重くなった心を軽くしてくれる。藤井風『帰ろう』
苦しい夜に、どうしても欠かせない1曲。
両手いっぱいに守るべきものを抱えた大人だからこそ、
より深く心に響く名曲です。
ああ全て忘れて帰ろう
ああ全て流して帰ろう
あの傷は疼けど この渇き癒えねど
もうどうでもいいの吹き飛ばそう
憎みあいの果てに何が生まれるの
わたし わたしが先に忘れよう
思い通りにいかなくてイラついたり、何かに過剰に執着してしまったりしたとき。頭をからっぽにして、このフレーズを呪文のように何度も繰り返し聴いています。
ああ全て与えて帰ろう
ああ何も持たずに帰ろう
与えられるものこそ 与えられたもの
ありがとう って胸をはろう
去り際の時に 何が持っていけるの 一つ一つ荷物手放そう
憎みあいの果てに何が生まれるの
わたし わたしが先に忘れよう
本当、その通りだなと思います。
自分のものなんて何一つなくて、すべては最初から与えてもらったもの。
自分のものだと思うなんて、傲慢。
そう思って手を放すことができればいい。
「藤井風って、もしかして神さまなの…?」なんて圧倒されつつも、
最後にはちゃんと地上に降りてきて、私たちにそっと寄り添ってくれる。
あぁ、今日からどう生きていこう。
MVの映像が印象的でなかなか消化できず、
その後に観たNetflixの映画『パレード』の映像と混同して、
もしかして死んじゃう人の歌?と思ったけど、違いました。
執着を手放して、生き続ける今日がある。
そう前を向かせてくれる、大切な救いの1曲です。
ありがとう、藤井風さん。
