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なぜか日本のものが突然海外でウケる

よく突発的に
日本のものが海外でウケることがある。
音楽や映画など最近多いように感じる。

これまでこういうモノは
日本人にしかわかんないと思ってたのに
なんか受け入れられるようになってうれしいねえ
世界はやっとこの良さに気づいたか。
なんてみんな言ってるけどホントかなと思う。

楽曲なんかで言えば、
言葉がわかるかどうかがどうでもよくなってる、
みたいな感じはする。
短尺の動画で見た場合、意味よりも感覚的な
印象でラフに判断しやすいんではないか。
パッと見の印象みたいなやつね。
つまり理解してるわけじゃない気がする。

ビジュアル的なものも同じで、
そもそも「よくわからんからいい」ってのが
本質なんじゃないかと思う。

大昔、ヨーロッパで
日本の浮世絵がブームになったことがあって
ゴッホなんかも強い影響を受けたと言われてる。
そういうことが起きたのは浮世絵が
そもそもそれまでの西洋絵画から見ると
非常識だったからだ。
太い輪郭線や立体感のなさ、大胆な構図、
わけわかんないけどなんかいい・・
それとおんなじじゃないかな。

浮世絵って改めて見ると
日本の漫画やアニメと直で繋がってる。
実はずっと変わってない。
今アニメが海外でウケてるのも
ジャポニズムブームが続いてるだけかも。

テレビで日本の能面とアフリカのお面の
作り方の違い、みたいなのをやってて
大まかな作り方はあんまり変わらないのに
出来上がりの精度がとんでもなく違う。
能面の完成度はもちろんすごいんだけど、
一方でなんだかわからないアフリカのお面が
よくわからない個性と魅力を発していた。

なんかわからないけど「いい」んだよね。

たぶん海外から見た日本の「モノ」は
アフリカのお面みたいなものなんじゃ
ないんだろうか。

きっと
わからないけどいい、じゃなくて
わからないからいい、んだよね。

日本語の歌が妙にウケてるのも、
歌詞の意味はどうでもよくて、
言葉の音の響きに魅力があるんじゃないか。
日本語は一音一音に母音があるから
メロディに言葉を乗せるのが難しい。
日本のアーティストそれに苦労してて
妙に英語っぽい発音にして歌ってたりしたのに
そんなことしてない素直な歌い方の
シティポップがウケてるのも
逆にそこが魅力的に聞こえるんじゃないか。

そもそも日本人はずっと
意味なんてぜんぜんわからないまま
英語の歌はカッコいいと思って育ってきたわけで
考えてみればおんなじことなのかもしれない。

わかりきらない「異質性」みたいなのが
刺激的というか新鮮というか、
まあ、面白いと感じるんだと思う。

日本人がそれをちゃんとわかってないのが
別の意味でなんか面白い。

次回は「おいしいの数値化」です

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