2.老猫老犬の介護って
私の猫は生まれつき真っ直ぐ歩けないし
高いところに乗れないし
階段からも何度も落ちるような体の持ち主ですが
来月で21歳になります。
生後約5日で拾ってから
こんな逞しく長生きしてくれて
彼の生命力と神様に本当に感謝。
5年くらい前からか
少しずつ歩けなくなって
トイレの中に入れなくなって(入口をまたげない)
それから、またいつからか
10m歩いていたのが5mとなり3mとなり
1mとなり50cmになっていき、、、
お水やご飯は口の近くに持って行き
呼ばれたら駆けつけて要望に応える、
そんな日々です。
でもとても元気。
布団をかけてぇ
寝返りが打てないよぉ
お水ちょうだい
ご飯食べたい
トイレしたい
トイレしたよ
昼夜問わず
色んな事で呼ばれます。
人に「猫の介護も大変だね」と言われて初めて
これは“介護”なんだと知りました。
色んな用事で私を呼びつける猫様ですが
特別な“呼び出し”があります。
それは「いるー?」ってやつ。
駆け寄って「いるよー」って撫でると泣き止んで眠ります。
あとは「上手く出来ないよー」ってやつ。
うまくおトイレが出ない、上手く眠れない時にも呼びます。
おトイレは支えながら出るまで待つしか出来ませんが、
上手く眠れないのは
布団を掛けてヨシヨシとやってあげると眠ります。
その時思うのです。
これは本当に“介護”なのだろうか、と。
グルーマーをしていると
シニアワンコの困った行動やお世話の苦労や困りごとを
相談される事もありますが、
本当に皆様
素晴らしく献身的で優しくて感動します。
でも時々疲れてしまう時もあるようで
一生懸命になりすぎて
この子の幸せって何だろうと悩みすぎて
これでいいのかと不安になりすぎて
自分を責めたり
この子が可哀想に思えたり、、、ね。
家族間でも温度差あったりして
孤独感が増す事もあったり、、ね。
そうなってしまった時は私のように
介護をやめる(介護だと思わない)のも良いかもしれません。
私が猫の世話をしているとは思えず
私に世話をさせてくれているように感じます。
介護って何なんでしょうね。
トイレの猫砂を変える事と
ベッドでのお漏らしを片付ける事も同じですし
ご飯のお皿を片付けるのも
お皿を持って食べさせるのも同じ、
お水を換えていたのも
飲ませてあげるのも同じ、
歩けていた時と歩けない今も
ずっと何も変わっていません。
生まれてからずっと何も変わらずに
ただ普通に生きていて
出来ない事が増えても何も変わらずに
生きている犬猫たちを見ると
変化や喪失を恐れて
一喜一憂している自分の小ささを思い知ります。
便利グッズを探したり、作ったりも楽しいし、
何言ってるか分からなかった事が分かった時には感動するし、いつもこれが最期になるかもしれないと真剣に気持ちを伝えようとする感じもいい、何よりも可愛い。
愛する犬猫の介護生活で
自分で自分を苦しめないように
気をつけたいものですね。
お読み頂いてありがとうございました🍀
