見出し画像

されるがままの恋5:わたしは干潟の生き物

わたしは海の生き物だ。
LUNA SEAの奏でる美しい音楽に守られて生きてきた。
青くて綺麗な海は、真矢という月がしっかりと引っ張っていた。

かつて終幕という引き潮になったとき、たくさんの魚が遠くの海に行ってしまった。わたしもどこかへ迷い込んだ。

それでも海は次第に満ちて、ついに今年は大きなうねりさえ生み出した。

そして突然に、潮が引いた。
月が優しく手を離し、四人の海も、見たことのない姿を見せた。

わたしはおどろき、慌てた。
干潟を跳ねたり、右往左往した。

えーん、どうしたらいいんだぃ

息切れがして、立ち止まってあたりを見渡すと、
いろんな子達がそこにいた。
それも思いがけず、たくさんいた。

キミ、カッコよくしてるね
ここにもいたっ こんにちは!
あの…だいじょうぶですかっ?
祈ってたの… ひっくり返さないでよぉ - あっ、ごめん

色とりどりのお魚たちも、浅瀬で群れをなしている。

潮の満ち引きは、月のなすわざ。
わたしたち生き物は、海と月のなすがまま。
いっとき静けさが訪れても、波の音は遠くに聞こえている。
満ちてくるまで、いまという「間」をゆっくり待ちましょう。

次第に満ちてくる

あとがき
本日の、東京の満潮時刻に合わせ公開しました。
この作品は、真矢さんの休養発表を受けて、引き潮で現れた生き物たちを、SNSやnoteで見たファンの皆さんの姿に重ねて書きました。
寄せては返す波の音のように、LUNA SEAに包まれて、これからも歩んでいけたらと願っています。 あわてんぼうのヤドカリより🏝️

満潮後の夕景

五人と、海の仲間たちに向けてエールを送るよ🏝️
これがわたしのカタチだよ😊

前編はこちらから

干潟に流れてるBGM⚡️🦀⚡️


いいなと思ったら応援しよう!