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【テスト管理】「Squash TM」をインストールしてみた



Squash TMとは?

Squash TMは,オープンソースのテスト管理ツールです.オンプレサーバー上で運用することができます.公式でもdockerをサポートしており,比較的簡単に導入可能です.

オープンソースのテスト管理ツールには,ほかにも有名なTestLinkやKiwi TCMなどがあります.

なぜテスト管理ツールが必要か?

クリティカルデバイスの開発では,常に高い品質が求められます.ソフトウェア品質を向上させるには,上流工程での品質の作りこみ,下流工程での品質の検証とそれらのトレーサビリティが重要と筆者は考えます.もちろんそのほかにも,アーキテクチャ設計やエラーハンドリングなど重要な要素はたくさんありますが,ここではプロセス全体をみたときの大きな要素として挙げています.

もともとは,フリーで使える要件管理ツールがないか調べていましたが見つからず(やはり要件管理ツールはお金になるので…).テスト管理ツールで,要件管理ツール同等の機能はなくても,ある程度カバーできないかと検討しているなかで,見つけたのが今回紹介するSquash TMです.こちらは,JaSST Tokyo2017で導入事例が報告されたツールになります.2017と聞くと最近のような気がしますが,なんと8年も前になるんですよね.驚きです.

インストール方法

ここでは,WSL2を用いてWindosマシン上にLinux環境を導入し,そこにdockerでSquashを立ち上げていく方法を説明します.

Windows Subsytem for Linux(WSL2)install

WSL2のインストール方法は,検索するとたくさん出てきますので,ここでは簡単にご紹介します.

  1. PowerShellを管理者として実行してください.

  2. 以下のコマンドを入力してください.
    $ wsl --install

  3. ディストリビューションを指定しなければUbuntuがインストールされます.(※自作PCなどではCPUの仮想化設定が無効となっているようです.その場合は,BIOSを起動して仮想化を有効にしてください)

  4. インストール後,Ubuntuを開いてください.UNIXユーザーの作成が求められるので,ユーザー名とパスワードを入力します.

docker install

先の手順で構築したUbuntuにdockerをインストールします.また,今回はdocker-composeを使用するので,一緒にインストールします.

  1. 最新のDockerパッケージを取得し,実行します.
    $ curl -fsSL https://get.docker.com/ | sh

  2. UNIXユーザをdockerグループに追加します.
    $  sudo usermod -aG docker sasuk

  3. docker-composeをインストールします.
    $ sudo apt install docker-compose

  4. dockerデーモンが立ち上がっていることを確認します.
    $ sudo service docker status

Squash TM install

Squash TMをdocker-composeを使ってインストールする方法を説明します.

  1. Squash TM用のフォルダを作成します.
    $ mkdir squash-tm

  2. 作成したディレクトリに移動し,vimなどで以下のdocker-compose.ymlファイルを用意します.今回はpostgresを使用しますが,任意のデータベースでOKです.

  3. 以下のコマンドで,dockerコンテナを立ち上げます.
    $ docker-copmose up -d
    ※Permission deniedなどのエラーが出た場合は,Ubuntuを再起動してください.

  4. ステータスがdoneになれば起動成功です.

version: '3.7'
services:
  squashtm:
    image: squashtest/squash:8.0.0
    container_name: squashtm
    ports:
      - 8090:8080/tcp
    links:
      - postgre-squash
    environment:
      - TZ=Asia/Tokyo
      - USER=sasuk
      - PASSWORD=sasuk
      - DATABASE=sasuk-squash-db

  postgre-squash:
    image: postgres:9.6
    container_name: squashtm-db
    volumes:
      - ./var/lib/postgresql/data:/var/lib/postgresql/data
    environment:
      - POSTGRES_USER=sasuk
      - POSTGRES_PASSWORD=sasuk
      - POSTGRES_DB=sasuk-squash-db

ここまでくれば,任意のWebブラウザで"http://localhost:8090/squash"と入力すれば,サインイン画面に飛ぶと思います.注意点として,"http://localhost:8090"だけでは404 pageに飛ぶので,デフォルトパスの"squash"をつけ忘れないようにしてください.
初回はadmin/adminでログインします.

無事にログインできれば,インストール完了です.お疲れさまでした.

おわりに

今回はdokcerを使って,簡単にSquash TMのインストール手順をまとめました.基本的に日本語対応はしていないようです.そのためか,ググってもあまり情報がないイメージです.今後,暇があればnginxなども導入して本格的な導入手順や使い方をまとめたいと思います(できれば有料記事にしてみたい).お読みいただき,ありがとうございました.

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