見出し画像

パニック障害の患者が歯医者に行く方法

パニック障害を患っているとなかなか歯医者に行くのが怖いと思います。歯医者はそもそも健常者の中ですら苦手な人がいるくらいですから、パニック障害を持っていると苦手に感じてしまうのは普通のことです。

しかし、歯医者に長期間行かないと口内の衛生環境が悪化して別の病気になってしまう可能性が高まってしまいます。パニック障害を持っている患者はどうすれば歯医者に行くことができるのでしょうか。

抗不安薬でパニック発作が出るのを防ぐ

対策としてまず考えられるのが、抗不安薬を使ってパニック発作が出るのを防ぐという方法です。

基本的に抗不安薬は歯医者で出やすい吐き気や過呼吸の症状を抑えてくれる効果があります。なので歯医者にかかる時間の1時間くらい前に頓服薬として抗不安薬を飲んでおくのがおすすめです。

具体的な薬としてはロラゼパムが最も良いと思います。ロラゼパムは薬が効いてくるまでの時間が大体1時間くらいですが、舌下投与をすれば15分くらいで効果が出てきます。

舌下投与というのは舌の裏側に一定時間薬を置いて置くことによって、舌下の血管から直接薬の有効成分を摂取することができます。

この舌下投与を使うことで、発作が出るのを防ぐ予防に使うのはもちろんのこと、もし発作が出てしまった後でも使うことができます。

私も、以前歯医者の診察が始まってすぐ、発作が出てしまった時に舌下投与で抗不安薬を使ったことがありました。

舌下投与をすることで普通に薬を飲むよりもはるかに短い時間で効かせることができるので、発作は約10分弱くらいで収まりました。

もし発作が出てしまったとしても薬があるという安心感を得ることができます。

静脈鎮静を歯医者で行う

また、歯医者によっては抗不安薬を静脈から点滴で入れて鎮静をかけてくれるクリニックがあるらしい。それをするとほとんと寝た状態で歯科治療やクリーニングをすることができる。

ただ、この方法の欠点として、保険適用にならない場合も多く、一回の治療で2万円近くかかってしまうことも多い。歯科治療一回で万単位のお金がかかるのは経済的な負担が大きすぎるだろうと思う。

さらに、どうせ静脈注射で入れるのはミタゾラムなどのベンゾジアゼピン系の抗不安薬がほとんどだと思うので、それならばしっかりと抗不安薬を経口で飲んだ方が手軽だし、料金も安く済むと思う。

確かに静脈麻酔だと寝ることができるのでそれだけ恐怖感は減るだろうが、歯医者は定期的に行くということもあって、そのたびに静脈麻酔をしているようではかなりお金がかかるだろう。

それだったら、精神科で歯医者が苦手だということを相談して、頓服薬を処方してもらうのが良いと思う。その頓服薬も、鎮静がしっかりと効いて、若干眠気がくるような抗不安薬をチョイスしても良いと思う。

先ほどはロラゼパムが良いと書いたが、デパスなどの催眠性がある薬も良いとおもう。デパスは依存性が高くあまり多くの人におすすめはできないが、どうしても歯科治療が苦手で、経口で抗不安薬を使いたい場合はデパスは一つの選択肢になるだろう。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集