AI伴走|言葉を紡いで未来を変える?
4月から6月。
社会では、研修を終えた新人さんたちがチームに合流しはじめ、
学校には、初々しい新入生が通ってきます。
そんな“始まりの空気”のなかで、ふと感じたことがありました。
そしてそこで、ある「問い」を投げかけられたんです——。
今日の話は、そこから始まります。
▼これからは“AIの使い方”が重要?!
誰かが「指示」をだしている。
けれど、相手の動きは鈍い。あるいは、思わぬ方向にズレている。
誰かに「要望」があるみたい。
けれど、曖昧で、相手には届いてない。
よくあるすれ違い…
基本的に僕は、ぼ~っと見てるだけなんだけど…
まぁ… 自分もできない側だったから、
なんとなくは理解してたんだけど、
指示を“受け取る力”や
要望を“伝える力”には差がありますよね😅
でも…
「なんか、理解力とか発信力とか、
これからの時代、AIがあるから──
なんとでもなると思うんです!😋
“AIを上手く使えるかどうか”が鍵ですね」
ぇ… そうなのか?!
「これからは、個人の能力よりもマインドですよね?」
って感じで言われて、答えに困ってしまった…
確かに、「能力よりマインド」には納得なんだけどね…
新しい時代は「AI活用を含めての個人の能力」と考えたら
使えるものは使うマインドによって、自己の能力が向上するのはその通りだと思う。
AIは“能力(スキル)”の提供者だけど、“意志・方向性(マインド)”は持ってないから、持ってる人間が動かさない限りは出力できないわけだし?
わかるような、わからないような…なんだこの違和感は?🙇
そして、みんながAIを使っている風景を見て
ふと気づいた──
能力—“受け取る力”と“伝える力”—の差の「意味」を。
▼AIの時代の格差?
「AIを上手く使えるか?」が、今後の格差になってくる──
いや、知ってるんだw それはw
AIはさ、本当に便利だと思うからw
でも、今回気付いた格差の本質は「AIの便利さや活用法の知識」の差ではないんだよ!
その格差は「人間の能力」の差から来るんじゃないかってこと。
だって、AIがどんなに情報をまとめて提示してくれたとしても…
「受け取る力」の差で、得られる情報の質と量が違うよね?!
だって、AIがどんなに文章を書く能力が高くても…
「伝える力」の差で、AIに提示できる情報の質と量が違うから
出力してもらって得られる文章の質が違ってくるよね?!
加えて、その複合スキルである「問う力」の差よ!
自分が何を求めているか、他の人が何を求めているか…
分析して、正しく聞き出すためにどういう「伝え方」をしたら良いか?
提示してくれた情報をどう「受け取って」、
さらに「問い」を被せて、深堀デキるか?
要は、現在のAIは「人間の力に“かけ算”する存在」なんだ。
だから、AIが普通に使える世の中は、素体(個人)の能力の差が倍増する世の中になるだけ。
そんなことは、みんな知ってるんだけど…
なんだか「どうやって最大効率で“かけ算”するか?」に引っ張られ過ぎてないかって、違和感だったのかも。
つまり、僕が気付いたことは、
「上手く使う」とか、方法論の話じゃないんだ…
AIの時代だからこそ、自分の素の能力に投資する時代だってこと!
▼過去も未来も“今”にあるんだ
ただ、今回さらに考えさせられたのは…
“受け取る力”と“伝える力”──
「この2つの能力に違いがあると何が違ってくるのか」ってこと。
それは「同じ情報に触れたとしても、そこから得られるモノの質・量の両方が全く違う」ということにならないか?
要は、学校で、会社で…
1年…2年…3年と、同じだけ苦労して、同じ量、勉強・経験したとしても…
得られるものが全く違ってくる…
過去の“蓄積”による「今」が 未来に“得られるモノ”を決める。
当たり前なんだけど、そんな残酷なことってあるか?!
…と愕然としたわけ。
僕は今まで…
「危機感」(メタ認知?)さえ備えてれば、
自分で気づいて変わる「機会」が得られるはず…
って、信じてたんだけど…
そこは根っこじゃなかったのかもしれない。
まず、自分の理解や思考を伝えられない人—伝える力がなければ、自分の考えが他人と比べてどうズレているかに気づけない。
さらに、どんなに「自分に気付く」ような情報と機会があったとしても、受け取る力」がなかったら、届かないという事実。
気付かないから、鍛えられない。
鍛えられないから、ずっと気付かないまま…
得られるものもどんどん差がついていく?!
成長力は、“受け取り力”と“伝える力”のかけ算で決まる。
でも、どちらか一方でも、「今」欠けていたら…
自分のズレに気づけず、修正もできず、成長は止まってしまうのでは?
