目標設定は『矢印の向き』でほぼ決まる
今日は目標設定の話を少ししてみたいと思います。
仕事でも、勉強でも、趣味でも。
僕らって、わりと自然に目標を立てながら生きてる気がします。
たとえば。
ゴルフなら「90切りしたい」とか。
ギターなら「ライブまでにこの曲を弾けるようになりたい」とか。
仕事でももちろんそうですよね。
月の売上目標だったり、
プロジェクトの達成目標だったり。
日々いろんな目標がある。
でも、この「目標」って、
意外とちゃんと整理されないまま使われてることが多い気がするんです。
僕もマネジメントをする中で、
ここって結構ズレやすいなと思っています。
まず前提として、
目標にはいくつか種類があります。
ざっくり分けるなら、
成果目標
と
行動目標
です。
たとえば営業で考えると。
「月30件受注する」
これはわかりやすい成果目標です。
じゃあそのために、
「毎日3件アポを取る」
これはどうか。
これ、役割によるんですよね。
営業全体を担っているなら、
これは受注のための中間成果です。
でも、
役割が「アポを取ること」に切られているなら、
これは立派な成果目標です。
つまり、
成果目標って絶対的なものじゃなくて、自分に与えられた役割によって決まる。
ここ、結構大事なんですよね。
その上で、
「毎日10件電話する」
これは行動目標です。
これはあくまで手段。
行動そのものです。
この整理が曖昧になると、
目標設定はすぐズレます。
よくあるのが、
目標を聞かれているのに、
行動を答えてしまうこと。
「頑張って営業します」
「たくさん電話します」
「市場調査します」
もちろん大事なんです。
でも、それで何を成すのかが抜けると、
頑張っているのに前に進んでいない状態になりやすい。
忙しいけど進んでない。
これ、結構しんどいです。
僕もそういう感覚、何度もあった気がします。
動いてる。
やってる。
でも、それで何が積み上がってるのかわからない。
この状態って、
手応えが薄いんですよね。
でも、もっとズレやすいものがあります。
それが、
成長目標
です。
これもすごく多い。
「知識をつけます」
「もっと勉強します」
「コミュニケーション力を上げます」
一見すごく前向きです。
でも、
仕事の目標として置くと危ういことがある。
なぜか。
矢印が自分に向いてるからです。
自分がどうなりたいか。
自分が何を得たいか。
もちろん、
これは大事です。
否定するものじゃない。
でも仕事って、
本来は役割を果たすためにあるんですよね。
組織にどう貢献するか。
社会にどう価値を返すか。
そこに矢印が向いていないと、
目標としては弱い。
知識をつけること自体は、
成果じゃない。
準備です。
下積みです。
場合によっては、
行動ですらなく、その前段階だったりする。
ここって本質だと思っていて。
目標設定って、
結局「矢印がどこを向いてるか」なんです。
自分なのか。
役割なのか。
組織なのか。
目的なのか。
この向きがズレると、
目標っぽいけど目標じゃないものが出来上がる。
そして厄介なのは、
そういう目標って振り返れないんですよね。
「知識つきましたか?」
って言われても、
正直かなり曖昧です。
測れない。
測れないものは、
改善できない。
ここが大きい。
だから僕は、
仕事の目標を立てるときに大事なのは、
まず、
自分の役割を明確にすること。
その役割に対して、
何を成果とするか決めること。
その成果を出すために、
どんな行動を積み上げるか整理すること。
この順番なんじゃないかなと思っています。
目標って、
立てることよりも、
振り返れることのほうが大事です。
立てっぱなしの目標って、
気づけば消えていく。
でも、
ちゃんと成果が定義されていて、
行動が整理されていれば、
振り返れる。
修正できる。
積み上がる。
何を成すのか。
どう測るのか。
そのために何をやるのか。
ここまで考えられると、
仕事の解像度ってかなり変わる気がします。
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