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【マイナスの使い方】

今からあなたに、ある技を伝授しようと思います。

この技は強烈です。

私自身、この技で世界が2つになったような気持ちになりました。

あまりにも強烈なため、私とあなたの秘密におねがいします。

また、この記事はマニアックなので、スキじゃない方も多いんじゃないかなって思います。正直嫌われるのが怖いです(苦笑)

あらゆる方が、

物事には良い面と悪い面がある。
表裏一体。
陰陽の法則。
ピンチはチャンス。
人生万事塞翁が馬。

などとおっしゃっています。

本当でしょうか?

一緒に考えてみてくださいませんか?


A 親父が厳しすぎる

これについて、良い面が思いつくでしょうか?

・・・。

親父が厳しすぎると、以下のような得られるものがあります。

①無視されることに免疫がつく
②叱られ慣れる
③なだめる術を覚える
④逆切れして黙らせる術を覚える(苦笑 どうしようもないときのみです)
⑤社会に出たときに、普通の人が優しく思える
⑥厳しい中にも、愛情があることがわかる時がある

私は長い間、この問題と向き合いました。

親父に認められたくて、がんばってきたところがあります。



次の問題も、一緒に考えてみてくださいませんか?

B 上司が嫌な奴である

上司が嫌な奴であると、以下のような得られるものがあります。

①嫌な奴についての免疫がつく
②嫌な奴の扱い方がわかる
③嫌な奴ではない上司のありがたみがわかる★
④嫌な奴なので、恋愛感情を持つ心配がない(不倫等の心配がない)
⑤嫌な奴ほど、心を開くと強力な味方になってくれる場合が多々ある★

⑤は特に重要です。


どんどん難しくなります。

次の問題も一緒に考えてくださいませんか?

C 四年半ひきこもっていた

以下のような得るものがありました。

①孤独の寂しさを知る
②自信過剰だったと気づいた
③人がなぜ挫折するのか理解できるようになる
④同じ立場の方の気持ちを理解できるようになる
⑤乗り越えたときに、「良い前例」として受け入れられることがある
⑥自分一人では生きられないことがわかった
⑦結局、一歩踏み出すのは自分であることがわかった
⑧「何もしないことこそ最大のリスク」という教訓を得た(私の場合です)
⑨休むことの重要性がわかった
⑩人生や価値観を考え直した
⑪自責の念に気づけた★
⑫「失敗してもいいからやってみて」等の言葉に励まされた
⑬後で思い返すと、この期間があったからこそできることがある
⑭本気で「死」が隣り合わせになったときに、「人の記憶に残りたい」と思った
⑮この四年半の反動で、人生でやりたいことを150も進めることができた★
⑯0か100かの思考、完璧主義に気づいた
(中途半端な結果なら、やらない方がましという考え)に気づいた

一番の弱点から得るものが多かったことに気づきました。



D 最後に、母の死

重いテーマなので、考えたくない方は、ここで離脱してください。

本当に、母の死から得られるものなどあるのでしょうか?

17年以上たった今、やっとわかりました。

①母がいなくなって、いかに私たちのためにがんばってくれていたか、そして、どれほどの愛情を注いでくれていたかがわかった
②甘える場所がなくなり、独立心が育つ
③残された父に対して、今まで愛情をもって接していなかったことに気づいた
④残された家族の結束が強まる★
⑤自分で料理・洗濯・掃除等をする機会が増え、技術が身についた
⑥「母は心の中で生き続ける」そういう考えになった
⑦一人親だった人の苦悩や、大切な人を失った人の気持ちが、一部だけ理解できるようになった

もちろん、この答えは私自身の答えなので、あなたに当てはまるかはわかりません。

良いことを、良いことと受け取ることは簡単です。

ここで私がお伝えしたいのは、一見悪い出来事の中にある、良い側面を理解すること。

つまり、

「マイナスの使い方」

瀬海歩がオススメしたい技

です。

誤解のないようにお伝えすると、私はつらい出来事を「良いことだった」と肯定したいわけではありません。

つらい環境から逃げることや、嫌な相手と距離を置くことが必要な場合もあります。

無理に良い面を探す必要もありません。

ただ、すでに起きてしまった出来事の中に、これからの人生で使えるものが残っていないかを探す技です。

この技を覚えると、世の中の良いことが一気に増えて、世界が2つになります。

出来事そのものは一つでも、

「失ったものだけを見る世界」と、
「そこから得たものも見つける世界」。

二つの世界が見えるようになります。

もちろん、もうすでに知っているよという方や、すでに実践されている方もいらっしゃるかと思います。


私は19種類の仕事を経験し、17回転職したお話をしました。

最初はこう思っていました。

「なんて仕事運がないんだろう?」

今はこう思っています。

「私の考え方に問題があった」

4~5回ぐらいの転職なら、会社に問題があったと言ってもいいでしょう。

しかし、17回も転職するのは、会社ではなく、私の方に問題があります。

ここで、生きていくために身につけたのが、この「マイナスの使い方」です。

もちろん、適性や生きがい、価値観など、いろんな視点もあるかと思います。

今、あなたにある問題。

  • 例えば、ことあるごとに誰かとトラブルになってしまう。

  • 周りが嫌な奴だらけである。

  • 相手の価値観や行動を、自分の思い通りに変えようとしてしまう。

  • 嫌な思い出ばかりがピックアップされている。

これらの問題がある場合は、この「マイナスの使い方」という技を使ってみてください。

私自身の自戒の意味もこめています。

私も、まだこの技を使いこなせてはおりませんが、強力な技です。

あなたのお役に立てますように。

他にもあったら、是非コメントで教えてください。
お気軽に。

追記
「マイナスの使い方」は、私が自分の経験からたどり着き、自分なりに名づけたものです。

しかし、この記事を書いたあとに調べてみると、哲学や心理学、仏教の世界にも、これに近い考え方がすでに存在していました。

精神科医・哲学者のヴィクトール・フランクルが唱えた、
悲劇的楽観主義(Tragic Optimism)

ニーチェの、
アモール・ファティ(運命愛)

現代心理学における、
認知的再評価(Cognitive Reappraisal)

そして仏教の、
変毒為薬(へんどくいやく)

それぞれ意味は少しずつ異なりますが、苦しみや不幸をただ肯定するのではなく、そこから意味や成長、これから使えるものを見つけるという点では、私の考える「マイナスの使い方」と重なる部分があります。
偉人たちはそれぞれの言葉で表現していますが、私はもっと不器用に、
「マイナスの使い方」
と呼ぶことにします。
やっぱり偉人たちは偉大ですね。

補足

皆さまのお陰様です。(順不同 最近追加してくださった方々)


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