私が祭りで大量に写真を撮り続ける理由|ゲラゲッツアに教わった、分かち合う文化
大事な事はすべて現地で教わった。
私は、ゲラゲッツアや現地の祭りに関わるひとりとして、
彼らの思い出と記憶を写真に残し続けています。

これも、ゲラゲッツアの大切な風景のひとつです。
こんにちは。オアハカ在住のさるです。今日は、私のゲラゲッツア精神について書かせてください。
noteの読者さんの中で、またはFBで「さる屋 saruyaoax」のアカウントをご覧いただいたことがある方、いらっしゃいますか?
私、毎回ひとつの祭りやイベントで、200~400枚の写真をアップしています。
掲載しない写真も含めると、1回の撮影で、連写をしなくても700~1100枚が平均です。
私は、1回に80枚まで写真を掲載できるFBを頻繁に利用しています。
(実はもっとアップできるのですが、80枚以上になると文章や画像の編集ができなくなるんです)
おまけに可能な限り撮影した夜~夜中には写真のアップを目指しています。
みんなのお祭りのテンションが高いうちに。
「FB???」いまの流行りに乗ってないかもしれませんが、
私的に、これ以上たくさんの写真を一度に掲載できて、
しかも多くの人に見てもらえるソーシャルメディアが思いつかない。
それに、意外とオアハカの人たち、FBをめちゃくちゃ活用している印象があります。
今年の夏、私のアテンダントでゲラゲッツアを観にいらした雑誌や写真のプロと仕事をしている方と、こんな話になりました。
「私の経験から言うと、本当に写真がうまい人って、大量に写真を撮らないことが多いのよ」と。
たしかに、写真の向き合い方は人それぞれ。
写真業界には、さまざまなスタイルや美学があると思います。
「なるほど。世の中には天才っているしな」
と思ったくらいですが。
写真枚数が多い私の場合は
こうなんですと自分語りをしてました。笑
写真を仕事として語れる立場ではありませんが、
私は、ゲラゲッツアに関わるひとりとして、みんなの祭りの“記憶の写真”を残したい。
そのために、たくさんの写真を撮っています。
それが、私にできる唯一のゲラゲッツア精神だからです。
そう。
私の写真枚数が多いというのは、実はゲラゲッツアの精神に基づいているんです。
▶詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ゲラゲッツアの本質は何か?(私的解釈)
分かち合う=文化を共有すること
助け合う=祭りを成立させるために関わること
贈り合う=踊りや特産品を通して村を知ってもらうこと
ゲラゲッツアの現場、祭りのど真ん中にいると、
ものすごい祭りへの熱気を感じます。
遠くから集まった村の代表者グループの人たちが、
パレードで沿道の観客に振る舞うメスカルや特産品。
ゲラゲッツア会場の演舞のあとに投げ込まれるプレゼント。
実は、その“みなさんへの贈り物”は、
彼らや村の人たちのお財布から出ているのです。
ゲラゲッツアを献身的に支える現地の人たちの努力。
誇り。情熱。
本当に、頭が下がります!!
そんな姿を見ていたら、
私も、ゲラゲッツアで何かみんなに与えられるものはないか?
みんなにはできなくて、私なら役に立てること!!
と考えるようになりました。
そして出た答えが、
「このゲラゲッツアの思い出の瞬間を、
写真に残して、みんなに届けることだ!」
でした。


有名なソーシャルメディアや、マスコミ・報道などでは、
どうしても写真映えする一部の人の写真が多くなります。
それも、見栄えよく1枚とか2枚で、バーン!と。
でも、このゲラゲッツアに参加している人は、本当に大勢いるんです。
ひとグループ30人として、15~16組。
ダンサーさんだけでも、ざっと450人以上。
そのほかバンドメンバー、補佐する人たちを入れたら、すんごい数です。
全員の写真は無理だとしても、
ひとりでも多くの人の写真を残したい。
そう思って、できるだけ多くシャッターを切り、現場を走り回っています。
撮影した写真は、誰でも無償で、自分が写っている写真を
さる屋のFBから画像をダウンロードして保存できるようにしています。
ちなみに、全然知らない人の写真も多いです。笑
でも、そんな活動を10年以上続けているので、
FBのフォロワー数は14,000人ほどになりました。
しかも、その多くがオアハカやメキシコの人たちです。
これだけフォロワーが増えると、
どこの誰か知らなくても
「○○さん!」
と、写真を見つけてくれた知人が本人にタグ付けしてくれるので、本当に助かっています!
正直、現地の文化を日本へ届けたいので、日本人フォロワーも増やしたいところですが……
まぁ、いいです。笑
おかげさまで、今も順調にフォロワーさんは増え続け、
「今度うちの村で祭り(イベント)があるんだけど、招待するよ!」
と声をかけていただけるようになりました。感謝!!!
たまに祭りの現場で、
「俺のプロフィール写真、キミに撮ってもらったものだよ!」
と声をかけてもらえることもあります。
撮った写真を気に入ってもらえるのって、マジで嬉しい。
思いがけず、メキシコ・オアハカの人たちの
癒し効果の恩恵も受けています。
どんな写真でも、メキシコ人特有の
「べた褒めする」気質により、
「素敵な写真!」
「綺麗な写真!!」
「最高だよ!」
と、褒めちぎってくれるんです。
おかげで、
「私の写真って、素敵なんだ!」
と自己肯定感が爆上がりしました。笑
こんなふうに、
積み重ねてきた「撮られる人」と「撮る人」の関係が、
いま、いちばんいい形だと感じています。
これからも、祭りの思い出の1枚をみんなに届けるために、
たくさんの写真を撮り続けたいと思います。

ゲラゲッツアの中で生まれた、ちょっとした一瞬が、誰かの大切な思い出として残っていく。そう信じて、これからも写真を撮り続けたいと思います。
もしこの活動や視点に興味を持ってもらえたら、
これからも、そっと見守ってもらえたら嬉しいです。
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役に立った!面白かった!と思っていただけたら、村へ足を運び、人に会い、オアハカを届け続けるための応援をいただけると嬉しいです。