【 レポート 】 5/18 心地いい雰囲気の音の作り方 ▷ Model:Cycles ワークショップ
大阪・河南町にある古民家カフェ「BOBOBO(ボボボ)」を会場に、Elektron の Model:Cycles を使ったワークショップ
Groove Box Meetup
- 心地いい雰囲気の音の作り方 -
feat. Model:Cycles
@ 古民家カフェ BOBOBO
を開催
しました。

本記事では、当日のワークショップの様子をお届けします。
(主観的な内容となりますのでご了承ください)
▼ イベントの概要については以下の記事をご覧ください。
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【 目次 】
目的
開催した理由
イベントの雰囲気
ワークショップの内容
第1部
第2部ワークショップを終えて
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【 目的 】

筆者がnoteで執筆しているmodel:cycles(以下、mc表記)を使った音作りのコツを、対面で、実機を使って音を鳴らしながらわかりやすく解説することが今回のワークショップの主旨です。
ただ、それだけではなく、ワークショップのタイトルにある
「心地いい雰囲気の音の作り方」
という言葉のとおり、
参加していただいた方々
それぞれにとって、
心地よく感じる音を
探ってもらうこと
を最大の目的としました。

さらに、会場となった築150年以上の古民家カフェBOBOBOのアットホームな雰囲気の中で、特製のドリンクやスイーツを楽しみながら、
参加者どうしが
「 自然に交流できる時間に
なればいいな 」 という思い
も込めました。

(この写真掲載は参加者様の了承をいただいております)
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【 開催した理由 】
ピアノやギターのような楽器を教えてくれる教室はたくさんあると思いますが、mcについて音作りを対面で教えてくれる場所は、筆者は知りません。
それに、mcはコンパクトで軽く、世界中にたくさんのユーザーがいるにもかかわらず、
音作りのアプローチが
初心者向けとは言いにくい
ところがあります。
▼ 初心者向けではない点を書いています。

もし自分が音楽制作初心者で、グルーヴボックスに興味を持ってmcを買ったとしても、その面白さを味わう前に、きっとどこかでつまずいてしまうかもしれない——そんなふうに想像しました。
だからこそ、
気軽に参加できる少人数制のワークショップで、mcを使った音作りのコツを、直接人から教えてもらえる機会があれば、
それはきっと楽しいだろうなあという思いがあり、自分で企画したいと思いました。
そして何より、BOBOBOのオーナーであるダイさんとケイティさんが、このイベントの開催を快く受け入れてくださったこと。それが、最後の一押しになりました。
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【 イベントの雰囲気 】
イベントの告知をしたのは、開催のちょうど1ヶ月前でした。
ありがたいことにすぐに2名の方からご予約をいただき、そのあと1名の方にもご予約いただいて、
定員3名の枠がすべて埋まり、満席
となりました。

当日は、BOBOBOの納屋のスペースをお借りして機材をセッティング。
用意した機材は以下のとおりです:
・mc(自分用)
・MIDIキーボード(Launchkey 61 mk4)
・モニタースピーカー(インシュレーター付)
・PC
・ディスプレイ(参加者向けにスライドを映す用)
・ミキサー
・KORG NTS-2(波形を確認するつもりが、結局使わず…)
・電源タップ2つ
・シールド類
・ホワイトボード(解説用)
・ポスター数枚
BOBOBOの雰囲気は、
まるで友達の家に遊びに来たような感覚
があって、それが自然と
参加者どうしの
会話のしやすさにもつながっていた
ように感じました。
もちろん開始・終了時間は決まっていたのですが、どこか時間がゆるやかに流れていて、イベントならではの楽しさに集中できる空気がありました。

mcという共通点
をきっかけに、参加者同士が音楽や機材の話で自然と盛り上がっていく様子は、主催者としてとてもうれしく、心に残る光景でした。
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【 ワークショップの内容 】
当日の流れは以下です。
・ワークショップの目的
・お願い(写真撮影など)
・筆者と参加者の自己紹介
・Model:Cyclesについて(トリビアを交えて)
・Model:Cyclesの特徴など
・6つのマシン 音色作りのコツ
・トリガーキーの各音名
・配布プロジェクトについて
・1部、2部の説明
・第1部:心地いい雰囲気の音作り編
・休憩、交流、カフェタイム
・第2部:パフォーマンス編
・参加者の感想
・自由交流、自由解散
解説用に用意した39枚のスライドを使い、自己紹介など導入部分に約30分、その後、小休憩を挟み第1部・第2部ともに約1時間ずつ進めました。
質問は参加者が思いついた時に受けつけるようにしました。
不明な点を随時解決した方が、
安心してその先に進めることができると思った
からです。
参加者には事前に、このワークショップのために筆者が制作した「牧歌的エレクトロニカ」と「Deep House」の
パターンを配布し、
当日は教材として活用
しました。


