助言がプレッシャーになりませんか?来年のWBCに大谷選手が出場へ。レジェンドの王さんが「1番打者」起用の提言。貴重なご意見でも、チームに重圧となるのでは?
助言がプレッシャーになりませんか?来年行われる野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。今年のナリーグMVPに選ばれた大谷翔平選手が出場する。レジェンドの王貞治さんは1番打者に起用するよう提言した。貴重なご意見に違いない。ただ、チームに重圧とならないだろうか?
大谷選手は今季、投打二刀流が復活。投げてはレギュラーシーズンで防御率2.87と安定感漂うピッチングを披露。打っては自己最多となる55本塁打を放った。
ドジャースの2年連続となる世界一に貢献。ナリーグのMVPに輝いた。MVPはアリーグ時代の受賞も含めて3年連続4度目。大谷選手は今や、メジャーリーグのメインストリームを駆けている。
そして来年行われるWBCへ出場することを決意した。チームの戦力が分厚くなる。そしてWBCの注目度も一気に上がること間違いない。
2日に東京の参議院議員会館で行われた「野球の未来を考える議員連盟」の設立総会。レジェンドの王さんは来賓として出席し、あいさつした。
その中で、王さんはWBCでの大谷選手の打順について尋ねられた。ここで王さんは「ドジャースで1番を打ったりしているから、今までみたいなクリーンアップじゃなく、1番と言うケースも出てくるでしょうね」と回答した。王さんからの「1番起用」の提言だ。
2023年の前回大会では、大谷選手は全7試合に3番打者で出場している。打率4割3分5厘、1本塁打、8打点と、侍ジャパンの優勝に貢献した。
王さんは2006年に行われた第1回WBCで日本を指揮して、優勝へと導いた。大会中に、他国の対戦チームの選手が、王さんにあいさつに来る場面もあった。
公式戦通算本塁打868本は世界最多。「世界の王」は今なお、絶大な人気を誇っている。
今月1日にテレビ朝日で放送された「プロ野球総選挙」。心に残るレジェンドをプロ野球ファン5万人が選ぶ内容。その中で、1位のイチローさんに続き、王さんは2位に選ばれた。
王さんが現役を引退したのが1980年。あれから45年経っても、王さんの偉業はファンの心の中に深く刻まれているのが分かる。
その王さんからの「1番大谷」の提言。貴重なご意見だと思う。ただ、チームに重圧とならないか不安にも思える。
ドジャースでは、大谷選手が1番を打っても、フレディ・フリーマン選手やムーキー・ベッツ選手らスーパースターに中軸を安心して任せられる。
ただ、極度にプレッシャーのかかる国際試合で、大谷選手を1番に据えた場合、中軸の選手への重圧は計り知れないだろう。前回大会では、村上宗隆選手が不振に陥って苦しんだ。やはり、かなりの重圧が選手の打撃を狂わせてしまうのだろう。
王さんも打順を決めるのは指揮官だと理解した上での提言だ。井端弘和監督はどんなオーダーを組むのだろうか?
大谷選手の出場表明で一気に注目度が増したWBC。大谷選手の打順はどうなるのか?侍ジャパンの連覇が実現するかも含めて、来年が待ち遠しい。
