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「継続は力なり」は深い?──凡庸な言葉に潜む理解するべき意味

▼みんな!“座右の銘”を教えてください!

と、聞くと──

想像以上の人が「継続は力なり」って書いてくるんです。

何かを続けるって大変だから…
先日、noteを始めて“たった1週間”で、
その継続(?)を褒められたくらいだからwww
“継続”の重さは理解してるけどね。
だからこそ、座右の銘にするには重過ぎるってのと、
他にも色んなこと考えちゃって…

「座右の銘が、“継続は力なり”なんだ? 深いな~」

…と、つい反応しちゃったら😅

「ぇ?どう“深い”んですか?」

…って、凄い純粋な気持ちで質問されたのが、
今日の「問い」です。


▼人は「集合体」である。

みなさんは、自分という存在が、いくつもの要素の“集合体”だと感じたことはありますか?

たとえば、身体は何十兆もの細胞の集まりですし、
心の中にも、感情・思考・無意識といった異なる層が同居しています。
意識や考えも、まるで1つしかないように見えて、実は複数の声が混ざり合っていることに気づく瞬間ってありますよね。

人が「集合体」であるという理解が、「継続は力なり」の違った側面も見せてくれると思うんです。


▼集合体に「方向性」を与えると?

「集合体」に「方向性(モチベーション)」を与えると、
バラツキによる拡散(無駄も含む)が生じるし、急には止まれない。

…って、イメージできるでしょうか?
ごめんなさい。僕もちゃんと考えを表現できてないかもですw
※記事の最後に要素ごとのイメージを分解して書いておきます。


▼「継続は力なり」って?

「人」が「継続」するということは──

「集合体」に「継続(方向性)」を与えてしまう、
つまり「継続圧」が生じて“しまう”とも考えられるんですよ。

これ、「イイ継続(健康も含む)」以外にも「悪い継続(病気も含む)」にも言えることで、悪い習慣にも「継続圧」が生じるってことです。
で、続ける時間が長ければ長い程、「継続圧」が強くなる。

悪い習慣ほど、無意識に続けてしまう。
若いうちは、その継続圧はそこまで強くないけど…
もう僕くらいの年齢になったら抗えないかも…

つまり、継続とは──
“無意識の習慣”を通して“自分自身”を作る行為であり、
何を“継続”するかで未来の“自分”が決まる。

…ということでは?

「継続は力なり」で意識しないといけないのは、
「やりたいこと・やるべきこと」を「続ける」とかより
「やめたいこと・やっちゃダメなこと」を「止める」ことなのか?w

つまり、僕が一番言いたいのは、
治したい・直したい・やめたいことがあれば、お早めにってことです!


▼おわりに

映画の『マネー・ショート』って知ってますか?
日本語のサブタイトルで「華麗なる大逆転」って付いているんですが、
これ、完全に映画の内容をミスリードすると思います…
(爽快っぽい映画の方が見てもらえそう!って戦略かもだけど)

実際の内容は、「華麗なる大逆転」などという…爽快なものではない!

リーマンショックを題材にした話なんだけど…
欺瞞の世界とその避けられない崩壊に…
自分だけが気付いてしまったとき、そして
もうどうしようもないと知ったときの孤独と絶望
の物語です。

そして、この作品で描かれているサブプライムローン問題…
これも人の意識による「継続圧」の果てに引き起こされたのでは?


今日の「継続は力なり」のことを考えたとき、
この映画の冒頭(だったと思う?)で出てきた一節を思い出しました。

厄介なのは“知らない”ことじゃない。
知らないのに“知っていると思い込む”ことだ。

『マネー・ショート(The Big Short)』2015年

そう、「継続は力なり」という言葉は、よく知っているつもりでいたけれど──そこには実は “深い注意” が隠れていたわけです。

知っていることにも、色んな側面がある。
それを考えさせられる「問い」でした。


さて、今日もお付き合いいただき、ありがとうございます。
この問いが、あなたの新たな“問い”の入り口になれたなら幸いです。


引用作品:

マネーショート
2008年の世界金融危機を題材にした実話に基づいており、集団の思い込みや思考停止の危険性について問う。
記事とのリンク
この作品で描かれているサブプライムローン問題も人の意識による「継続圧」の果てに引き起こされている。人の集団的思考の慣性につなげる。


蛇足:

集合体の本質:多様性とバラツキ

集合体は、個々が異なるベクトル・テンポ・関心を持つ「バラついた粒子」のような存在。
→「方向性」を与えると、それぞれのベクトルがズレたまま進もうとするため、「収束」よりも「拡散」が一時的に強まる。

方向性/モチベーション:推進力と揺らぎのトレードオフ

モチベーションや目的は「前進」をもたらすが、それは同時に「制御困難な加速」や「慣性」も生む。
→チベーションがあるほど、急激な方向転換や停止が難しくなるのは、組織や群れ、個人の精神状態にも当てはまる(例:集団ヒステリーやブラック企業、暴走する理想主義など)。

「無駄」とは何か?

拡散に含まれる「無駄」とは、効率の悪さやエネルギーの逸散と見なされるものだが、創発的価値や偶発的発見の源にもなる。
→「拡散=悪」ではなく、「拡散をどう評価するか」が重要。ちなみに、僕は「無駄」を大切にしています!どうでもいいこと言ってすみません…

止まれない力:慣性と方向依存性

「止まれない」理由は、物理的にも心理的にも「集団の慣性」にある。
特に「方向性」が強ければ強いほど、その方向を保ち続けようとする「抵抗」が働く。FXや株のトレンドもそう。組織などにおいては、立ち止まることが「裏切り」や「敗北」とされやすくなる。
ちなみに、記事中の「継続圧≒慣性+拡散」ってイメージで考えています。


※Amazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。

顔のない問い

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