【 第1部 】
「 心地いい雰囲気の音作り編 」では、以下の3つのポイント(+補足)について解説しました。
①ピッチを極端に変える
②Decayでグルーヴを出す
③LFOでアタックを遅くする
補足:REV TONE について
MIDIキーボードやスピーカーを使って音を鳴らしながら、みんなで音の変化を確認。ホワイトボードも使い、視覚的にもわかりやすく説明しました。
たとえば ②のDecayでグルーヴ を出す部分では、以下のようなスライドを使いました。


基本的には、どの項目も以下の流れで進めました。
1. スライドを使って言葉でポイントを説明
↓
2. 実機でスピーカーから音を鳴らしデモンストレーション
↓
3. 参加者がヘッドフォンをして、好きな音色を選び、その項目の音の変化を確認
まず言葉で伝えた後、
それを視覚と聴覚で確認してもらい、
その後、直感的に音を
探っていくような流れを意図
しました。
実際、とてもスムーズに進行することができてよかったです。

【 第2部 】
「 パフォーマンス編 」では、以下の3つの項目(+補足)について解説しました。
④パラメーターロック
⑤パターンを展開させるコツ
⑥実践パフォーマンス
補足:バックボタン について
第1部とは違い、より実践的な内容で進めました。とくに ⑥の実践パフォーマンス では、ワークショップの総仕上げとして、
参加者がmcを使って
順番にライブパフォーマンスを披露
しました。
時間の都合上パフォーマンスは短めでしたが、
3名それぞれの音へのこだわりや
個性が光り、とても盛り上がりました。
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【 ワークショップを終えて 】

ワークショップで解説した内容の多くは、すでにnoteに書いていましたが、
読者にどれだけ伝わっているかは正直手応えがありませんでした。
今回、実機を鳴らしながら対面で解説してみると、
参加者の反応がダイレクトに
伝わることが何よりうれしかったです。
参加者から
「その方法は知りませんでした」「そういうことだったんですね!」や、スライドの内容を記録したり など、
その場で直接感想や反応をもらえる
のは、リアルな場ならではの体験だと感じました。
人生で初めてワークショップを主催した
ので手探りでしたが、まずは
自分が楽しいと思えることをやろう
と決めて準備を進めました。
操作の説明よりも、
音の変化や言語化されていない
「音作りのコツ」に重きを置き、
実機を使ったデモンストレーションを
交えながら、分かりやすく解説したい
と思いました。

「教える」というよりは、自分の思う
音作りのコツを純粋に「シェアしたい」
という気持ちが、
このイベント開催の原動力
でした。
当日、参加者のみなさんがmcを使って音の変化をじっくり確かめたり、集中して音作りに取り組んだり、楽しそうに音楽の話で盛り上がる様子を見ていると、イベントを開催して心からよかったと、幸せな気持ちが込み上げてきました。
準備を始める前、
「こんなワークショップが
あったら楽しいだろうなあ」と
想像していた風景が、
大好きなBOBOBOの空間に
実際に広がっている
のを見て、胸に込み上げるものがありました。
参加していただいたみなさま、見学していただいたみなさま、サポートしてくれたスタッフの雫さん、イベントを気にかけていただいたみなさま、そしてBOBOBOのオーナーであるダイさんとケイティさん、本当にありがとうございました。
今後は筆者の好きな別の機材でも、こうしたワークショップを開催できればと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
▼ ワークショップ内でも解説した「mcを使った音作りのコツ」について記事をまとめています。ぜひご覧ください。
▼ 筆者が企画・開催ができそうなワークショップについて興味のある方を対象にアンケートを作りました。もしよろしければご回答いただけますと、今後企画する際に参考にさせていただきます。(ご協力に心から感謝いたします)
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