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#209 よければ一緒に〜デンマーク、オーデンセ・シティ・ハーフマラソン走ってきました✨

先週末の5月31日(日)、デンマーク第三の都市で、『人魚姫』などの童話で知られる H.C.アンデルセンの故郷でもあるオーデンセで行われた「オーデンセ・シティ・ハーフマラソン」を友人3人と一緒に走ってきました。大会で走るのは2024年10月以来のことでした。
(ヘッダ写真は大会ウェブサイトより)


1年7ヶ月ぶりのマラソン


コペンハーゲン・ウォーク2で得たご縁

昨年の11月に、デンマーク、コペンハーゲン中央駅からルイジアナ美術館までの約36kmを歩く「第2回コペンハーゲン・ウォーク」を行いました。その道中、参加者の一人がマラソンをなさっている方であることが分かって、「よければ一緒に走りましょう」と盛り上がりました。その方がさらに友人2人に声をかけてくださり、今回は4人で走ることができました。大会ウェブサイトです。

いきなりのトラブル?

日曜日朝、コペンハーゲンの高速バスターミナルに集合、バスでオーデンセへ向かいました。コペンハーゲンのあるシェラン島を出て、橋を渡ってオーデンセのあるフュン島へ。しかし、オーデンセの高速バスターミナルに着いても、マラソン会場まで行く路面電車がいつまでも来ないのです。スタート時間は着々と迫ってきます。
 周囲にはランニングシューズ、ショートパンツのランナーらしき人が数人。「路面電車は運休になっているらしい。代替バスが出ているみたいだから、それに乗ろう」と教えてくださり、バスに乗り込みました。

大会の本部会場は Munke Mose 公園。近づくにつれ、マラソン会場特有の熱気が伝わってきました。急いで計測チップの付いたナンバーカードを受け取り、着替えて荷物を預けて、スタート地点へ歩き始めたのはスタート数分前でした!

ユニークな「ぐるぐる」コース🌀

ハーフマラソンはマラソンの半分の距離なので、21.0975km を走ります。国内だと、中間地点で折り返す往復コースか、あるいは景色に飽きないように 21kmでぐるっと一周する周回コースが一般的です。しかし今回は小規模大会だったこともあり、一周 5kmのコースを4周するという「ぐるぐる」コースでした。最初の一周だけコースが延ばしてあり、6.1km になっていました。「同じところをぐるぐるするなんて、少し退屈だね」と話していました。

一周 5km の周回コース〜1周目だけ点線部分が追加されていた

しかし、ゴール後には、「ぐるぐるコースも悪くなかったね」という感想に変わりました! というのも、同じ箇所で同じように熱心に応援してくれている人がいたり、沿道の店の名前を覚えられたり(お寿司屋さんが数軒!)、バンド演奏で違う曲を聴けたりと、オーデンセの街をいい感じで楽しむことができたのです。4周目に入った時は、「あと一周!」と思うことができ、あの安心感は周回コースでは得られないものでした。

感動のゴール🎊

今回走った4人のうち2人は、マラソン初参加でした。最初は「全員完走できるのか?」と思っていましたが、無事全員ゴール! ゴール後はメダルに飲み物、冷えたリンゴ🍎ももらえて、清々しいひとときを過ごしました。フードトラックが数台きていて、ビールやフリッツ(ポテトフライ)を楽しんでいる人も多かったです。我々はちょっとした計画があったので、その場では何も食べずに会場を後にしました。

全員無事完走しました!✨ MÅL はデンマーク語でゴールの意味
素敵な笑顔〜この時はまだゴール後の興奮で疲れを感じていなかったはず
キッチンカーが出ていた〜小規模大会ならではののどかな風景

またまたトラブル発生!

帰りも行きと同じバスでコペンハーゲンに戻る予定だったのですが、「座りたいね」とバス停に向かう途中のスターバックスに入って一休みすることにしました。しかし、マラソン後に座ると動きたくなくなるのです! いろいろと話が盛り上がってしまい、気がつくと「行かなきゃ! バスに遅れそう!」というタイミングでした。

きれいな紫陽花が咲いていました〜写真を撮るほどの余裕だったが……

朝は運休していた路面電車ですが、夕方には動いており、乗り込んだ我々は胸を撫で下ろしました。しかしなぜか、途中の停留所で止まってしまいます。朝に会場までの行き方を教えてくれた方もまた一緒で、その人に再度ヘルプを求めると「代替バスが来るよ」とのこと。
 はらはらしながらバスに乗って高速バスターミナルへ向かうも、途中で乗るはずだったコペンハーゲン行きのバスとすれ違ってしまいました。結局、次のバスを予約し直して、無事コペンハーゲンに戻りました。

