大学生一人、日帰り岩手の旅☆彡
はじめまして。初めてnoteに文章を書きます、「だからね」と申します。
今月、一人旅で岩手県を訪れたのですが、終始とても心地よく、一人でも楽しく充実した時間を過ごすことができました。
その体験があまりにも良くて、「誰かに共有したい!」という気持ちが強くなり、こうして書くことにしました。
InstagramやXに投稿することも考えたのですが、どうしても長い文章になるのでせっかくなら、文章を読むことが好きなnoteユーザーのみなさん(自分自身も含め)と、この時間を共有できたらいいなと思い、ここに書き残すことにしました。🌟
1岩手県へ行きたくなったきっかけ
そもそも、なぜ岩手へ行こうと思ったのか。実は、ずっと前から岩手旅の計画を立てて準備していた!というわけではございません。
元々友人と二泊三日で旅行へ行く予定が前日に急遽なくなってしまって。
誰も悪くない状況だったので、だからこそ不完全燃焼でした。
晴れ予報だし、新幹線の払い戻しが戻ってくるし…。
….岩手に行こう!じゃじゃ麺食べたいし!と。
あまりにもフッ軽すぎて前日に決定した日帰り旅でした。
そしてなんと、新幹線を1日に3回乗るという、ちょっと贅沢な移動になりました。

2花巻で宮沢賢治巡りをしよう!
宮沢賢治は、岩手県が生んだ、日本で一番有名ともいえるほどの児童文学作家。小学校の教科書の常連さんですよね。
幼稚園に入る前から、夜寝る前に父が「やまなし」「注文の多い料理店」「よだかの星」などの宮沢賢治の作品を読み聞かせしてくれていました。
特に好きな作品が、「銀河鉄道の夜」。
宇宙大好きマンの私のルーツは、もしかしたらここかもしれないですね。
この物語の結末を知ったとき、
「こんな終わり方ってありなん?!」と、小学校低学年ながら衝撃を受けたのを覚えています。
ショックだったけど、同時に新しい世界の扉を開いたような感覚でもありました。
実は、宮沢賢治記念館・童話村には一度来たことがあります。
そのときも賢治の独特の世界観、「イーハトーヴ」に足を踏み入れたような、ふわふわした感覚がしたことを覚えています。
あまりにも異世界で、少し怖いくらいでした。
そんな不思議な記憶を辿りたくなり…
なので今回の旅は盛岡だけではなくあえて花巻も追加したのでした。
新幹線に揺られて1時間半、新花巻に到着。


駅から25分歩き、坂を上った先で待っていたのは、360段の階段でした。


長い、痛い。この時点で少し疲れてしまうという痛恨のミス。(日々の運動不足が…)
やっとの思いで頂上に着くと、素晴らしい花巻の景色がお出迎え。

少し進むと「注文の多い料理店」の山猫軒もありました。かわいい!



二館350円でチケットを買い、宮沢賢治記念館へ。
入った瞬間、「あー!あったな!!」と記憶がよみがえりました。

暗い照明の中に並ぶ展示を、隅から隅までじっくり見ました。
当たり前だけど、当時は分からなかったこともたくさんありました。
たとえば、賢治は文学だけでなく科学にも精通していたこと。賢治のお父さんがとても熱心な宗教家だったこと。その影響もあり賢治も仏教の教えを大切に生きていたこと。
そんなことを知って、私も少し大人になったのかなとふと思いました。
そして宮沢賢治童話村。


銀河ステーションを抜けた瞬間、
「ああ、この景色!!」

小さい頃、ここを歩き回った記憶がふっと戻ってきました。
屋内の施設、賢治の学校に入っても「あー!」と思う瞬間が何度もありました。




中でも印象的だったのが、宇宙の部屋。

宇宙の中にぽつんと立っているような感覚。
「自分ってこんなに小さいんだ」ってことが、この部屋だけで分かります。
カンパネルラたちも、こんな景色を通っていたのかな。
賢治の学校の隣にある木の家たちを一つ一つ回って展示を見て、
最後に公園の景色を目に焼き付け、銀河ステーションを出ました。
帰りはまた25分歩きました。ほくほくした気持ちだったのと、下り坂だったからか、全く疲れませんでした。
3本場のじゃじゃ麺を食べに、いざ盛岡へ!
朝に花粉症の薬を飲んできたはずなのに、晴天&強風という花粉フィーバーな日だったので、永遠に鼻水かみながら新幹線待ちました。
新幹線に乗り、鼻のかみすぎでうとうとしていたら、あっという間に盛岡に着いてしまいました。
盛岡駅に着いて、地下へ行けばすぐ飲食店街に入り、今回の旅の目的の一つである「本場のじゃじゃ麺を食べたい!」を果たすべく、白龍 (パイロン)へ。
太い麺にもりもりの味噌。この二つをよく絡めて食べると、それはもうどこか懐かしくて、ほっとする味。日本人が大好きな味ですね。小さい頃に母が作ってくれたような味で、この味を食べたくてここまで来たかいがありました。
そして、自分好みに味噌や生姜、ニンニク、ラー油を入れてアレンジ。味変するってこんなに楽しいんだ!とここで実感しました。

じゃじゃ麺の魅力は、ここで終わらないところ。
少し残した麺と味噌に卵を混ぜ、店員さんからゆで汁を入れてもらって完成。ちいたんたんです。これが粋な食べ方らしい。

味噌が出汁になっていて、ラー油で少し辛くなったどんぶりがマイルドになり、最後までとっても美味しく食べられました。
どうか、じゃじゃ麺専門店が全国に展開してくれ。このおいしさにみんなたまげるぞ!と、今でも本気で思っています。(もし全国展開していたらごめんなさい)
その後は祖母おすすめの光原社へ行って素敵な建物と雑貨屋さんへ寄り、25分歩いて盛岡城跡へ。


その途中の橋で見た岩手山の景色といったら、感動して一生忘れないだろうなと思えるくらい、本当に素晴らしい眺めでした。

この山を日々見ながら過ごす盛岡市民の皆さんが心の底から羨ましいと思ったし、快晴の中の岩手山を見ていれば悩みなんて飛んでいきそうです。


盛岡城跡へ登ったあとは沢山歩いて疲れてきて何しよう〜どこいこう〜とフラフラしてたまたま近くて辿り着いたカフェが、この旅一番のナイスな大発見でした。
1人でも入りやすい落ち着いた店内で、マスターの入れたチャイと手作りのチーズケーキがもう、とんでもなく、たまらなく、美味しかったです。
特にチーズケーキは上の部分にカラメル?みたいなものがかかっていて、下はバターたっぷりのタルト生地。…どタイプすぎる!!

叔母から頂いた本を読みながら、ゆっくり有意義な時間を過ごすことが出来ました。


最後は盛岡駅で滑り込みで福田パンを買い、新幹線に乗って旅を終えました。


4おわりに
急に決まった日帰りの一人旅だったけれど、心から行ってよかったと思える旅になりました。
この旅をきっかけに、宮沢賢治のことが大好きになりましたし、彼のことを知った上で作品を読むのが今からとても楽しみです。
そして、盛岡市はとても温かいまちだな、と感じました。
どこを歩いても空が広くて、ゆっくり時間が流れているような気がしました。私はすっかり、あの大きな岩手山の虜です。
きっといつか、ふとこの旅のことを思い出して、また岩手に行きたいなと思うのだと思います。そんなふうに思える場所ができたことが、今回の旅でいちばん嬉しかったことかもしれません。
突然のひらめきを大切に、いきていこう。
ありがとう岩手県。必ずまた来るよ!

