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熱くなったスマホ、つい冷やしたくなります。それが、いちばん危なかった。

真夏の炎天下。都内で、地図を見ながら目当ての場所を探して歩いていました。

ふと、スマホがやけに熱い。持っているのがつらいくらい、熱くなっていました。日ざしが強いと画面も見えにくくて、夏の炎天下でスマホを使うのは、本当にハードワークだなと思います。

そのうち、画面に「温度が高すぎてカメラが起動しません」といったメッセージが出て、カメラが使えなくなりました。

「そこまで熱くなっちゃったんだ」と、正直ドキッとしました。写真が撮れないのは実際に困るので、こういうときどうすればいいんだろう、とよく考えていました。

熱いなら、早く冷やしたい。
本気で冷蔵庫に入れようと思ったことはありませんが、もしそのとき近くに保冷剤があったら、やってしまっていたかもしれません。
でも、それがいちばん危ないことだったのです。


熱くなると、スマホはわざと動きをゆっくりにします。

熱くなったスマホは、動作が遅くなったり、充電が遅くなったり(もっと熱くなると、止まることもあります)、画面が暗くなったりします。

これ、故障ではありませんでした。

スマホは、中が熱くなりすぎると自分が傷むので、熱いあいだはわざと働きをおさえて、自分を守っているのです。人間が、暑い日に無理をせず日陰で休むのと同じでした。

だから、警告が出ても慌てなくて大丈夫。スマホが「ちょっと休ませて」と言っているだけでした。


いちばんやってはいけないのは、急に冷やすことでした。

熱いなら冷やせばいい。そう思いますよね。私もそう思いました。

でも、冷蔵庫に入れたり、保冷剤を当てたり、水につけたりして急に冷やすのは、やってはいけないことでした。

急に冷やすと、スマホの中に水滴がついてしまうことがあるのです。
冷たい飲み物のコップの外側が、夏に汗をかいたように濡れるのと同じことが、スマホの内側で起きます。

外は熱いだけだったのに、急に冷やしたせいで中が濡れて、今度こそ本当に壊れてしまう。よかれと思ってやったことが、いちばんの原因になるところでした。


私がやるのは、ケースを外して、日陰で休ませることだけ。

では、どうするか。

ケースを外して、日陰に置いて、電源を切って待つ。

ケースは熱をためこみやすいそうです。だから外す。そして直射日光の当たらない涼しい場所に置いて、電源を切って、しばらくそっとしておく。

氷も、冷蔵庫も、扇風機の強風も要りません。急がず、自然に熱がひくのを待つ。それだけでした。iPhoneでも、Androidでも、やることは同じでした。

たいていは、しばらくすると、また普通に使えるようになります。


熱くする前に、私がやめたこと。

そもそも熱くしすぎなければ、慌てることもありません。私が気をつけているのは、こんなことです。

夏の車の中や、フロントガラスの近くに置きっぱなしにしない。車内は、思っているよりずっと高い温度になります。

充電しながら動画を見ない。充電と動画は、どちらもスマホに負荷がかかるので、重ねると熱がこもりやすくなります。

強い日ざしの下で、長い時間ずっと地図を見続けない。ときどき日陰で休ませてあげる。

ちなみに、電池を0%まで使い切らないほうがいい、という「充電のクセ」の話は、前に書きました。

電池が切れてから充電してた。それがバッテリーをへたらせていた

今日は「熱」の話だけにしておきます。


さて。

スマホも、夏はしんどいのだと知りました。

熱くなったら、無理をさせない。冷蔵庫で急に冷やさない。ケースを外して、涼しいところで休ませる。

人間とおんなじでした。ちゃんと休ませてあげれば、ちゃんと戻ってきてくれます。

知っておくだけで、ちょっと安心ですよね。


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書いた人:さて。|50代からのスマホ・AI
IT企業で30年。うち20年は、説明書を書くテクニカルライターでした。

50代からのスマホやAIの「もやもや」と「なんだか怖い」を、優しい言葉で翻訳・解決します。




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