ここで少し、個人的な話


ここまでは当日を振り返って書いてみたのですが、ここで少し個人的な話をしてもいいですか? 僕がマラソンを始めたのは2018年、もう8年前になります。日本にいる頃はいつも妻が一緒に行ってくれ、ゴール地点で待っていてくれました。ゴールで誰かが待っていてくれるのは本当に嬉しいですね。

それでも、「誰かと一緒に走る」のは今回が初めてでした。スタートラインに一人ではなく誰かと一緒に立てる感覚は特別で、大切にしている次の言葉を思い出しました。

If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.
(速く行きたいなら一人で、遠くまで行きたいなら誰かと一緒に)

〜アフリカのことわざ〜

これは本当に真実を言い当てているように思いました。何か長く続いていくようなことをしたければ、「よければ一緒に」ですね。

実は、今回のマラソンに向けての練習を本格化させようと思っていた4月はじめに少し体調を崩してしまい、今回のマラソンに向けた練習は全く足りていませんでした。自分は走らずに友人3人の応援だけをしに行こう、と半ばあきらめていました。
 それでも、「今こんな練習をしています」とメンバーの一人がメールをくださり、「タイムは悪くても、とりあえず走ろう」と思うことができました。もし一人でエントリーしていたなら、間違いなく走っていなかったと思います。仲間がいたからどうにかチャレンジすることができ、そして完走することができました。

自分の身体とだけ対話した21km

マラソンを始めて以来、常に Apple Watch でタイムや脈拍をモニターしながらの練習をしてきました。年齢的にも、脈拍が170を大きく越えるような走り方は心臓に負担がかかるので(220マイナス年齢が最大値とも言われますが、諸論あります)、普段は脈拍を眺めながらのトレーニングでした。

しかし、先日練習中に8年間使った Apple Watch が動かなくなってしまい、電池交換しようとショップに持ち込んだのですが、電池を交換しても機能は戻らず、今回のマラソンは初めて「計測機器なし」で走ることになりました。自分の脈拍は自分で感じてコントロールするしかなかったわけです。

なぜか前回の記録を更新できた〜そして次の目標

そしてゴール。ネット上にはすぐに記録が上がるので検索しました。結果は 2時間3分17秒、前回2024年10月に地元で行われたアイントホーフェン・ハーフマラソンの記録を19秒上回る記録でした。当初の目標は「とりあえず完走」で、タイムも2時間15分くらいかなと思っていたのですが、蓋を開けると前回の自身の記録を上回ることができました。

記録は2時間3分17秒〜平均ペース 5'50"/km で走れたのはよかった

次に走る大会も決まっていて、9月末に同じくオーデンセで行われる「HCAアンデルセンマラソン」のハーフの部です。今回と似たメンバーで走ることになりそうです。

そこでは、やはり自己ベストを目指します。自己ベストはヨーロッパへ来る直前に「軽井沢ハーフマラソン」で出した、1時間49分5秒……今回より14分も早いんですね。オランダへ戻ったら、以前のように日々の練習を再開します。9年目の正直ということで、Apple Watch も新しいものを買おうと思います⌚️

そして、ゴール後の物語


マラソン後の打ち上げは格別!

無事コペンハーゲンへ戻ったのち、4人で打ち上げをすることにして、デンマークの有名なクラフトビール、ミッケラーが経営しているバーベキューレストラン「Warpigs」へ。席数が多く、この季節は外の席もたくさんあるので、待たずに座ることができました。全員、この笑顔です!

コペンハーゲン中央駅からほど近いところにあるバーベキューレストラン「Warpigs」
いろいろな種類のお肉が豪快に楽しめる🍖

食事の後は、定番になっている隣のアイスクリーム屋さん Ismageriet へ。このアイス屋さん、迷ったら小さいスプーンで試食させてくれます🍨

Warpigs の隣にあるアイスクリーム屋さん Ismageriet 〜目移りしてしまう
楽しい夜になりました〜また走りたくなりました✨

準備する旅って、楽しいよね。

目的は何であれ、何気なく「ふらっと」出かける旅は楽しいですよね。それでも、今回のマラソンで思ったことは、本番に向けて何ヶ月も前から練習して、「成果を出す場を共有する旅」もとても素敵だということでした。

次の大会は9月末、4ヶ月の時間があります。今より身軽な体感覚を取り戻して、自己ベストを出せる状態でまたオーデンセへ行きたいと思います。

最後に、今回一緒に走ることのできた大切な仲間3人に、この場を借りて感謝したいと思います。本当にどうもありがとう。ところで、9月の打ち上げはどこへ行きますか?🍻

今日もお読みくださってありがとうございました🇩🇰
(2026年6月2日)

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ささきとおる🇳🇱50歳からの海外博士挑戦 サポートってどういうものなのだろう?もしいただけたら、金額の多少に関わらず、うーんと使い道を考えて、そのお金をどう使ったかを note 記事にします☕️

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