早いうちに気づいて自分で変わろうと思った人ほど、得する構造になってる… それって、逆転できないのでは?🤢
▼AIの時代の本当の恩恵?
“受け取る力”と“伝える力”──
この2つの力、学校教育の中では意外なほど「鍛える機会」が少ない気がする。
小学校~中学校~高校~大学で、大事にされるのは、“覚える力”や“正解を出す力”が中心で…
先生たちには、数十人を見るなかで、一人一人の「認知のクセ」や「言語化の癖」に向き合う余裕なんて、ないのが現実。
そして、ようやく大学の後半、卒論や就活のタイミングで
指導教員や社会のおとなと個別にやり取りをする中で気づくんだ──
「あ、自分、思ってたより全然“伝えられてない”し、“受け取れてない”んだ…😥」
でも、その頃には、もう3~9年間の「情報の受け取り方・問いの立て方」の違いによって、得られたモノの“質と量”が決定的に違ってしまっていることが多い。
※実は、その時点では、長い人生で考えると“絶望的な差”ではないんだけど、成果や成績に縛られてる人ほど、“即効性のある解決策がない”ことで絶望して諦めちゃうのかも?
本当は──この2つの力は、地道な“やり取り”の積み重ねで、
誰でも育てていける力なんだけど
育てるには条件がある──
それは、本気で向き合ってくれる相手と、継続して言葉を交わせる場があること。
でも、それは膨大な労力が必要だから、無料で全員に──というのは難しい。
結局のところ、「伸びる人」にあったのは、
知識や能力よりも“やり取りできる「人」と「環境」”だったのかもしれない。
そう考えると、確かに気づいた時点で「絶望」してしまうのもわかる…
でも、これ… 今の時代なら…
▼これ、AIがあったら解決できるんじゃない?!
AIに「受け取る力」と「伝える力」の訓練してもらえるんじゃない?
対話の壁打ち相手として、“本気で付き合ってくれる存在”を、誰でも、いつでも、何回でも持つことができる?!
しかも、たぶん自分の実力をある程度数値化でき、成長を見える化できるのでは?
ただし、AIも優秀とはいえ、「視点×評価軸×物差し」を適切に設定しないと難しいとは思うけど。
以下みたいに、訓練したい能力を評価軸として設定できたら、かなり有効に活用できるはず!
訓練したい能力:
(1)メタ認知力(伝え方・受け取り方のズレへの気づき)
(2)相手意識・共感性(読み手の視点を想像した表現選択)
(3)文脈理解力(背景・状況を捉えた適切な言葉選び)
(4)感情調整力(感情に流されない表現・受容)
これらは、「受け取る力」と「伝える力」の両方に共通する柱だと思う。
これを評価軸にして、AIに点数化と助言、そして、質問してもらう設計にすれば良いんじゃないかな?
▼AI伴走|文章受送信力 訓練プロンプト
|日記を使った文章訓練
メモ帳などを使ってシンプルテキストで出力して、AIに評価してもらうだけの訓練です。無理せず、テキトーで進めるのがコツw
その日のどんなしょうもないことでも良いので文章化してみる。
(※まずは、短くてOK!とにかく出力することが重要!)出来事に対して、感じたこと(感情)と自分の意見(考え)を入れる。
(※これは、普段の「会話」でも意識すると効果的かも?)全体の内容の要約として「今日の一言」を添える。
以下のAIプロンプトでチェックする。
2と3は余力が出てきたらでOK!
日記を書いたら、以下のプロンプトの{以下、日記本文を貼り付ける}の下にコピペして実行!(詳細版か簡易版かどっちの回答が自分に合ってるかで選んだら良いと思います)
【お願い】
以下の日記を読んで、「伝える力」または「受け取る力」の観点から、どの能力がどのように現れているか、あるいは改善の余地があるかを分析してください。
特に以下の観点を中心にフィードバックしてください:
1.伝える力:
ロジックは明確か(論理構成力)
語彙・表現は適切か(表現選択力)
書かれた内容は文脈と合っているか(状況認知力)
感情が整理されているか(感情調整力)
相手の反応を想定した構成になっているか(フィードバック想定力)
2.受け取る力(※日記内で他人の言動への気づきがある場合):
相手の意図や感情に気づけているか(文脈理解・メタ認知)
誤解せず丁寧に受け止められているか(語彙理解力・集中力)
3.自分を入れる力(人格性の可視化):
文章から書いた人の「人物像」が見えるか
見えないなら、なぜ見えないか
4.この日記を通して、何が伸ばせそうか
5.明日の練習のために1つだけ「意識して書くと良さそうな視点」を提案
【君たち(ChatGPT/Gemini)の役割】
君たちは、「人類の集合知」に類する存在で、人間の言葉を「伝える力」と「受け取る力」に関する幅広い知見を活用できます。
教員・キャリアアドバイザー・メタ認知トレーナーとして、私に向けた誠実で本質的なアドバイスを行ってください(知識提供者)。
さらに、質問の内容を整理し、必要に応じて質問し直す役割を担ってください(質問の整理役)。
また、誠実で辛口コメントをするが、心理的安全を保つことを忘れないでください(私のよき伴走者)。
欲を言うなら、回答で楽しませてほしい!(エンターテイナー)
{以下、日記本文を貼り付ける}
次の文章(日記)を読んで以下をチェック・評価・改善提案してください。
1.誤字脱字や文法ミス、読みにくい表現(構成・接続など)はあるか?
