「こどもに優しいまち」をはどこへ?近藤みほ議員が流山市公立幼稚園の見直し陳情に反対し、市民と対立。
要約
近藤みほ議員は、令和5年市議選で3,969票を得てトップ当選した3期目の流山市議会議員です。本人サイトでは「こどもに優しいまちは、みんなに優しい」「妊娠期からの子育て支援」「子どもの育ち・学び」「インクルーシブ教育推進」「市民の声を行政に届ける」といった言葉を掲げています。一方、令和6年3月の流山市議会では、市内唯一の公立幼稚園である流山市幼児教育支援センター附属幼稚園の廃園方針見直しを求める陳情に反対しました。この記事では、その表決と本人が掲げてきた政策の整合性を確認します。
この記事で確認すること
近藤みほ議員の基本プロフィール
トップ当選・3期目議員としての重さ
本人が掲げる子育て・教育・インクルーシブ教育政策
公立幼稚園廃園方針の見直し陳情で反対した事実
「市民の声を行政に届ける」と反対票の整合性
流政会の有力議員としての説明責任
まず結論
近藤みほ議員は、令和6年3月19日の流山市議会で、陳情第16号「流山市幼児教育支援センター附属幼稚園の廃園方針」の見直しを求める陳情書に対し、反対しました。
これは「廃園条例に賛成した」という意味ではありません。
しかし、少なくともこの時点で、近藤議員は市民が求めた「廃園方針を見直してほしい」という陳情には反対したということです。
私は、この反対票を非常に重く見ています。
なぜなら、近藤議員は単に「子育て」を軽く掲げている議員ではなく、本人サイトやnoteで、子育て、教育、インクルーシブ教育、市民の声をかなり具体的に掲げてきた議員だからです。
その議員が、流山市唯一の公立幼稚園の見直しを求める市民陳情に反対した。
これは、市民が厳しく確認すべき表決です。
対象議員:近藤みほ議員
会派:流政会
所属政党:無所属
所属委員会:議会運営委員会、市民経済委員会
期数:3期
令和5年市議選:3,969票でトップ当選
陳情第16号への態度:反対
市民向けの整理:公立幼稚園廃園方針の見直しを求める市民陳情に反対した
近藤みほ議員の基本プロフィール
公開資料上、確認できる近藤みほ議員の基本情報は次のとおりです。
氏名:近藤みほ
会派:流政会
所属政党:無所属
期数:3期
所属委員会:議会運営委員会、市民経済委員会
令和5年市議選:無所属・現職、3,969票でトップ当選
近藤議員は、令和5年市議選でトップ当選しています。
つまり、単なる一人の市議というだけでなく、市民から大きな期待を受け、市議会内でも一定の影響力を持つ人物として見る必要があります。
さらに3期目であり、流政会所属の有力議員です。
そのため、公立幼稚園廃園方針の見直し陳情への反対は、「よく分からない一票」では済みません。
子育て・教育を掲げてきた有力議員が、なぜ見直し陳情に反対したのか。
ここは、市民に対して明確に説明されるべきです。
本人が掲げていた子育て・教育政策
近藤議員は、令和5年市議選の選挙公報で、「あなたと、一緒に創る」を掲げています。
政策項目としては、次のような内容が確認できます。
妊娠期からの子育て支援
子どもの育ち・学び
しごくり・まちづくり
行政改革・DX推進
女性・シニア政策
本人サイトでは、さらに具体的な子育て・教育政策が書かれています。
たとえば、孤独な子育てへの問題意識、乳幼児期は人としての土台をつくる時期であること、まちぐるみで子どもを育てるまちにしたいという趣旨が確認できます。
また、「子どもの育ち・学び」では、一人ひとりの個性に寄り添い、子どもの多様な居場所・学び場を増やす趣旨も掲げています。
特に重要なのは、インクルーシブ教育推進です。
本人サイトでは、個別支援計画の活用、連続性のある多様な学びの場、専門人材の配置、特別支援コーディネーターを支援する人員の拡充などが整理されています。
これは、今回の公立幼稚園廃園問題と非常に近い論点です。
流山市幼児教育支援センター附属幼稚園は、市内唯一の公立幼稚園であり、要配慮児や発達支援の受け皿としての役割も問われているからです。
公立幼稚園の見直し陳情で、近藤議員は反対した
令和6年第1回定例会の議員別表決結果一覧では、陳情第16号に対する近藤みほ議員の欄は「×」です。
表の見方では、○は賛成、×は反対、-は棄権です。
つまり、近藤議員は、令和6年3月19日の流山市議会で、流山市幼児教育支援センター附属幼稚園の廃園方針見直しを求める陳情に反対したということです。
