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私が入力したこと、どこかで見られてる?AIとデータの話

AIを使い始めてから、なんとなく気をつけていたことがあります。

家族の名前や、お金のこと、仕事の細かい話。そういうことは入力しないようにしていました。

でも、なんでそうしているのか、うまく説明できなかったのです。

「気持ち悪い気がする」「なんとなく心配」。そのくらいのもやもやで、ずっと使っていました。


今のAIは、スマホの中にいない

これも、言われてみれば当たり前なのですが、最初はよくわかっていませんでした。

ChatGPTやClaudeやGeminiは、スマホの中にいません。
インターネットの向こう側にある巨大なコンピューターの中にいます。
話しかけるたびに、言葉はそこへ飛んでいきます。

「遠くの電話相談室に電話をかけている」ような状態だと知ったとき、少し腑に落ちました。
相手は親切だけど、「この会話、録音されてないかな」と気になるあの感じ、正しかったのだと。


「保存される」と「学習される」は別の話だった

ここ、整理しておきたい点です。

入力した内容がサーバーに保存されるのは、ほぼどのAIも同じです。
あとで会話を見返せるのはそのためです。

でも学習に使われるというのは別のことです。
学習とは、私の会話が次のバージョンのAIを作るためのデータになる、ということでした。

「残っている=学習に使われている」ではないのですね。
これで、整理されました。


3つのAI、設定を確認してみました

気になって、3つのAIを実際に確認してみました。

Claude(クロード)

調べたところ、デフォルトで学習には使わない設定になっているようです。特に変更しなくても、話した内容が学習データに使われることはないとのこと。

ChatGPT

確認してみたら、オンになっていました。
設定 → データコントロール → 「モデルの改善のためにデータを使用する」 ここがオンのままでした。
知らないうちに、そういう設定で使っていたのです。オフに変更しました。 (ちなみに、履歴も残したくないというときは「一時的なチャット」というモードもあります。これなら、その場限りの会話として消えてくれます)

Gemini

こちらも学習オンになっていました。 Googleのサービスなので、アカウント管理の中から変更します。少し場所がわかりにくかったです。 Googleアカウント管理 → データとプライバシー → 「Geminiアプリのアクティビティ」→ オフに変更

学習がオンになっていると、匿名化された上で「人間のレビュアー」が内容を確認することもあるそうです。 個人情報を入力しないほうがいい理由は、ここにもあったのですね。


これからのAIは、スマホの中に引っ越してくるらしい

少し先の話を見ていたら、興味深いことがわかりました。

「インターネットに繋がなくても動く小型AI」が出てきているようです。
スマホの中で直接動くので、入力した内容が外に出ていかない。
電波のない場所でも使える。

家族の悩みも、日記も、スマホの中だけで完結する日がくるかもしれない。

「個人的なことを入力するのが怖い」という感覚、技術の進化で変わっていくのかもしれません。


私が今やっていること

ChatGPTとGemini、両方オフに変更しました。

それと、どのAIを使うときも、名前・住所・パスワードは入力しないようにしています。それだけでも、だいぶ安心感が違います。

設定を調べる前は、話す内容だけ気をつけていました。設定でも選べると知ってから、少しラクになった気がしています。


さて。

もやもやしたまま使うより、ちょっと調べてみる。それだけで、なんか気持ちが落ち着きました。

知っておくだけで、ちょっと安心ですよね。


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書いた人:さて。|デジタル活用サポーター
IT企業で30年、「わかりやすい説明書」を作り続けてきました。
50代からの「ITわからない」を、一緒に「なんだ、できるじゃない」に変えていきます。



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