同じタイプでした。」「私もちゃんと話せるようになりますか?」
→ということを作田はちゃんと言語化できている。
#フリースローする後藤と友達 。バスケ部だった。入ったらもう一回寺田と話す。喧嘩別れする。引きでカメラ。ゴールに入る。
#軽音楽部 。納得できない桜川。こんなふざけたバンドが一位なわけない。杏子、このままで行こう。本気でやってるのにネタにされるのはムカつく。
#ヘブンズドアの演奏 。スティックを落とすが演奏は続く。口パクだったとわかる。
#外で見ている杏子と桜川 。俺たちは頑張ってきた。後輩から中学時代の森崎を聞かれるが覚えていないと答える。
#廊下 、教室、校庭をスローモーション。
#屋上から見ているまなみ
#まなみ 、鍵を開けて調理実習室に入る。駿が来る。今チャンスかも。周りだれもいない。(なにをするのか気になる)弁当を渡す。二つ作ってきている。レンジでチンする。先生が来た、と脅す。
#図書室 。整理を手伝う作田。地獄のアディショナルタイムの話をする。さっさと帰ってしまったがそれもまたむなしかった。自分から声をかけてください。相手の言うことに同意しないでください。
#後藤と友達 、自転車で帰る。花火を買いに行く。ただ話すだけだったら暗くなる。坂道を引きの画で狙う。人止めしている。12月から二人はそんな感じ。「長」私は上京組。私は東京で頑張りたい。彼は地元に残る。
#農地を走る 。卒業がなかったら楽しいのにね。
#ヘブンズドアのメンバー 、無理。自信がない。森崎「俺が一人で出る」
#教室 。卒業まであと一日。作田が入って来る。話をしている「女の子が豚の血をあびるやつ」「キャリーじゃない?」「作田さんって映画詳しいの?私ホラー映画好き。作田さんもホラー好きなの?」
→嫌われているわけではなく、はなしかけたら受け入れてくれた
#実習室 。駿、ダニーボーイをうたっている。「部活していると時々聞こえてくるんだよね」→森崎が歌っていた。もっと印象付けてほしかった。
旗をさしている。お弁当の国旗を集めて国連の国旗をコンプリートする。お弁当のお礼でゼリーを渡す。俺たち大学生になるって本当かな。ずっとこのままがいいよな。
まなみの後姿を少しずつ寄っていく。
#花火屋 。おばちゃんもシマ高出身。「去年色々あって大変だった」→(後からわかる)駿の自殺
#軽音部の部室 。鍵を閉める森崎。
#校庭で杏子が待っている 。一緒に帰ろう。二人乗りで帰る。
#6年も一緒 。今の森崎見たらびっくりするよ。卒業後はおじさんの仕事を手伝う。森崎は森崎だね。神田は変わったな。
#二人で写真を撮る 。笑い方を注文する。
#後藤の部屋 。寺田に電話をする。明日会いたい。花火の約束。一緒に学校行こう。別れを告げた後まだつながっていることに気づき通話に戻るが電話は切れていた。
#本屋の前で作田と先生が会う 。言う通りやってみたけれど全然ダメでした。会話は進まなかった。
#ネギを持っている 。「今日は僕が作る番なんです」作田さんは偉い。逃げてばっかりいると言っていたがちゃんと努力している。「どうしてこのタイミングで変わりたいと思ったんですか?」
「山城さんが答辞を読むから。山城さんが前に進もうとしているのに、私程度の悩みでうじうじしているのは、なんか恥ずかしいなって思って」
→(後からわかる)恋人の駿が自殺した。
#答辞を修正しているまなみ
#ブラックアウト
#校舎を走るまなみ 。スローモーション。
#ベッドでうなされているまなみ
#料理をしているまなみ
#朝 、待っている後藤。寺田がやって来る。
#登校する後藤と寺田 。一緒に投稿するのは初めて。思い出話をするが寺田は覚えていない。
#バスの中 。本を持っている作田。前の子供、何を読んでいるの。「朝焼けの空の下で」おもしろいの? わからない。魔法の本。持っているだけで力をもらえる。
#実習室に来るまなみ 。だれもいない。「お弁当作ってきたよ」旗を見る。弁当を置いて出ていく。
#杏子の携帯がなる 。驚いた表情で見る。メイク道具がなくなった。部室に駆けつける。→この表情はどうだろうか? 杏子は知っているのだ。
#桜田 、まじで俺やってないから。
#衣装もメイク道具もない 。メンバーは桜田を疑っている。