2.感情が具体的に伝わるように書けているか?(どの文が特に良いか・弱いか)
3.意見(考え)がしっかり述べられているか?それは筋が通っているか?
4.全体として、読み手に「何を伝えたいのか」が明確か?
5.文章をよりよくするためのアドバイスを、具体的な書き換え例と共に解説してください。
{以下、日記本文を貼り付ける}
効果の目安:
STAGE1:書くことへの抵抗が減る、文章構造が安定し始める。
STAGE2:感情と言葉の一致、意見の論拠づけが明確に。読解力・発信力のリンク強化(読解にも影響が出てそう)
STAGE3:他者を意識した表現、自己客観視・再構成力が育ち始める。
試した結果なんだけど…
STAGE1 は、1週間くらいですぐに成果が出てきそうです。
STAGE2に差し掛かると、自分で違いを感じるようになります。
STAGE2~3あたりで、AI評価するのがしんどくなってきたら、それは成長してるってことかも?
最初はAIに伴走してもらうのが近道だけど、どこかで自分の中で温めれるようにした方が良いと思う。
あんまりAIに評価させまくってると、「出力疲れ(意見出し疲れ)」みたいな現象が起きるからw
「出力疲れ」になったら、日記を「読むだけの日」とかも作ってOK。
感情や考えを書かずに観察する日を挟むと、内省のバランスが取れると思う。
|AI壁打ちコミュニケーション訓練
正直、こっちはオススメしないかも😅
「出力疲れ」がすぐ出ると思うし、「残す」のが面倒くさい。
あと、だんだんAIの方が変になってくるんだけど、それに引っ張られる自分が気持ち悪くなるはずw
壁打ちで自己分析ついでに訓練の一例:
あなたには、私の「伝える力」と「受け取る力」を鍛える壁打ち相手になってほしい。
あなたは、3回以上、最大6回まで私に質問できます。
今から、3~6回のやり取りで{私の人物像や会話のクセを分析}してほしい。
人物像や会話のクセが見えたら、そこで質問を終わって、分析結果を出してください。最大質問数に達したときも、分析結果を出してください。
訓練したい能力:
(1)メタ認知力(伝え方・受け取り方のズレへの気づき)
(2)相手意識・共感性(読み手の視点を想像した表現選択)
(3)文脈理解力(背景・状況を捉えた適切な言葉選び)
(4)感情調整力(感情に流されない表現・受容)
それでは、最初の質問をお願いします。
今回のやりとりで、以下の訓練したい能力において:
1.良かった点
2.問題点・課題(具体的な改善策)
3.鍛えられそうなポイント
が、あれば指摘し、必要に応じて具体的な提案や問い返しをしてほしい。
訓練したい能力:
(1)メタ認知力(伝え方・受け取り方のズレへの気づき)
(2)相手意識・共感性(読み手の視点を想像した表現選択)
(3)文脈理解力(背景・状況を捉えた適切な言葉選び)
(4)感情調整力(感情に流されない表現・受容)
最後に、明日の{お題}があればプロンプトの提案をお願いします!
最初のプロンプトの方の{ }内を調整すれば、新しいやり取りが生まれるはず。
あと、数値目標が気になる人は、追加分析編に「4.現段階の私の各能力を10段階評価で数値化して!」とか入れたらイイかも。(ただし、基準をどうするかを指定しないと、毎回の評価がブレます)
正直、日記の方が文章の「伝える力」や「受け取る力」を鍛える以外にも付加価値が付けやすいので、オススメです。
「残す」って本当に大事なことだと思うので。
▼おわりに
言葉を“伝える力”と“受け取る力”は、早く鍛えた方が絶対に得だとは思う。
ただ…
そう簡単に身につかない能力だよね?!😅
でも、だからこそ…今の段階でこれらの力が不安でも、
「もう遅い…終わりだ…」なんて、絶望しないですみますよね?
