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見た目で勝負は決まりますか?サッカーW杯。アルゼンチンが「勝負服」を着用して決勝進出。プレー以外のこだわりで大逆転劇。過去のイングランド戦で勝利した「紺色」ユニ

見た目で勝負は決まりますか?サッカーW杯。アルゼンチンが「勝負服」を着用して決勝進出を決めた。プレー以外のこだわりが勝利への執念につながった。終盤の大逆転劇。過去のイングランド戦で勝利した「紺色」ユニが勝利へ導いたのかもしれない。

15日(日本時間16日)に米国のジョージア州アトランタで行われた準決勝。前回王者のアルゼンチンと60年ぶりⅤを狙うイングランドの対戦だ。

アルゼンチンはこの一戦を迎えるにあたって、ユニホームにこだわった。普段のユニホームは白とスカイブルーのストライプ。しかし、サッカーの母国と対戦するにあたり、セカンドユニホームの紺色系のユニホームで臨んだ。

イングランド戦での紺色ユニホームには因縁がある。アルゼンチンが1986年W杯でイングランドを下した際に、ホームユニでなく、紺色ユニに身を包んで勝利した。ディエゴ・マラドーナさんが「5人抜き」「神の手」ゴールを決めた一戦だ。

また1998年のフランス大会でも、決勝トーナメント1回戦でも、アルゼンチンは紺色ユニを着用。イングランドをPK戦の末に下した。イングランドの「貴公子」デビッド・ベッカムさんが一発退場を喫したゲームだ。

一方、2002年に日韓共催の大会では、アルゼンチンはホームのユニホームを着て、イングランド戦に臨んだが、ベッカムさんにPKを決められて0-1で敗れた。

皮肉なことに、イングランドにも「勝負服」がある。通常のユニホームは白色。しかし、1966年W杯で優勝した際には、決勝で赤色のユニを着用して頂点に立った。そのため、2002年大会では「赤色」ユニを着て、アルゼンチン戦に勝利したのだ。

2005年に出版された「人は見た目が9割」という本が話題を呼んだ。「勝負服」「勝負下着」といったファッションも一般的になっている。

スポーツと言う勝負の世界でも、ここ一番の「勝負服」が勝敗に左右されるのかもしれない。

今回の準決勝では、アルゼンチンが「紺色」系ユニ。イングランドは通常のユニホームで試合を戦った。

イングランドは後半10分にアンソニー・ゴードン選手が右からのクロスに合わせて、先取点を奪った。

しかし、後半40分に、アルゼンチンはエンソ・フェルナンデス選手のミドルシュートで同点。そして、アディショナルタイム2分に、エースのリオネル・メッシ選手がクロスを上げる。これにラウタロ・マルティネス選手が頭で合わせて勝ち越した。

「紺色」系アルゼンチンが終盤の大逆転で、「白色」ユニのイングランドを撃破して決勝進出を決めた。

アルゼンチンは少しでも勝利の可能性を高めようと、ユニホームの色にこだわった。それが最終盤での逆転劇につながったのではないだろうか。

ユニホームへのこだわりが、勝利への執念となり、勝敗を分けたのかもしれない。

2大会連続の優勝をめざすアルゼンチン。相手は2010年大会王者のスペインだ。頂上決戦でも見た目をめぐるドラマは生まれるのだろうか。大一番を楽しみにしたい。

そして、「サムライブルー」の日本代表も、通常とは別の「勝負服」でドラマを作り出すことが、悲願の優勝につながるのかもしれない。

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