#後藤 「寺田とは明るく別れたかった」 寺田「勉強だったらこっちの大学でもできるのに、自分で決めておいて明るく別れたいとか勝手すぎる」
#卒業まで0日
#廊下で並ぶ 。さくらがきれい。見つめるまなみ。
#体育館に入る 。まなみを追う。保護者席の女性と目が合う。泣きそうになっている。
#送辞を読む在校生
#答辞 、まなみの名前が呼ばれるが立ち上がらない。二度呼ばれて返事もせず立ち上がる。壇上に登る。泣いている女性、駿の写真を抱えている。息が激しくなる。
#(回想)後者を走るまなみ。外に出る。駿が窓から落ちた。血を流して倒れている駿。
#ブラックアウト
#拍手に送られて出ていく生徒たち
#アルバムが配られる 。泣いて抱き合う女生徒。制服を放り投げる生徒たち。スローモーション。
#実習室でうなだれているまなみ 。友達になぐさめられている。弁当を開ける友達。すごくおいしそう。国連加盟国は139か国ある。まだ全然足りていない。
#桜 。校庭で部活の仲間と抱き合う後藤たち。男子も一緒。「だめかもしれない」と後藤。
#ライブの準備 。どうします、もうすぐ客入れの時間だけれど。杏子「大丈夫。アカペラで歌うしかない」
#体育館の外 「森崎なら歌える。うそついて。本当は覚えている。森崎の事。普通に歌ってた。森崎なら歌える。きっと全部に勝てるから」
#教室 。帰ろうとする作田。隣の席の子が声かける。帰るの?卒アル貸して。メッセージを交換。もっと早くから放せばよかったね。「今度一緒にキャリー見ようね。さち」
#校庭のベンチの後藤と友達 。きちんと東京に行く理由を話すしかない。地元の大学卒業して、先生になって、この街の子供たちにバスケを教えたい。寺田の夢を傷つけること言いたくない。自分が嫌われた方がいいかも。
#ライブ 。女子コーラス。
#出番を待っている森崎 。森崎のうたをみんなに聞かせてあげよう。すごさをわからせてあげよう。後輩が見ている。→このときに後輩は気づく。
#後藤 、ロッカーからバケツを取る。
#ライブ 。二番手が出ていく。頑張れ。後輩「もしかして部長ですか。隠したの」
→意外に犯人
#図書室 。先生と作田。「卒業おめでとうございます」と頭を下げる。見てくださいこれ、とメッセージを得意げに見せる。本を返す。一度も催促しなかったですね。ずっと借りたままだったのに。私はここがあったら3年間通い続けられました。図書室が私の居場所だったことが支えでした。この本は私の居場所を思い出させてくれる大切な本でした。
#ライブ 。卒業おめでとう。
#なんで隠したのですか ?「みんなは知らないと思うけれど、みんなが帰った後森崎が歌う。中学校の頃のように。その歌を聞くのが好きだったんだ」
#森崎 、舞台に立つ。「メイク?」と茶々が入る。
#私だけのものにしておきたかった 。中学の時のようにライバルが増えると困るから。でももういいか。今日で最後だから
#ダニーボーイをアカペラで歌う
#調理実習室 。これ歌っているの誰だろう。
#「どうだ。思い知ったか」
#屋上 。花火をしている後藤。寺田が来る。さっきはごめん。一緒に花火する。ここで音楽。(今まで使わなかったのでは?)風よけで笑い合う。泣き笑い。
#図書室 。いいんですか? 本を渡す。昨日同じのを買いました。図書館の本を渡す。作田さんはこっちを持っていてください。泣く作田。「私、卒業したくないです」
#まなみが会場に入って来る 。森崎君が歌っていたんだ。→駿が歌っていた。駿に教えてあげたい。(そのあとセリフ聞き取れず。いいシーンなのに残念)
#歌いおわる 。卒業おめでとうございます。拍手。
#誰もいなくなった体育館にまなみ一人 。駿が現れる。見ているこっちが寒いから、と自分のジャケットを着せる。答辞を読んで聞かせる。「なかなかとけなかった河川敷の雪も、きれいな川の水へと変わり~」聞いている駿。
#図書室 、作田振り返る。
#校門で待っている杏子 。森崎がやって来るが、友達に声をかけられて、一人去っていく杏子。
#後藤と寺田 。ハイタッチして別れる。
#読み終わるまなみ 。目の前には駿はいない。
#タイトル 「少女は卒業しない」
#エンドロール

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