たゆたう
少し前までは、毎日同じような日を過ごしているように感じていた。
仕事をする、寝る、飯を食う。
別に続いたって構いはしない、そうとも思っていた。
ただ、そうではないと気づくには随分な熟成時間が必要だった。本を読み、思索し、歩き、止まり、寝る時間が言葉を温める。
そうして、ふと。
同じ日々の様に、見せかけられていただけで、本当はそんな事は決して無い。
太陽は刻々と日の出が早まり、遅まっていたし、カーテンを開いた時に、ベランダにいる鳥も同じ鳥では無かったし、鳥が今何をみているのかを考えている自分ですら毎日違ったことを考えていた。
煩雑な日々に思考を奪われ、変化を見ないように、情報を入れないように、とりさらわれていたのかもしれないような、単純な事だった。
自然はいつも何かを問いかけているように感じる。
勝手に感じても向こうは何も思ってはいないのだが。
そのおおらかさ、広さ故である。
しかし、今それが失われつつある。それも自然な流れであると言い切る人にはなりたくはない。
窓を開けて、何もいない、鳥も虫も、何者も家に入ってこない。想像するだけでなんともつまらないものだろうか。
アナログ日記に移行しているので更新あまりないですが、偶に。
そいでは。
