グルーヴボックス入門|1台で完結❗️超初心者が今日から曲を作る3ステップ
記事の要約:
音楽の知識が少なくても、1台で音作りから、曲制作、演奏まで楽しめる手軽な機材「グルーヴボックス」。曲作りの3ステップや基本操作、機材の選び方のコツなどポイントを分かりやすくまとめました。
今回の記事は、
ハードウェア機材1台で
気軽に音楽を作ってみたい
超初心者の方向けの内容
です。
音楽の知識は「ドレミ…」といった音符(オタマジャクシ)を知っている程度の方を想定し、専門用語が出てくる場合はその都度解説を挟みながら、
できるだけ わかりやすい 表現
で書いていきます。
PCで音楽制作を行う場合、オーディオインターフェイスやMIDIキーボードなど、複数の機材を揃える必要があり、作業前にも最低限の設定を行わなければなりません。そのため、全体的に覚えることが多く、少しハードルが高く感じることもあります。
一方で、ハードウェア機材はPCでの制作に比べるとできることは限られますが、
電源を入れて
すぐに作業できる手軽さや、
音作りから曲制作まで
1台で完結できる魅力
があります。
価格帯も幅広く、手頃なものから高価なものまで、またコンパクトなものから大型のものまで、使う人の予算やスキルに応じて選ぶことが可能です。
音楽の知識はあまりないけれど、ハードウェア機材を使った音楽制作に興味がある方は、ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。
*なお、本記事の内容はあくまで筆者の主観によるものです。ご了承ください。
【 目次 】
・そもそもグルーヴボックスとは?
・曲作りの3ステップ
① 自分のイメージする「音色」を作る
② エフェクトをかけて加工する
③ シーケンサーに記憶させる(打ち込む)
▶︎ トラック
▶︎ ステップ
▶︎ 3つのポイント
・実機を使った解説
▶︎ 各ノブやボタンの役割
▶︎ 打ち込みの操作方法
・パフォーマンスの仕方
▶︎ パフォーマンスのポイント
▶︎ 初心者でも楽しめるコツ
・演奏動画の撮影
・グルーヴボックスの種類
▶︎ 機種選びのポイント
・購入を検討するときの注意点
・おわりに
【 そもそもグルーヴボックスとは? 】
1台だけで音楽を作ることができる機材のことを、「グルーヴボックス」と呼びます。電源を入れてイヤホンを挿すだけで、すぐに曲作りが始められます。
グルーヴボックスには、主に次のような機能が備わっています。
・さまざまな種類の音が出せる
・音(音程=ドレミ…やリズム)を一定の長さで記録・再生できる
・音を加工して変化させることができる
これらの機能は、それぞれ専門用語で次のように呼ばれます。
・音源 = さまざまな種類の音を出す部分
・シーケンサー = 音を一定の長さで記録・再生する機能
・エフェクト = 音を加工して変化させる機能
この3つは、グルーヴボックスで音楽を作るうえでとても大切なポイントです。ぜひ覚えておきましょう。
【 曲作りの3ステップ 】
グルーヴボックスで
曲を作るときの流れは、
大きく分けて3ステップ
です。
① 自分のイメージする「音色」を作る
② エフェクトをかけて加工する
③ 音に「音程(ドレミ…)」と「リズム」を加え、シーケンサーに記憶させる(打ち込む)
以下、ひとつずつ解説します。
① 自分のイメージする「音色」を作る
グルーヴボックスには最初からいろいろな音(プリセット)が入っています。
そのまま使うこともできますが、以下のように自分好みに調整することもできます。
・音の鳴り始めをゆっくりにする
・音の響き方をやわらかくする
・音に広がりをもたせる
など
機種によっては、自分で用意したサンプルを読み込んで音源にすることも可能です。
操作の仕方や調整できる項目は機種ごとに特徴があります。
② エフェクトをかけて加工する
これは音そのものを調整するのではなく、すでに作った音の響き方や質感を変えるための機能です。
たとえば:
・歪ませる
・広がりを出す
・立体的な響きにする
・レコードのような音にする
など
搭載されているエフェクトの種類や数は機種で大きく異なります。
エフェクトの個性が、その機種の特徴を決める大きなポイントになることもあります。
③ 音に「音程(ドレミ…)」と「リズム」を加え、シーケンサーに記憶させる(打ち込む)
この作業のことを、「シーケンサーに音を打ち込む」と表現します。音楽制作では非常に頻繁に使われる言葉なので、ぜひ覚えておきましょう。
▶︎ トラック
グルーヴボックスによっては、シーケンサーの中に「トラック」という単位が含まれています。
トラックとは、
楽器ごとのパートのこと
です。
たとえば、あなたと友人2人の3人で演奏するとします。
・あなた・・・ギター
・友人A・・・ベース
・友人B・・・バイオリン
この「ギター」「ベース」「バイオリン」という3つのパート、それぞれがトラックにあたります。
たとえばグルーヴボックスに
「4トラックのシーケンサー」が
搭載されていれば、
最大4種類の楽器パートを
重ねて演奏できる
ということになります。
▶︎ ステップ
シーケンサーに音を打ち込む(記憶させる)際の最小単位を「ステップ」と呼びます。
1ステップは1音です。
例えば、
「16ステップのシーケンサーを搭載」
と記載されていれば、
16個の音を記憶
でき、それを繰り返すことで曲を作っていきます。
たとえば「16ステップのシーケンサー」であれば、16個の音を記録でき、それを1サイクルとしてループ再生して曲を作っていきます。
下の図のように、3つのトラックを持つ16ステップのシーケンサーでは、
各トラックの1ステップごとに音を打ち込み、3トラックを同時に再生して音楽を作っていきます。

図ではすべてのステップに音を打ち込んでいますが、実際には鳴らしたいステップだけを選んで打ち込むこともできます。
▶︎ 3つのポイント
音をステップに打ち込むときは、次の3つのポイントを設定します。
・ピッチ:音程 ドレミなど、音の高さ
・ゲートタイム(レングス):音の長さ どのくらいの時間鳴らすか
・ベロシティ:音の強さ
この3つは音楽制作で非常によく使う言葉です。ぜひ覚えておきましょう。
機種によっては、
1ステップに複数の音を
同時に打ち込める
場合もあります。
たとえば「ド・ソ・ラ」の3音を1ステップに入れると、3音同時に鳴らすことができます。専門用語では、例えば同時発音数10音(10音ポリフォニック)のように言います。
同時発音数が多いと、コード(和音)を打ち込めるのが大きなメリットです。
たとえば「ド・ミ・ソ」を同時に鳴らすと、Cメジャーコードになります。
コードは曲の雰囲気や展開を大きく左右する要素で、まるで人の表情が変化するように音楽に豊かさを与えてくれます。
重要な言葉をまとめると、以下です。
音源 : 搭載されている音
シーケンサー : 音を記憶できる機能
エフェクト : 音を加工する機能
ピッチ:音程(ドレミ…)音の高さ
ゲートタイム(レングス):音の長さ
ベロシティ:音の強さ
同時発音数(ポリフォニック):1ステップで同時に発音可能な音の数
グルーヴボックスはメーカーやモデルによって個性がありますが、
基本の操作はどれもよく似ています。
なので、「音作り」や「シーケンサーの使い方」を一度覚えてしまえば、
他の機種にも応用しやすいというメリット
があります。
【 実機を使った解説 】
実際の機材を使って曲作りの流れを説明します。
下の画像は「Ambient Ø」(アンビエント ゼロ)というグルーヴボックスです。
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