私の家族のかたち|厳しさの中に優しさを、優しさの中に厳しさを。
厳しさの中に優しさを。優しさの中に厳しさを。
私は、仕事でも家庭でも友人でも、ずっとこのスタイルで接してきました。
「甘やかす」と「優しさ」は違うと思っています。
この線引きは人によってさまざまですが、
私はよく「厳しいけど優しい」と言われます。
やりたくないことを人に押し付けることを許容するのは、優しさではありません。
それは“甘え”のサイン。
だからこそまずは、自分の責任を理解したうえで、誰かにお願いするときには「ありがとう」を伝えることが大切だと教えています。
息子にお片付けを促すときは、
「遊んでいたのは誰かな?」と問いかけるようにしています。
息子は「ママが片付けて〜!」と言うこともありますが、問いかけにはちゃんと反応して、「自分がやらなきゃ」と心のどこかで感じているようです。
「片付けなさい」と命令するのではなく、
自分で使ったものに責任を持つことを、
少しずつ感じてもらえたらいいなと思っています。
食事のあとには、
「これは誰が落としたのかな?」と聞いてみます。
落としたごはん粒や食べこぼしも、
自分で拾って掃除するようになりました。
できることを少しずつ、自分でやる。
それを積み重ねてくれたらうれしいな、と思っています。
「先に生まれたから」「年上だから」と威張る人を見ると、結局それしか拠りどころがないのかな…と思ってしまいます。
それもまた、“年齢や立場に甘えている”のかもしれません。
過保護な母と兄から多くの制限を受けてきたこと。
「妹のくせに」と言われ続けてきたこと。
そうした経験もあってか、私は部活でも職場でも「先にいるからって威張るのは違う」と感じるようになりました。
年齢や立場を笠に着るのではなく、背中で伝える存在でありたい。
「私はこう感じたよ」「あなたもやってみてごらん」「考えてごらん」
そんなふうに、自分の言葉で、伝えることを大切にしています。
家族であっても、考え方はまったく違う。
だからこそ、押し付けたり立場を利用してはいけない。
子どもから「経験する機会」を奪ってはいけないと、強く思います。
普段は厳しくても、相手の表情を見て、弱っているときにはそっと声をかける。
仕事も家庭も、どちらも「思いやり」が土台になるべきだと私は信じています。
これが、私の思う「家族のかたち」です。
