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サッカー育成システム

先日、双子の息子たちのサッカーチームが決まった

コーチは、元プロのコンゴ人

広州にはアフリカ人コミュニティがある
と聞いていたが、
まさかこんな形でお世話になるとは思っていなかった

まだ中国語がわからない僕たちにとって、
コーチの話す片言の英語はむしろ聞き取りやすい

シンプルで、まっすぐで、アツい
その声かけが、気にいった

この“100%ローカル”なチームを紹介してくれたのは、
シェンさん
彼女にも、息子と同じ年齢でサッカーをしている
子どもがいる

シェンさんの話で印象的だったのは、
中国のサッカー育成の現実だ

中国では、小学校3〜4年生までに
エリートのサッカー学校の試験に合格できるか
どうかが、その後を大きく左右するという

だからこそ、幼い頃から厳しいトレーニングを積み、
ピークをその年代に持ってくる

そして、そこから漏れてしまうと、
多くの子どもが中学に入る頃には
サッカーを辞めてしまうらしい

理由はシンプルで、
中学年代で試合をする環境がほとんどないからだ

実際に広州に来て強く感じたのは、
「試合の少なさ」だった

日本では当たり前のように毎週末あった試合が、
ここにはない

エリートコースに進めば、
高いレベルで切磋琢磨できる環境はある

しかし、それ以外の子どもたちにとって、
試合を重ねる場は、日本と比べると明らかに少ない

改めて思う

日本のサッカーの育成環境は、恵まれている

大学経由でプロ、さらには日本代表に入る選手もいる
ように、チャンスは“大学卒業”まで開かれている

つまり、早い段階でふるい落とされる構造ではない

素人ながら、息子たちの少年サッカーを見てきて思う

「才能があるかどうか」なんて、
簡単に判断できるものではない

特に10歳前後でそれを見極めるのは、
ほぼ不可能に近いのではないか

以前、キューバのボクシングジムを撮影したときも、
わずか5歳の子どもたちがハードな練習に励んでいた

それも、小学校でエリート校に入るための準備だった

世界には、早期選抜・早期特化のシステムが存在する

キューバ・ボクシング名門ジム「Losolmo Gym」

一方で、日本のように
“長く続けられる環境”を重視する仕組みもある

人口で見れば、
日本は1億2千万人、中国は14億人

そのポテンシャルの差は圧倒的だ

体格やフィジカルだけを見ても、
中国選手の強さを感じる場面は多い

それでも、、、

この14億のポテンシャルを、
本当に引き出せているかといえば、
まだ課題は多いように感じる

「いつ、どのタイミングで、誰を伸ばすのか」

その設計ひとつで、
未来は大きく変わるのかもしれない


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