生物分類技能検定2級動物部門 2025年度対策
2025/8/19 更新
7月1日に生物分類技能検定2級の申し込みが開始しました。
今年も『私が今年受けるならば、こんなアップデートをチェックする』ということを書いていきます。
昨年も同じような記事を書きましたが、同じことは書かずにアップデートだけを記載しますので、必要に応じて昨年の記事や一昨年の記事もご覧ください。
特定外来生物の追加
2024年7月1日より、特定外来生物に以下の両生類が追加されました。
アフリカヒキガエル
アフリカヒキガエルはニホンヒキガエルと同じBufo属です。一方オオヒキガエルはRhinella属(ナンベイヒキガエル属)なので注意。オオサンショウウオ属の全種のうちオオサンショウウオ以外のもの
以前、チュウゴクオオサンショウウオは重点対策外来種でした。オオサンショウウオ属に属する種間の交雑により生じた生物
国内希少野生動植物種の追加
今年も国内希少野生動植物種が10種追加されています。
爬虫類1種(ヨナグニキノボリトカゲ)
オキナワキノボリトカゲ、サキシマキノボリトカゲとは亜種の関係ですが、国内希少野生動植物種に指定されているのはヨナグニキノボリトカゲだけです。与那国島の固有亜種です。
ヨナグニキノボリトカゲの生態について
https://okimu.jp/sp/userfiles/files/page/museum/issue/report/yonaguni3.pdf
昆虫類2種(ヤンバルオオイチモンジシマゲンゴロウ、チョウセングンバイトンボ)
ゲンゴロウ科からは国内希少野生動植物種に指定されているものが多いです。ヤンバルオオイチモンジシマゲンゴロウを指定されていないものと混同しないように、そして分布や属も併せて覚えたいところです。チョウセングンバイトンボは最近対馬で確認された種です。以前は緊急指定種でした。
魚類2種(ゼニタナゴ、シナイモツゴ)
ゼニタナゴは他に指定されているタナゴと一緒に覚えたいです。シナイモツゴはモツゴ属から唯一の指定です。魚類は属名(ラテン語名)もしっかり覚えたいところです。分布も再確認したい。
二枚貝類1種(カタハガイ)
植物4種(ホザキヒメラン、イリオモテカヤラン、シコクイチゲ、ホウライムラサキ)
二枚貝類と植物も余裕があれば覚えたいです。
国内希少野生動植物種一覧(令和7年2月更新)のパンフレット
https://www.env.go.jp/content/000287743.pdf
近年の新種(鳥類・爬虫類・両生類・魚類)
鳥類
鳥類については昨年も記載しましたが、2024年9月に日本鳥類目録改訂第8版が発行されました。改めて以下のリンクから変更内容を再確認しておきたいです。
両生類・爬虫類
ニホンアマガエルとは別に、ヒガシニホンアマガエルが新種として新設されました。
身近な生きものに隠れていた新種 ヒガシニホンアマガエルが、愛教大と京大の共同チームにより明らかになる
https://www.aichi-edu.ac.jp/files/press_20250221.pdf
魚類
緊急指定種に指定されているレイホクナガレホトケドジョウは特に抑えておきたいですね、
日本産魚類の追加種リスト(日本魚類学会)
https://www.fish-isj.jp/info/list_additon.html
シノニム・学名の変更(日本魚類学会)
https://www.fish-isj.jp/info/list_rename.html
新種の昆虫に関する出題があるとは思えないので、昆虫に関しては私なら後回しにします。
時事的なこと
マダニ(2025/8/19 追記あり)
マダニに関するニュースが多いです。STFS、日本紅斑熱(リケッチア感染症)、ダニ媒介脳炎、、、。SFTSの感染者数が過去最多だそうです。
SFTS「重症熱性血小板減少症候群」の患者数が過去最多に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250819/k10014897641000.html
バイカルハナウド
ヒアリ
富山県でヒアリが見つかったのは初めてとのこと。要緊急対処特定外来生物です。富山県では以前アカカミアリも確認されていました。
要緊急対処特定外来生物について
https://www.env.go.jp/content/000088397.pdf
オオバナミズキンバイ(2025/8/19 追記)
時事問題といえば今年はコメ。
キオビマメゴキブリ
ゴキブリに関する問題は出にくいかと思いますが、フィリピン固有とされていたキオビマメゴキブリが西表島で確認されました。
その他の対策等については、過去の記事をご覧ください。
以上、ご参考になれば幸いです。
