“いつかやる”をやめた瞬間、人生は動き出す お金の使い道を考える
映画『最高の人生の見つけ方』を観て、あらためて考えさせられたことがあります。
やりたいことリストを作り、それを一つずつ実行していく。スカイダイビング、旅行、やり残したことへの挑戦。一見すると「お金があるからできる話」に見えるかもしれません。実際、作中では大金持ちという設定もあります。
でも本質はそこではありません。
彼らが動き出した理由はただ一つ。
時間が有限だと知ったからです。

私たちは普段、「そのうちやる」と思いながら生きています。やりたいことがあっても、忙しい、タイミングが悪い、お金が足りないなど、もっともらしい理由をつけて後回しにする。
でもその“そのうち”は、ほとんどの場合やってきません。
なぜか。
時間が無限にある前提で考えているからです。
明日も同じように過ごせる。来年も同じように過ごせる。そう思っている限り、優先順位は変わりません。だから本当にやりたいことほど、後ろに追いやられていきます。
これは投資の世界とよく似ています。
「いつか始める」
「もう少し余裕ができたらやる」
そう言っているうちに、複利が効くはずだった時間が失われていく。
時間は取り戻せません。
ここに気づけるかどうかで、その後の人生は大きく変わります。
ではどうすればいいのか。
答えはシンプルです。
やりたいことを10個書く。
その中から、今すぐできることを1つだけやる。
全部やる必要はありません。
たった1つでいい。
例えば、行きたい場所があるなら調べるだけでもいい。会いたい人がいるなら連絡してみるだけでもいい。本を読みたいなら1ページだけでもいい。
それだけで流れは変わります。
人は一度動き出すと、次の行動へのハードルが下がります。逆に、動かない状態が続くと、それが当たり前になってしまう。
だから最初の一歩だけに集中する。
ここでよく出てくるのが、「お金がないからできない」という考えです。
確かにお金があればできることは増えます。だから資産形成はとても重要です。
ただ、順番を間違えてはいけない。
お金は「いつかやるため」に貯めるものではなく、「やりたいことをやるため」に使うものです。
この順番が逆になると、
お金はあるのに時間がない、
そんな状態になってしまう。
実際に「もっと早くやっておけばよかった」という声は、投資でも人生でも本当によく聞きます。
逆に言えば、「今やる」だけで未来は確実に変わるということです。
そしてもう一つ大事なことがあります。
やりたいことをやり切った先に何が残るのか。
映画の中で2人が最後にたどり着いたのは、結局「大切な人との時間」でした。
これはとても現実的です。
やりたいことをやってみて初めて、本当に大事なものに気づく。
だからこそ、やらずに考えているだけではたどり着けません。
「いつかやる」は、一生やらない。
そう決めてしまってもいいと思います。
その代わりに、「今日1つやる」と決める。
それを積み重ねていく。
その先にしか、自分にとっての“最高の人生”は見えてこないのだと思います。
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