ツツミのサントス風ブレスレットは本当にお買い得なのか?
はじめに
昨今ハイブランドの値上げは毎年のように何回も行われており、とんでもない勢いで高騰しています。
特に世界中で大人気のカルティエなどは、モデルによっては一気に30%近く値上がりすることもあるなど、高騰の勢いは止まりません。
そうなると「別にハイブランドじゃなくても良いじゃん」という声が上がってくるのですが、悲しいことにゴールドの価格上昇に伴い、ノーブランドの金製品の価格も高騰しています。
ジュエリー好きなら誰もが一度は通る「ジュエリーTSUTSUMI」は、少し前まではお手頃価格で金のアクセサリーを買える印象でした。
ですが最近は金の価格が上昇しており、それに沿ってツツミの価格もどんどん上がり、お手軽とは言えなくなってきたように思います。
ツツミのサントス風ブレスレットの重量

ツツミのジュエリーは素敵なデザインや品質の割にお値段が安く、色々なブランドにインスパイアされたかのような人気デザインのものも沢山あります。
最近は特にCartierのサントスに似ている、ツツミのペーパークリップチェーンブレスレットが大人気となっており、オンラインサイトでは入荷してもすぐ売り切れる人気っぷりとなっています。
ツツミのサントス風ブレスレットの中でも、カルティエによく似ているものは下記4製品でしょうか。
ちなみにそれぞれの重量を確認したところ、こちらになります。
RBL620 約4.4g 220,000円
RBL716 約3.2g 160,000円
RBL715 約2.2g 110,000円
RBL589 約1.5g 55,000円
ちなみに店員さんも仰っていましたが、こちらは中空のブレスレットで、中身は空洞になっています。
純粋な金属の輪が連なっているのではなく、イメージで言うのなら平たい紙を筒状にした上で円形に成形し、それを何連にも連ねています。
金を薄くストロー状にする中空技術というのは、むしろ結構高度な技だと私は思います。
実際に身につけると分かるのですが、一つ一つの輪の内側には折り合わせたような溝みたいなものがあり、中が空洞になっていることは見れば明らかです。
見た目こそデザインは可愛いですが、金無垢のブレスレットに慣れている人だと、もしかしたらペラく感じるかも知れません。
とは言え、中空ということは輪の内側をよーく見たら気が付きますが、外側から見る分には全く分からないデザインになっています。
パッと見た感じ、中空かどうかなんて分からないので、耐久性等が気にならない方は充分検討すべきだと思います。




カルティエのサントスブレスレットの重量

さて、ツツミのブレスレットに心惹かれつつも、やはり大本命はカルティエのサントス ドゥ カルティエ ブレスレット、チェーンです。
金の価格も高騰しており、ハイブランドは年に何回も値上げするので思い切って店舗に行ってきました。
ちなみにカルティエのサントスは、ミディアムとスモールの2種類があり、重量と価格はこちらです(2026年5月時点)
サントス ミディアムモデル 約18.4g 841,500円
サントス スモールモデル 約9.23g 401,500円
スモールモデルはツツミの一番大きいものと、形状は凄く似ていますが、ポリッシュの美しさや金属の美しさは完全にカルティエが勝っており、ハイブランドの底力を感じました。
あとはやはり手に持ったときの心地よい金属の重さや、キラメキがあります。あの金属の美しさは忘れがたい魅力があり、どちらか買うならやはりお金を貯めて、サントスを買いたいと強く思いました。


素材価値から見る、驚きの「1g単価」

ここで、ツツミとカルティエの1gあたりの価格を、本日の18金相場(1gあたり18,362円)と比較してみましょう。
それぞれの重量を改めて比較すると、驚くべき事実が浮き彫りとなります。
【ツツミ(サントス風)】
RBL620(約4.4g) 定価:220,000円 1gあたり:約50,000円
RBL716(約3.2g) 定価:160,000円 1gあたり:約50,000円
RBL715(約2.2g) 定価:110,000円 1gあたり:約50,000円
RBL589(約1.5g) 定価:55,000円 1gあたり:約36,666円
【カルティエ(サントス)】
ミディアムモデル(約18.4g) 定価:841,500円 1gあたり:約45,733円
スモールモデル(約9.23g) 定価:401,500円 1gあたり:約43,499円
なんと、カルティエはブランド料や店舗サービス、外箱などの経費がすべて含まれているにもかかわらず、1gあたりの単価はツツミの主要モデルよりも5,000円以上安く抑えられているのです。
カルティエの持つ絶大な資産性やネームバリューを考えれば、この価格設定はむしろ驚異的なコスパと言えます。
もちろんツツミもRBL589など、物によっては、販売価格の半分近くが「金そのものの価値」という計算になります。
現在の金相場の中で、18金の加工品をこのグラム単価で販売しているのは、企業の並々ならぬ努力によって成り立っている破格の価格設定です。
結論:ツツミのサントス風ブレスレットは本当にお得なのか?
データと実物比較から導き出した結論は、「何を重視するかで、お得の定義が180度変わる」ということです。
個人的に一番驚いたのは、純粋に金1gの価格で比較すると、実はカルティエの方が安いという事実です。
総額を抑えてデザイン自体を楽しみたい → ツツミがおすすめ
カルティエが1gあたりでお得だとしても、一番安いスモールモデルでさえ定価は40万円を超えます。
ブランド料以前に、そもそもブレスレットの中身が詰まっていて、使われている金の量が圧倒的に多く、金の重量があるからです。
一方、ツツミはあえて中空構造にして重量を1.5g〜4.4gに軽量化することで、5.5万〜22万円という現実的な予算でハイブランド風の雰囲気を楽しめる、という価値を提供してくれています。
予算を抑えて手軽にトレンドを取り入れたい方にとって、ツツミはこれ以上ない救世主です。特に最軽量のRBL589は、コスパ面で頭一つ抜けています。
ちなみにツツミのブティックで試着を希望したところ、店員さんは真っ先に「こちらは中空となっています」と仰っていたので、その点を気にされる方が多いのかと思いました。
あと店舗にあった喜平ネックレス等と比べると明らかに重量と比較して、サントス風ブレスレットの値段が高かったので質問したところ、「某ブランドさんの製品に似ているとのことで大人気となっており、こちらはデザイン料もあってこの価格となっています」とのことでした。
もしコスパだけを求めるなら、喜平ネックレス等を買ったほうが絶対お得ですが、サントスに似ているブレスレットを付ける喜びも捨てがたいです。
金属の美しさや重厚感、将来的な資産性を求めるなら → カルティエがおすすめ
もし予算に余裕があり、一生モノとして資産価値を残したい、手にしたときの重みや高揚感を味わいたい、と思うのであれば、迷わずお金を貯めてカルティエを買うべきです。
ツツミと重量を比較して私も驚きましたが、カルティエなのに、ハイブランドだから割高ということは一切ありません。むしろ使われている金の量を考えれば、意外と良心的なお買い物になります。
ツツミが作ってくれた「手が届く選択肢」をとるか、カルティエの「圧倒的な本物感」をとるか。
見た目のコスパだけに惑わされず、自分がジュエリーに「総額の安さ」と「本物の重み」のどちらを求めているかを見極めることが、本当の意味でのお得な買い物に繋がりそうです。
個人的にはツツミも結構好きで沢山持っているので買おうと思っていましたが、カルティエのあのポリッシュの美しさとキラメキを見てしまうと、やはりカルティエが欲しいなという気持ちになっています😂
ちなみに今回は比較対象から外しましたが、サントスに似ているネックレスは田中貴金属や木谷貴金属からも発売されています。
これらも比較してみると、面白いかもしれません。