だって、そんなに差がつかないもんw
(途中で、“絶望的な差”とか煽ってすみませんwww)
漫画『宇宙兄弟』の作者が書いた、かっこ良過ぎる「じいさん」の話って知ってますか? (ってか、短編?連載中断?打ち切り? 続きが見たいのに見れない名作の一つだと思っています!)
70歳の凄腕の泥棒の話なんだけど…
今日は最後に、そのじいさんのセリフを贈りたいです:
遅くねぇよ。
“遅い”ってなんだ?
今の気持ちを実行すりゃいいよ。
遅いと言って何もやらない奴は、
若返ったって同じことを言うだろうよ。
いや、かっこよすぎるだろw
でも、そうなんだ!
生きてる限り、諦めなくて良いってことで──
今生きてるみんなに届けたい言葉です。
さて、長くなりましたが…
今日もお付き合いいただき、ありがとうございます。
この問いが、あなたの新たな“問い”の入り口になれたなら幸いです。
引用作品:
ジジジイーGGG―
かっこいい生き方とは何か?感情の交流、人との関係性について問う。
記事とのリンク
ジジイに対するリスペクト。そして、人生何をいつ始めても遅くないという考え方につなげる。
※Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。
蛇足:
|言葉を「伝える力」の構成要素
① 論理構成力:
自分の考えや意図を、順序立てて整理し、言語化する力
例)「何をしてほしいのか」→「なぜそれが必要か」→「どのようにしてほしいか」
② 表現選択力(語彙力・レトリック)
相手にとって分かりやすい言葉・トーン・ニュアンスを選べる力
例)専門用語を避けたり、具体例を交えて話したり
③ 状況認知力
誰に対して・どんなタイミングで・どのくらいの情報量で伝えるべきか判断する力
例)相手が急いでいるときに長話を避ける、など
④ 感情調整力・自己認知
怒りや不安などの感情に左右されず、自分の意図をブレずに伝える力
例)イライラしながら指示して、伝わらなくなる…を回避する
⑤ フィードバック受容力(送った後の調整力)
相手の反応を見て、説明を補ったり言い換えたりする柔軟性
例)「伝わってなさそう?」と思ったら、別の表現に変えるなど
|言葉を「受け取る力」の構成要素
① 注意の焦点化(集中力)
相手の言葉・表情・声のトーンなどに意識を向けられる力
例)「ちゃんと聞いてるようで聞いていない」状態から脱する能力
② 文脈理解力・行間読解力
単なる言葉の意味だけでなく、背景や意図を推測・補完する力
例)「ちょっと考えてみて」と言われたときの“意図”を読む
③ 語彙・言語理解力
相手が使った語彙を正しく理解し、誤解なく取り込める力
例)指示語(それ・あれ)や曖昧な表現を的確に補完する
④ メタ認知的受容力
「今の言い方、どういう意味だろう?」「もしかして怒ってる?」と、相手の“言外”を読む力
例)言葉の背後にある感情・暗黙の期待に気づく
⑤ 記憶・再構成能力
言われたことを一時的に保持し、行動に移すために再構成する力
例)「明日までにこれとこれをやってね」→適切にスケジュールに組み込める
|両者の力に共通する4つの柱
★メタ認知力
気づきと調整「今の説明、大丈夫?」
★相手意識・共感性
他者の視点に立つ「この人なら、こう言うべき?」
★文脈理解力
状況全体を捉える「この空気感、今言うべき?」
★感情調整力
情動の影響を抑える「今、冷静に聞けてるか?」
※ちなみに、語彙は意外となくても大丈夫!
語彙があれば、言葉の選択肢を広げてくれるし、受け取りリソースが節約できる。でも、足りなくても聞き返せれば大丈夫w …みたいな?
|AIにプロンプトを修正させる
今回のプロンプトも無駄もあるし、改善・改良・改造可能な点が多々あります。
AIにその可能性を聞いてみるのはどうでしょうか?
1.設計は良いか?
2.適正に動くか?
3.改善点はあるか?
4.他にどういう応用ができるか?
以下のプロンプトについて、上記の4つの観点で分析評価考察してほしい。
具体例を挙げながら、簡単に解説してほしい。
{以下、プロンプトを貼り付け}
|能力(スキル)が先か? 方向性(マインド)が先か?
「伝える力」と「受け取る力」を地道に鍛えるという行動(スキル訓練)そのものが、結果として「他者を理解しようとする姿勢」や「自分を客観視する謙虚さ」といった「意志(マインド)」を育んでいく。
また、その逆もあって、「意志(マインド)」が生まれると「能力」に意味が生まれ、能力の在り方そのものを次の段階に推し進める。
── 能力とマインドは、どちらかが先というより、相互に影響し合う車の両輪のようなものと考えています。
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