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#161 「夢は信じていればきっと叶う」 理由をノーベル物理学賞&化学賞から紐解く!

16歳の時からずっと応援して聴いているアーティスト、谷村有美さん。彼女の口ぐせは、「夢は信じていればきっと叶う」。僕も自分の口ぐせにしてきて、その意味をここ数週間で強く感じています。「夢は非売品」〜谷村有美さんのデビュー曲『Not For Sale』をもう一度引用します。
(ヘッダ写真は勝手に守り神だと思っている、伊勢内宮月讀宮)



「万が一」とは30年に一度

僕の父はとても用心深い人で、口ぐせは「万が一何かあったら困るから」だった。そして「万が一」で留まらず、それを365日で割り算してみるところは父の才能だと思う。そう、1万日は約27年、切り上げて30年! つまり、「万が一の危機」は、30年に一度はやってくる。30年に一度なら、一生の間に三度は、「万が一の危機」がやってくる計算になる。
 わが家には、それは1995年1月の阪神淡路大震災という形でやってきた。本当に、想像もできないような「万が一の危機」は、確かにやってくる。でもこれは、「万が一の幸運」もやってくるということに違いない。

30年とは一世代

人口学などで計算する時は、一世代をほぼ30年として計算する。人が生まれてから死ぬまでの年数ではなく、次の世代が誕生するまでの年数なので、大体30年で考える。三世代で大体100年をつなぐことができる、という具合だ。「七代先まで呪ってやる!」というのは、「200年後には許しますよ」という意味だ。
 そして、父が「万が一」として定義した30年が、50歳を過ぎた今、とても大きな意味を持ち始めている。自分の人生を見返してみると、今年で応援35年目の谷村有美さんに加えて、もう一つ「30年目」のものがあったのだ。

特別なエリアと「気のゼロ点」

1995年から僕が意味もなく強い強い魅力を感じてきたものがある。音楽は言わずもがななので今日は省略するとして、それは、「ある場所」だ。車で15分くらいでぐるっと回れるくらいのエリア、そこに魔力のようなものを感じていて、霊感とか愛着とかを超えたものを感じていた。そのエリアの「気のゼロ点」もはっきりわかっている。それこそ緯度経度で表せるほどはっきりしているのは、「場所の霊感がある」自分ならではだと思う。いったいあの場所に、何があるんだ? という疑問を持ち始めて、来年で30年になる。

昔の彼女にも、最初の妻にも、今の妻にも、「あそこに何があるの???」と聞かれた。実は、僕も30年間分からなかった。そのエリアを舞台として書いたのが、小説『Flow into time 〜時の燈台へ〜』だった。

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2024年ノーベル物理学賞・化学賞

今年のノーベル物理学賞は、僕が誰より敬愛する科学者、ジェフリー・ヒントン先生が受賞した。ちなみに次に尊敬する科学者、デミス・ハサビスさんが化学賞を受賞したので、今年のノーベル賞発表は本当に幸せだった。しかしこの二人の功績は実は物理でも化学でもなく、実際には計算機科学、つまりAI だ。この二人の功績がなければ、僕は毎日ご飯を食べられない。

話を戻して、ヒントン先生が世に問うた「ディープ・ニューラル・ネットワーク」は、人間の脳細胞とその作用機序がとても似ている。コンピュータ内部では、情報間に張られた「多変数ベクトル値関数」の係数(パラメータと呼ばれる)が、情報同士の関連の重要度に応じて大きくなったり小さくなったりする。人間の脳内では、脳細胞間の神経が物理的に太くなったり細くなったりする。

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「ある場所」との関連は、見逃さない

1995年から来年で30年。30年間も「ある場所」がずっと好きで、時にはその場所の写真をパソコンの壁紙にしたりしていると、ヒントン先生が数学的に再現したのと同じように、脳内でその「ある場所」と、その後の人生で入ってきた色々な情報をつなぐ神経が太くなったに違いない。その「ある場所」に少しでも関係する情報が入ってくると、脳内で積極的な関連付けが行われる
 これが、谷村有美さんの言う「夢は信じていればきっと叶う」ことの科学的説明なのではないかと考える。心理学でいう「ホーソーン効果」も同時に働いているに違いない。分野横断的な研究をすれば、強く信じている夢は叶うということは、数量的に実証できるはずだ。これは、夢がある!「万が一」の関連情報も見逃さないように、言い換えれば、「幸運の女神の前髪をつかめる状態」が頭の中にできていたのだと思う。

未来からのメッセージ?……きっとそうだ!

現段階では具体的な話が何もできないのがとても歯がゆいが、今週ちょっとした変化があった。というのも、その「ある場所」が、自分の未来に関係してくるかもしれない出来事があったのだ。年末年始の一時帰国の際に、その場所には改めて行くことになった。
 ここで気づいたのは、1995年以来、周囲に「あそこに何があるの?」と言われながら、なぜかあの場所に惹かれ続けていたのは、ひょっとして2025年から始まる未来のためだったのではないか、ということだ。2025年に起きる出来事が、因果律を破って過去の自分に、「この場所を大切にしなさい、きっとあなたの未来を導いてくれる」と興味を持たせたのではないか、そう感じている。

そして、50年生きてきて気づいたのは、「幸運の女神」は決して美しいドレスを着てはいないということだ。何気ない普段着で現れる。本質を見極め、いつでも前髪をつかめる準備をしていた人だけが、その前髪をつかむことができる✨

夏には美しい緑が広がる

まだ見ぬ、あなたへ

谷村有美さんの初期のコンサートパンフレットには、コンサートに来てくれるお客さんに向けて、「まだ見ぬあなたへ」とメッセージが添えられていた。1995年の自分が、「まだ見ぬ未来へ」夢をつなぐために、「ある場所」という物理的な存在を使って僕の気持ちを繋ぎとめていたに違いない、今はそう感じている。

最後に、その「ある場所」の写真を載せておきます。ここがどこか分かった方がいらっしゃっても、どうぞコメント欄には書かず、しばらくそっとしておいてくださいね。きっとこの(あたりの)地から、何かが始まります!

パソコンの壁紙にするほど好きだった場所 〜 何度見ても、何の変哲もない場所

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ささきとおる🇳🇱50歳からの海外博士挑戦 サポートってどういうものなのだろう?もしいただけたら、金額の多少に関わらず、うーんと使い道を考えて、そのお金をどう使ったかを note 記事にします☕️