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自閉症スペクトラム?

自閉症スペクトラム?
好奇心旺盛な幼児?


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1:質問を封じられた子ども

線路の分岐点


──線路の分岐点と
  「わからない」のトラウマ

1966年頃、私は幼稚園児だった。
近所のお兄さんが、「この子は小学3年生くらいの学力があるよ」と言ってくれたのを覚えている。
私は、当時から《仕掛け》に非常に強い興味を持っていた。
特に、電車の線路の分岐点の構造が気になって仕方なかった。
どうしてあるときは右に、またあるときは左に電車が進むのか?
線路の分岐点で《何か》が変化しているにちがいない――
当時の私は、それをまだ明確な言葉で説明する力はなかったが、確かに《仕掛け》の存在を感じ取り、正確な説明を求めていた。

曖昧な回答

私は母親に尋ねた。
「どうして電車は、右に行ったり左に行ったりできるの?」
だが、返ってきたのは曖昧な言葉だった。
「線路を足していくのよ」
それでは、分岐点の仕組みはまるで説明されていない。

ヒステリー

私は納得できず、何度も繰り返し尋ねた。
けれど母は、毎回同じ答えを繰り返し、最後には
「線路を足していくのよッ!!」
と怒鳴り、ヒステリーを起こした。
私はショックを受けた。
「質問をすると怒られる」
「他人に聞いても無駄」
「自分の疑問は、誰にも理解されない」
そんな想いが、幼い心に深く刻まれた。
以後、私は
《質問をしない子ども》
になった。
言いかえると、
《他人と交流しない子ども》
だった。
その傾向は年齢とともに固定化し、
増幅し、なんと50年以上ものあいだ、私はずっとその呪縛の中にいた。
とりわけ深刻だったのは、会社に入ってからだった。(続く)

2:子どもの《なぜ?》に答えない親

『子どもの《なぜ?》に答えない親』には、以下のような深刻な悪影響があります。

知的好奇心の芽を摘んでしまう

子どもは「なぜ?」「どうして?」と問いながら世界を理解していきます。

その問いに親が答えない、あるいは「うるさい」「黙ってて」と否定的に返すと、探求心や思考力が萎縮します。

長期的には、「考える力」や「学びたい意欲」が低下し、学力にも悪影響が出る可能性があります。

親子の信頼関係が希薄になる

子どもは親を「最初の先生」「一番安心できる存在」として見ています。

質問を無視されたり、否定されたりすると、「聞いても無駄だ」「親は自分に関心がない」と感じ、親への信頼を失うことがあります。

自己肯定感が下がる

子どもの問いは、自分の存在を確かめる行為でもあります。

それに応えてもらえないと、
「自分の疑問はくだらない」
「自分の考えは価値がない」
と思い込みやすくなり、自信を持てない子になりやすいです。

思考放棄・指示待ち人間になるリスク

「考えても意味がない」
「質問しても無視される」
と学習すると、思考停止や受動的な態度が習慣になります。

社会に出たとき、自ら考えたり判断したりする力が弱くなり、常に「指示を待つ人間」になる可能性もあります。

反抗的・冷笑的な態度に変化することも

疑問を無視されたり、バカにされた経験が積み重なると、子どもは傷つき、やがて反抗心や皮肉屋的な態度を身につけることもあります。

親子間だけでなく、他人との信頼関係にも影響が出る恐れがあります。

必要なのは、完璧な回答ではなく、一緒に考えようとする姿勢です。
それが子どもの成長にとって何よりの栄養になります。


3:動画

2.を動画にしました。
ぜひ、ご視聴ください。



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