プロ野球のCSに賛成派?反対派?両者の意見に沿う「革命シリーズ」導入を提案。リーグ王者に優位な制度に

あなたはプロ野球のクライマックスシリーズ(CS)に賛成派ですか?それとも反対派ですか?私は両者の意見に沿った「レボリューション(革命)シリーズ」の導入を提案したい。

スポーツナビが今月7日から12日までに行った調査では、「CS不要論」について、賛成が22.2%、どちらかというと賛成が10.9%と「賛成側」は計33.1%だった。一方で、反対は35.7%、どちらかというと反対が14.5%で「反対側」は50.2%だった。

この調査で面白いのは、10代の「反対側」が65.6%、20代は59.9%と、継続を支持する割合が高い。他方、60代以上となると48.7%が「賛成側」と不要に思っているようだ。

若い人の方がCSを望み、年齢層が高くなるにつれて、CSは不要と考えているようなのだ。若い人たちは、この社会状況で「大逆転」、もっと大げさに言えば「革命」を望んでいるのかもしれない。

一方で、年配の人たちは、今まで築き上げてきたものを失うことへの恐れがあり、レギュラーシーズン王者への敬意とともに、王位をはく奪しようとする「下剋上」への嫌悪感があるのかもしれない。

そこで、私は、現在のクライマックスシリーズを改善する制度を提案したい。

基本的には、レギュラーシーズン王者は「王様」なのだ。当然、日本シリーズを戦う権利があるべきだ。しかし、その王様に対して、チャレンジャーが苦難の末に革命を起こせるようなシステムにすることで、日本シリーズ出場権を争う形を提案したい。

現行通り、まずは2位と3位が戦う形とする。しかし最大3試合で行われる現方式でなく、たった1試合で、王様への挑戦権を得る仕組みとすべきだ。

これによって、1試合の濃度がまし、次のラウンドに行くために、両チームともエース級の投手を次々と投入しないといけない。9イニング制で引き分けならば、2位の勝ち上がりとする。

そして、王様に挑む「革命シリーズ最終章」は、今よりもレギュラーシーズン王者に優利な方法にする。ここで重要なのは、あくまで「革命」なのであり、王様には多くの既得権が与えられないといけない。

そこで現行の1勝のアドバンテージを与えたうえで、9イニング制の最大6試合を行う。挑む側は4勝したら日本シリーズ出場権を奪取できる。しかし、王様は4敗しなければ、王座を「防衛」して、予定通り日本シリーズに出場できるようにするのだ。

ここで重要なのは、王様は「4敗」しなければ良い。つまり、6試合のうち、最悪3引き分けでも、相手の4勝を阻止できるので、そのまま日本シリーズの出場権を守れること。

現行では、引き分けがあり、勝利数が同じになった場合は、上位チームの勝ち上がりとなる。しかし、革命シリーズでは、初めから王様に優位となる。

王様がアドバンテージの1勝以外は、全部3引き分けであったとしても、1勝3分け3敗となっても、相手の「4勝」を許さなかったため、防衛となり、日本シリーズを戦えるシステムだ。

やはり長いレギュラーシーズンを制した重みを、軽んじてはならない。どうしても「下剋上」にこだわるならば、かなりの不利でも勝ち上がらなくてはいけないのだ。

若者たちの「革命」への願い、年配層の「既得権」を守りたい思いを、それぞれ生かした形での提案だが、いかがだろうか?

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