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【 図解 】 アナログミキサーの仕組みと使い方 | MACKIE 802VLZ4

本記事では、筆者がライブで愛用している MACKIE(マッキー)のアナログミキサー802VLZ4 』を使って、仕組みや使い方をご紹介します。

アナログミキサーについてよく分からない方や、操作に自信がない方向けに、ポイントを絞ってできるだけ分かりやすく解説 していきます。

音声信号の流れや基本的な仕組みを理解すれば、ミキサーの機種に関係なく応用できる と思います。

ミキサーへの理解が深まると、機材が増えたときのセットアップを考える楽しさや、パフォーマンスの幅が広がります。

なお、内容はあくまで筆者の主観的な考えですのでご了承ください。

( ※ チャンネル CH と表記します )




ミキサーとは

マイクや楽器など複数の音声信号を入力した後、ミックスしそれぞれの音量・音質(EQ)・定位(PAN)などを調整して、一つまたは複数の出力へまとめる音響機器。

ミキサーがあると便利な点

例えば、複数のシンセサイザーをそれぞれ個別にスピーカーへ接続しようとすると、基本的には楽器の数に応じたスピーカー(または入力)が必要になります。

しかし、すべての音声信号をミキサーに入力してまとめることで、ミキサーから1組のスピーカーへ出力できる ようになります。

また、それぞれの楽器の音量バランスなどをミキサーで調整しやすくなります。

つまり、複数の機材を同時に使う環境では、ミキサーはほぼ必須といえます。( ハード、ソフト問わず )


MACKIE 802VLZ4

2013年にリリースされた8ch( 2モノ+3ステレオ )高音質なOnyxマイクプリアンプ搭載、ハイ・ヘッドルーム、低ノイズの頑丈なアナログミキサーです。

重量:2.5 kg( ACアダプター(パワーサプライ)含む )
( 500mLのペットボトル約5本分 )

以下、MACKIE 公式サイトの802VLZ4の解説を引用します。

・超ワイド入力ゲインレンジ(60dB)
128.5dBダイナミックレンジ
+22dBuラインインプット
拡張された低周波数レスポンス

以下は筆者の補足解説です。

・超ワイド入力ゲインレンジ(60dB)
  → 小さな音から大きな音まで幅広く調整できます。

128.5dBダイナミックレンジ
  → :小さな音から大きな音まで余裕を持って扱えます。

+22dBuラインインプット
  → 大きな入力信号でも歪みにくい設計です。

拡張された低周波数レスポンス
  → 低い音まで忠実に再生できます。

ちなみに、Mackieマッキー)は、1988年にアメリカ・シアトルで設立された音響機器ブランドです。

( 日本への輸入代理店は、2009年から音響特機株式会社が担当 )

2026年6月現在でも現役で販売されている ことには驚きですが、この802VLZ4 の魅力を一言で言うと、

「 コンパクトで、音質が良く、使いやすい 」

という点です。

個人的には、ライブで使うには必要十分 なため、長年愛用しています。

使うたびに、ユーザーの使い勝手をよく考えて設計された製品だと感じます。


LR出力差問題?

筆者所有のものではあまり気になりませんが、製品レビューを見ると802VLZ4 個体によってメイン出力のLRに1.7dB程度の差が発生する ものがあるみたいです。( ボリュームが左右揃わない )

原因としては、丸型ステレオボリュームタイプの場合、左右のレベル差が発生する可能性があり、ステレオスライドフェーダータイプだとその問題は発生しない ようです。

すべての製品で同じ問題が発生しているわけではないようなので、個体差やロットの違いも関係している可能性がありそうです。

ちなみに、筆者が購入した802VLZ4に付属していたACアダプターの表記は、

OUTPUT:18.5V

ですが、

現在販売されているものは、

OUTPUT:12.0V

に仕様変更されています。

これはあくまで推測ですが、内部部品などの仕様変更が行われたタイミングで、LRの音量差に影響している可能性もあるかもしれません。


アナログとデジタルの違い

デジタルミキサーとアナログミキサーの違いはざっくり言うと、

ミキサー内部の音声信号処理をアナログのまま行うか、それともデジタルに変換してから行うか

の違いです。

例えばデジタルミキサーでは、入力されたアナログ信号をA/Dコンバーターでデジタル信号に変換し、EQ・コンプレッサー・フェーダー・ミキシングなどの処理をデジタルで行い、アナログ出力する場合は最後にD/Aコンバーターでアナログ信号へ戻します。

デジタルミキサーは、アナログミキサーと比べて設定を保存・呼び出しできるなど、多機能な製品が多い のが特徴です。

アナログミキサーのメリットは少ないかもしれませんが、個人的には、信号の流れが分かりやすく、直感的に操作できる点が気に入っています。


各部の役割( 802VLZ4 )

ここからは、802VLZ4 の各部の役割 を解説していきます。

入出力端子

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