恋をしていた夏 《詩》

「恋をしていた夏」
僕は君のいた夏に恋をしていた
雨の降る全ての日曜日に
天使は現れる
花が散ってしまった後の
マリーゴールドは
今でも窓辺を飾っている
誘われた光の中
バラードからそう遠くない場所で
僕等は言葉を重ね合った
そして強く時を結んだ
人は自由に誰かを
好きになる事ができるはずだ
世界を変える事が出来るのは
その微笑み
同じ夢が今日も部屋のドアを
叩く音が聞こえる
二人が望んで決めた
明日を待っている
古い夢が物語を置き去りにして行く
遠くに見えていた虹を追いかけた
気が付いた時には消えていた
誘われた光の中
バラードからそう遠くない場所で
僕等は言葉を重ね合った
そして強く時を結んだ
人は自由に誰かを
好きになる事ができるはずだ
星は消え始め夏の空は開けて行く
僕は君のいた夏に恋をしていた

