花はいつでも今だから
踊るサファイアと呼ばれているパフォーマー、アーティストがいるのをご存知だろうか。
ボーイズグループ、OWVの佐野文哉さん。
メンバーカラーは、ブルー。
冷たくて静かで、そして誰より熱い、青。
私は彼にどハマりし、まさに沼の中にいた。
そんな私のハマった沼の話を書いていきたい。
プロデュース101という韓国で人気のオーディション番組。
その番組の日本版がやってくる。
その知らせは、K POPも最近の歌も知らないアラフォー田舎ママのスマホに、ソフトバンク公式から届いた。
『若い子が頑張るのね、ちょっと参加者のぞいてみようかな、この安藤くんて人即俳優になれそう』
などと思っていた。
当時妊娠中でつわりがキツく、夜テレビではなくスマホで動画を見たりしていた私は、自然とプロデュース101ジャパンを見始めた。
最初は推しと呼ばれる人はおらず、現JO1の鶴房くん、しょせくん、ルキくんがカッコいいな、と思っていた。
そんな中、負けず嫌いが内なる炎を燃やしている候補者がいた。
肩書き、ダンサー。もし肩書きが大学生で、日プ2のDUクインテッドにいたらもっと違う道があったのか、
または現DXTEEN寺尾くんみたいにいきなり寺の息子で売っていたら違ったのではないか、また、しょせ君みたいにダンス留学の話をしてたらちがったのではないか。
とにかく彼は、自分に関するファンダを最小限に出してくる男だった。
彼は、その寡黙そうな和風の風貌から、『若旦那』と呼ばれ、我々ファンダムは最初は『若女将』、つかるのは『佐野の湯』と呼ばれていた。
(のちに彼が水や温泉が苦手と聞いて、ファンダム全体で、「ごめんやで」となったのは別の話)
ちなみに我々fumilyは寺の息子ファンダがさんま御殿で出る前から彼から滲み出る育ちの良さ、和の空気を感じていた。
んだと思う。
長くなったが本題に移る。
沼が深過ぎてまだデビューまでいかない。長い。
そんな彼は、JO1のダンス抜群、面倒見抜群の優しいカリスマ、川尻蓮君と既知の仲だった。
蓮君が一目おくが故、蓮君はオーディション内のチーム分けであえて佐野くんを同じチームにしなかったのではと推察する。
フミリー的には(ファンダムは若女将からフミリーになっていた。fumi➕family、考えた方天才ですありがとうございます。)、
露出増えるし、シンメ見たいし、是非同じチームも見たかった。
が、結果的には対決の構図となったが、これが素晴らしかった。
経験値が高いとは言えないチームメンバーを適材適所に配置して、チームでは負けたが局地戦で勝った。
そう、彼は恐ろしく局地戦に強い。
今も、長距離と大食いに絞って芸能界をサバイブしてる。少し前は筋トレして腕とかムキムキだったのに、今は長距離ランナーの身体に仕上げてる。1点突破にかける執念と根性と努力。胸を打つ。
彼には『削ぎ落とし、選び取った美しさ』が宿っている。
AIに局地戦の勝ち方を聞いてみた。
ビジネスにおける局地戦で勝つには、特定の地域や分野に焦点を当て、競合他社との差別化を図ることがポイントです。
ビジネスとアイドル界も同じだ。
彼は、長距離という分野に焦点を当てて、走れるアイドルとして、差別化を図り今のポジションを確立した。
highlight2組でも、チームメンバーを勝たせるため、センターでありながら黒子、というアンビバレントな美しい局地戦をやってのけて舌を巻いた。
彼は凄い。
俺じゃなきゃ見逃しちゃうね?
とファンダムが沸いた。同時に、認知上がれ!と、願っていた。
彼のパフォーマンスは日を追うごとに迫力を増し、芸能界で活躍する姿がありありと目に浮かんでいたから。
話は戻って、オーディション期間中、彼は突然セルフプロデュースで青い髪にする。
踊るサファイアの誕生の瞬間である。
彼のブルベの肌に、青い髪はとても似合っていた。儚くて、でも芯の強さが出ていた。
そして伝説のBLACKOUT。
現OWVの本田君とダンス、魂が繋がる瞬間を刮目した我々の目には涙が自然と溢れていた。
最後のso blackで一緒に悶えてください。
ちょっとしたすれ違いでstar
順位発表についてはたくさんの方が触れているので是非日プ、で検索してみてね。
JO1メンバーが決まる生放送。
彼は、自分でナレーションポジションを掴めしていた。
彼は、いつもそう。
君は誰の、君は一体誰の手を取るの?の場面で、自分から掴みにいくのだ。
その細い身体からは見えないパワーで、着実に。
その後しばらく、ファンダムは、「一般人のヲタク」という、ギリギリの世界線を彷徨っていた。
突然、『大学卒業しました、実は大学生でした』って言われても、
「あぁ、肩書きやファンダで勝負しないところが推しらしいな」
って。
そして、
世がコロナで混乱していたあの春。
OWV
としてデビューが決まりました。
しかも、自分たちが組みたいと感じた仲間で。ここでも掴みにいってる。
デビューシングル UBAUBA、キャッチーで、もっとtiktokの世なら億再生コンテンツだなとか。
(今SORENAがそうだけど)
シングル発売にあわせ、お話会があった。
ここまでの日々を振り返り、しんみりしてしまった私に、
推しは言った。
馬)母の日のQWVへのメッセージを生でお願いします
佐)花はいつでも今なので
これからも僕と花のある人生を
歩んでいきましょう。
馬)ありがとう(感無量)
さ)これからもそばに居てね

さめざめ泣いた。
あまりに美しい言葉選び。
たった30秒のお話会で咄嗟にこの言葉が出るには、どれだけの曲を聞いて振りつけて踊って本を読んだんだろう。
感性、美しさ、努力。
こんなに素晴らしい推しに出会えた事。
誇りです。
そして、彼は満足しないのだ。
花はいつでもいま。
枯れないし、また咲く、大輪の、より美しい花を咲かせる。それを見ていろ、と。
プライベートがバタバタして、推せていなかった間に、
ラジオで冠番組を持ち、赤坂ミニマラソンで優勝し、さんま御殿で「ちゅこん」をバズらせ、
『努力は裏切らない』を体現している推し。
宝石は原石から切り出され、カットを経てジュエリーとなる。
その過程を間近で見せていただいてる奇跡は、まさに『花はいつでも今』なのだ。
新曲置いておきます。
