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共生①


夜チラッと見ると


ニホンヤモリ (Schlegel's Japanese gecko, Gekko japonicus)がいました。

* 爬虫綱 有鱗目 ヤモリ科 ヤモリ属
分布:
* 日本固有種で、本州、四国、九州に広く分布しています。
人家の周辺だけでなく、森林の岩場や樹洞などにも生息しています。

形態:
* 大きさ: 全長は10〜15cm程度です。
* 体色: 背面は灰褐色や褐色で、不明瞭な斑点や横帯が入ることがあります。腹面は淡い黄白色をしています。
* 皮膚: 皮膚は細かい鱗で覆われており、ザラザラとした感触です。
* 指: 指の裏側には、壁や天井に吸着するための特殊な鱗(趾下薄板)が発達しています。これにより、垂直な壁や逆さまになった天井でも自由に動き回ることができます。
* 尾: 尾は自切することができ、危険を感じると自分で切り離して逃げることがあります。切れた尾はしばらく動いて敵の注意を引きつけ、その間に本体は逃げます。

再生尾は元の尾とは少し形や色が異なることがあります。
* 目: まぶたはなく、透明な鱗(眼瞼)で覆われています。瞳孔は縦長で、夜行性であることを示しています。
生態:
* 生息場所: 主に人家の壁や天井、物置、石垣、樹洞などに生息しています。人家に住み着くものは、昆虫などを捕食してくれるため、

実は益獣として扱われることもあります。

* 活動時間: 夜行性で、夜になると活動を開始し、昆虫やクモなどを捕食します。
* 繁殖: 繁殖期は初夏から夏にかけてで、壁の隙間や植木鉢の下などに、通常2個の白い卵を産みます。卵は数週間から2ヶ月ほどで孵化します。
* 鳴き声: 「ケッケッケッ」という小さな声で鳴くことがあります。


ヤモリは家守り


ニホンヤモリ(日本家守)が「益獣」とされる理由はいくつかあります。主に人間の暮らしにとって「役立つ存在」であることがポイントです。



1. 害虫を食べてくれる

ニホンヤモリは、以下のような人間にとって不快または有害な昆虫を食べます:
  •   蚊
  •   ハエ
  •   ゴキブリ
  •   小さなクモ
  •   その他の夜行性の虫

夜、家の壁や窓の近くに現れて、電灯に集まってきた虫をパクパク食べてくれる姿を見たことがある人も多いはず。



2. 家を守る存在としての縁起の良さ

日本では「家守(やもり)」の名の通り、**「家を守ってくれる」**と信じられてきました。特に以下のような言い伝えがあります:
  •   ヤモリが住みついている家は安全
  •   商売繁盛や家内安全の象徴
  •   ヤモリを見かけると縁起が良い



3. 人に害を及ぼさない
  •   噛んだり毒を持ったりしない(毒ナシ)
  •   積極的に人を避ける
  •   繁殖力もそこまで強くないため、家の中で大繁殖する心配も少ない





ニホンヤモリは、害虫を食べてくれる小さな守り神。静かに家を守り、悪さはしない優しい益獣なんです。

見かけたら、そっと見守ってあげるといいですね。

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