ここで問われていたのは、最終的な廃園条例そのものではありません。
問われていたのは、市民が求めた「廃園方針を見直してほしい」という陳情に賛成するかどうかです。
近藤議員は、それに反対しました。
私は、この点を非常に重く見ます。
なぜなら、近藤議員の政策発信は、単なる抽象的な「子育て大事です」ではなく、乳幼児期、子どもの多様な学び場、インクルーシブ教育、専門人材、特別に配慮が必要な子どもたちに関わる具体的な内容を含んでいるからです。
その議員が、公立幼稚園の廃園方針見直しには反対した。
この整合性は、市民が見過ごしてはいけません。
「こどもに優しいまちは、みんなに優しい」と反対票の矛盾
近藤議員は、本人サイトで「こどもに優しいまちは、みんなに優しい」という趣旨の言葉を掲げています。
この言葉自体は、非常に大切です。
しかし、本当に子どもに優しいまちを目指すなら、市内唯一の公立幼稚園を廃園する方針について、市民が「見直してほしい」と声を上げたとき、その声にどう向き合うのかが問われます。
公立幼稚園は、単なる一施設ではありません。
要配慮児、発達支援、私立園では受け止めにくいケース、公立だからこそ担ってきた役割。
こうした論点があるからこそ、市民は見直しを求めたはずです。
それに反対するなら、近藤議員には少なくとも次の説明が必要です。
公立幼稚園が担ってきた役割をどう評価したのか
要配慮児や発達支援が必要な子どもの受け皿をどう考えたのか
「多様な学びの場」と、公立幼稚園廃園方針はどう整合するのか
市民の見直し要求に反対した理由は何か
廃園後の代替策が十分だと判断した根拠は何か
私は、この説明なしに「こどもに優しいまち」を語るのは不十分だと感じます。
「市民の声を行政に届ける」と反対票の矛盾
近藤議員の本人サイトでは、市民の声を行政に届けることや、陳情・請願の仕組みを使って議会を通じて提案できることが案内されています。
これは、民主主義の入口として、とても重要な説明です。
しかし、今回の陳情第16号は、まさに市民が正式な制度を使って提出したものです。
市民が「廃園方針を見直してほしい」と陳情した。
それに対して、近藤議員は反対した。
ここで市民が問うべきことは明確です。
「市民の声を行政に届ける」と掲げる議員が、市民から出された公立幼稚園廃園方針の見直し陳情には、なぜ反対したのでしょうか。
これは、かなり強い批判軸です。
声を届けると言うなら、都合のよい声だけでなく、行政方針に立ち止まることを求める声にも、正面から向き合う必要があるはずです。
トップ当選議員・流政会の有力議員としての責任
近藤議員は、令和5年市議選でトップ当選した3期目の市議です。
また、流政会所属の有力議員でもあります。
今回の公立幼稚園廃園方針をめぐる表決では、流政会所属議員が見直し陳情に反対する側に回ったことが、市民にとって大きな確認事項になっています。
もちろん、会派内でどのような議論があったのか、近藤議員個人がどのような理由で反対したのかを、こちらが断定することはできません。
しかし、公開資料上で確認できることは明確です。
近藤みほ議員は、流政会所属の3期目・トップ当選議員として、公立幼稚園廃園方針の見直しを求める陳情に反対した。
この表決について、説明責任は軽くありません。
むしろ、子育て・教育政策を専門的に発信してきた議員だからこそ、他の議員以上に、市民への説明が求められると私は考えます。
過去の説明姿勢から見える論点
近藤議員の本人サイトには、2017年の新川耕地スポーツフィールド契約変更に関する記事もあります。
その記事では、議会承認前の工事着手をめぐり、「議会への説明不足」「議会軽視」という声があったことに触れつつ、近藤議員自身は総合的に考えて賛成したと説明しています。
これは不祥事と書くべきものではありません。
ただし、政治姿勢を見るうえでは参考になります。
行政側の説明不足や手続き上の問題が論点になった案件でも、近藤議員は総合判断で賛成したことがある。
今回の公立幼稚園廃園方針でも、市民の声や説明責任が問われる中で、見直し陳情には反対しています。
だからこそ、市民としては、今回の反対がどのような判断基準に基づくものだったのかを確認する必要があります。
市民が確認すべきこと
私たち市民が確認すべきなのは、単に「誰が悪いか」ではありません。
確認すべきなのは、議員が掲げる言葉と、実際の表決行動です。
