血統から読む帝王賞2026|二つのダート血脈と順調さという掟
血統が最も美しい馬は、なぜ本命になれないのか。
帝王賞は荒れない。
過去十年、5番人気以内で決まった年がほとんどだ。6番人気以下の好走はわずか2頭、11番人気以下は3着内ゼロ。1番人気の3着内率は九割に届く。1着・2着は、10年すべてJRA所属馬だった。
強い馬が当然のように勝つ。番狂わせを期待するレースではない。
ここまでなら競馬新聞にも書いてある。
私が伝えたいのは別の視点です。
「強い馬が当然のように勝つ」と言うとき、その"強い"とは何を指すのか。帝王賞には勝てる血脈とパターンがある。今年の13頭を並べてみると1頭気になる馬がいる。
血統だけで言うと今年のメンバーに、最も帝王賞向きの配合を持つ馬がいる。過去10年の勝ち血脈を、1頭に凝縮したような血統だ。
しかし、私はその馬を本命にできない。
理由は帝王賞にもう1つ存在する、血統とは別の掟にある。
その掟と、血統が最も美しいその一頭の名前を、ここから書いていく。
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