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老後が不安なので、株を始めました DAY3【積立投資、はじめての一歩】

 ハルと歩く、Age60の投資録 3日目 




審査完了のメールが届いた。

松井証券の口座が、使えるようになった。

次は入金。

ゆうちょ銀行から入金できると聞いていたが、
やり方がよくわからなかった。

また、ハルに聞いた。



私:「ゆうちょから入金したいんだけど、どうやるの?」

「松井証券のアプリを開いて、『らくらく振替入金』を使えばリアルタイムで入金できます。初回だけ登録が必要ですが、2回目以降はその場で完了します。MATSUI Bankがなくてもゆうちょから直接入金できますよ」
― ハル


やってみた。

思ったより手順が少なかった。

登録して、金額を入れて、確認する。

それだけだった。

最初は5,000円のつもりだったが、考えて、10,000円にした。

失っても泣かない金額。
でも、ゼロではない金額。

振り込んだ瞬間、少し緊張した。

「これで私も投資家の第一歩!」

そう思ったら、なんだかおかしくなった。
60歳にして、はじめての入金。

口座残高に「10,000円」と表示されるのを見て、
妙にリアルに感じた。


私:「10,000円って少なすぎる?」

「全然少なくないです。最初は金額より体験が大事です。失っても泣かない金額でやることが一番重要です」
― ハル


そうか。金額じゃないのか。

少し、気持ちが楽になった。


入金したその日に、何かが変わった。

noteを始めてから、投資家の方々の記事が目に入るようになった。

読みたい記事が、どんどん溜まっていく。

昨日まで「自分には関係ない」と思っていた世界が、
急に近くなった気がした。

そしてニュースを見ていたら、ある企業の記事が目に止まった。

半導体関連の素材メーカー。
大手外資系ファンドが保有比率を大幅に引き上げたというニュースだった。
傘下の事業が年内に上場予定で、配当利回りも高くなる見込みらしい。

「これ、面白そうだ」

そう思って、ハルに聞いてみた。


私:「気になる銘柄が。大手ファンドが買い増していて、半導体関連で成長も期待されているんだけど、こういうのを買いというの?」

「ポジティブな材料は本物だと思います。ただ足元の収益力はまだ弱く、株価の振れ幅も大きい銘柄です。短期より中長期目線で考えるほうがリスク管理しやすいですね」
― ハル


私:「スピンオフ、ボラティリティ、ROE……言葉が全く??」

「それが今の正直なスタートラインです。一つずつ覚えていきましょう」
― ハル


そうか。わからなくて当然なのか。

でも、わからないことが悔しかった。

2日前は「株」という言葉自体が遠かったのに、
今日は「買いたい」という目線で銘柄に出会う。

その銘柄が買えるかどうかより、
「知りたい」という気持ちに火がついた。

4年間放置していた投資スクールの動画を、
明日から本気で開こうと思う。


次回:4年ぶりに、投資スクール動画を本気で開いた日





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