近藤議員は、子育て、教育、インクルーシブ教育、市民の声を掲げています。
一方で、公立幼稚園の廃園方針については、市民側の見直し陳情に反対しました。
ここで市民が確認すべき問いは、かなり具体的です。
なぜ、市内唯一の公立幼稚園の廃園方針見直しに反対したのか
「こどもに優しいまちは、みんなに優しい」と、この反対票はどう整合するのか
「インクルーシブ教育推進」と、公立幼稚園の役割をどう考えたのか
「市民の声を行政に届ける」と掲げながら、市民の陳情に反対した理由は何か
廃園条例案が正式に出た場合、どのような態度を取るのか
これは感情的な攻撃ではありません。
地域の政治を見るうえで、市民が当然確認すべきことです。
最後に
近藤みほ議員は、令和5年市議選でトップ当選した3期目の市議です。
本人サイトでは、「こどもに優しいまちは、みんなに優しい」「妊娠期からの子育て支援」「子どもの育ち・学び」「インクルーシブ教育推進」「市民の声を行政に届ける」といった言葉を掲げています。
それにもかかわらず、令和6年3月19日の流山市議会では、流山市唯一の公立幼稚園について、廃園方針の見直しを求める陳情に反対しました。
私は、この表決はかなり重いと考えています。
公立幼稚園の廃園は、ただの施設整理ではありません。
流山市がこれまで掲げてきた「子育てのまち」という言葉が、実際にどこまで子どもたちや保護者の側に立っているのかを問う問題です。
そして、議員が掲げる「子育て」「インクルーシブ教育」「市民の声」という言葉が、本当に議会での判断に反映されているのかを問う問題でもあります。
近藤みほ議員の反対票についても、今後の説明と行動を引き続き確認していきたいと思います。
主な確認資料
流山市議会「議員の紹介」
https://www.nagareyamagikai.jp/gaiyo/流山市「令和5年4月23日執行 流山市長選挙・流山市議会議員一般選挙投票結果・開票結果」
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/information/1008966/1009079/1009080/1042189/index.html流山市「令和5年執行 流山市長・市議会議員一般選挙選挙公報」
https://www.city.nagareyama.chiba.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/042/189/r5sigikouhou.pdf流山市議会「令和6年第1回定例会 議員別表決結果一覧」
https://www.nagareyamagikai.jp/doc/2024032200014/file_contents/R6-1_giketukekka.pdf近藤みほ議員 公式サイト
https://mihokondoh.net/近藤みほ議員 マニフェスト
https://mihokondoh.net/manifest/近藤みほ議員 プロフィール
https://mihokondoh.net/profile/近藤みほ議員 note
https://note.com/mihokondoh近藤みほ議員 新川耕地スポーツフィールド契約変更に関する記事
https://mihokondoh.net/2017/10/post-3652/
確認できた事実と、未確認の事項
確認できた事実
近藤みほ議員は、流山市議会公式ページで会派「流政会」、所属政党「無所属」、期数「3期」と掲載されている。
所属委員会は、議会運営委員会、市民経済委員会である。
令和5年流山市議会議員選挙では、無所属・現職として3,969票でトップ当選している。
本人サイトでは、妊娠期からの子育て支援、子どもの育ち・学び、インクルーシブ教育推進などが掲げられている。
本人サイトでは、市民の声を行政に届ける趣旨の記載が確認できる。
令和6年第1回定例会の議員別表決結果一覧で、陳情第16号に対し、近藤議員は「×」だった。
「×」は反対を意味するため、近藤議員は廃園方針の見直しを求める陳情に反対したと整理できる。
未確認の事項
近藤議員が陳情第16号に反対した具体的な理由。
廃園条例案が正式に出た場合、近藤議員がどのような態度を取るか。
流政会内で、廃園方針見直し陳情についてどのような議論があったか。
本人がこの表決について、市民向けに詳しく説明しているかどうか。
