越生という風土に抱かれて
越生という風土に抱かれて
東京から電車でわずか1時間。
どこか懐かしく、そして誇り高い佇まいを見せる埼玉県・越生町(おごせまち)。
四季折々の美しさが訪れる人を包みこむこの町は、私たち佐藤酒造店が180年にわたり酒を醸してきた場所です。
越生は、古くから「梅の里」として知られています。
町の名所「越生梅林」は、江戸時代から続く歴史ある梅の名所。
春には約1,000本もの梅が咲き誇り、ほのかに香る風が町全体をやさしく包みます。
その空気のやわらかさと、山から流れ込む清らかな水。
この自然の恵みが、私たちの酒づくりの基盤となっています。
越生はまた、文化と人の温かさが根付いた町でもあります。
老舗の和菓子屋、地元野菜を扱う直売所、毎年町をあげて開催されるお祭り――
地に足をつけて生きる人々の暮らしが、静かで確かなリズムで営まれています。
そんな町に根を張る酒蔵として、私たちは「地のもの」「地の味」「地の心」を大切にした酒づくりを続けています。
この地に生き、この地で醸す。
越生という土地がもたらす空気、水、気候、人――
それらすべてが、佐藤酒造店の味の一部となって、瓶の中に宿っています。


