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グリンガスをご存じか?「メキシコ料理はコーントルティージャだ!」と言う人へ

こんにちは。オアハカ在住のさるです。

日本でもメキシコ料理が注目されてて嬉しい。

でも、来る来る詐欺とでも言いますか?
「メキシコブーム!日本に来ると思うんだよね!!」って、私がオアハカに来た頃から、ずっと耳にしている。

いつ来んねん!って思っていた。笑
やっと日本にも、あの頃よりメキシコ文化が浸透している気がする。

さて、先日こんなⅩのポストを拝見しました。

そして、Ⅹネタからnote記事を書いている私。

noteに魂売っているな。笑


日本でタコス食べ放題とかめっちゃいいじゃん。

美味しそうなご飯のⅩポストは、動物画像と同じくらいTLを浄化してくれる。

ちなみに、このポストを見たときに、ちゃんと使い捨て手袋が用意されていて、そこに一番感心しました!!

タコスにかぶりついても、手が汚れないための日本のおもてなし?を実感した。
このアイデア、メキシコも取り入れたらタコス食べやすくなるんじゃね?

ちなみに、屋台のタコス屋はプラ皿にビニール袋をかけて、お皿を洗わずとも使いまわしできる「お店にやさしい」ライフハックだ。

すると湧いてきた。メキシコ料理ニキ。笑


なにこれ?そうじゃないだろ?。笑

メキシコにも、小麦からできたフラワートルティージャと、
トウモロコシからできたコーントルティージャがあるんだけど。

メキシコのタコス屋では、フラワートルティージャを使った料理も普通にあります。

その代表がGringas(グリンガス)で、チーズと肉(パストール)を挟んだ、TexMexではない立派なメキシコ料理です。

そして、メキシコのスーパーでもフラワートルティージャは売られています。

別にメキシコのメキシコ料理やタコス屋で、トウモロコシのトルティージャだけを使うわけではない。

メキシコの北部では小麦粉トルティージャ文化が根付いている。
私は南部に住んでいるので、実際どのくらいなのかは知らんけど。

フラワートルティージャのケサディージャは、メキシコシティの一般家庭でも作って食べているのを見たことあるよ。

ちなみに、このフラワートルティージャを使ったタコス屋のグリンガス。

名前は、アメリカ人など白人系の人をグリンゴ/グリンガと呼ぶメキシコ文化から来ており、白い小麦粉トルティージャで作るこの料理をグリンガスと呼んでいます。

持ち帰ったグリンガス
良くみたらサルサのビーニル袋の切れ端も写ってた


で、うちの近所のタコス屋さんも、毎週月曜はグリンガス2×1デー

1個28ペソが、2個で28ペソの超お得デー。

私はこの日に4個注文して、8個を持ち帰り、6個を冷凍保存して食いつなぐ時もあるよ。

私の中には、たまに食文化に違和感を感じることはあっても「純粋な○○料理はこうあるべき」って感覚はとうの昔に消えた。

まだ私が日本にいた頃は、メキシコの本場のタコス!なんてなくて、大抵はテックスメックスのお料理屋さんしかなかったし。

テックス・メックスってテキサス+メキシコでしょ?

テキサスは、もともとメキシコ領だった歴史もある。
メキシコの食文化を残しつつアメリカになっちゃったテキサスに、ちょっと哀愁を感じるよ(あくまで私はです)

ご先祖様の食のルーツをアメリカという国で継承してきたと思うと、どっちが本物とか、どっちが正しい論争って必要?

「人の心とかないんか?」

ーー私の心の中の 禪院直哉 より

これ、タコベルが日本へ進出した時も、多くのブロガーやネットライターの人達が、

「タコベルは本物のタコスじゃない!」
「これが本場のタコスやぁ!(どやぁ)」
って記事をたくさん書いていたと思うけど。

ちょっと待て。タコベルのサイトみた?

カリフォルニア発祥って書いてあるの気づかんかった?
そして、カリフォルニアも同じく昔、メキシコでした!

タコベルは本物のタコスじゃないとわめく前に、
「タコベルさん!記事ネタ提供していただきありがとうございます!」
って感謝した方がいいんじゃね?って当時感じたよ。(遠い目)


残念なことに、日本人の胃袋はトウモロコシのトルティージャをなかなか受けつけない。

これは、私がメキシコを旅行していた時に感じていたこと。

トルティージャって、なんか量が食べられないし。
食べたあと、なかなかお腹すかないんだよね。

お米が主食の日本人には、トウモロコシ文化が胃にキツイ。

メキシコ旅行中にそう感じた人もいるよね?

私も、オアハカに移住するぞ!って決めた時に一番心配だったのは、この主食問題。

でも、オアハカのトルティージャは、他のメキシコの観光地で食べるものよりうまっ!!!ってなって、いまはモリモリ食べれるようになりました。

食文化の進化や多様性って、歴史とともに変化しているじゃん。

そういう事を言えるようになったのは、メキシコで日本食が食べたくなっても材料が手に入らず、代用するようになってから。

大根なんてないのでラディッシュを使うこともあるし。

肉じゃがに糸こんにゃくないから、入れない肉じゃがが爆誕する。

ちなみに、糸コンみたいな商品はスーパーでも健康意識高い系で販売されているけど、くっそ高くて買えません。一袋900円くらいする。

日本なら、トウモロコシ粉(マサ)より小麦粉の方が食べやすいでしょ?

食べ放題というお店の経営方針に関しては、想像でものを言ってごめんだけど。
コーントルティージャよりフラワートルティージャの方が原価安いとかあるかもだし。あくまで想像だけど。

店の経営戦略っていう部分だって、見逃せない要因のひとつだよ!

さっきのグリンガス2倍デーのオアハカのお店の経営戦略はというと、

翌日はタコス・アル・パストール2倍デー。(太っ腹企画!)

2倍デーのタコス・アル・パストール10個盛り


でもその日は、通常二枚がさねのタコス用トルティージャが1枚になっているのです。

どこだって経費対策していると思うんだけど?そういうの気づかない?

また、フラワートルティージャに包まれているブリトーも、コーントルティージャに包んだら「タコ」になるんじゃね?

バルバコア巻いてあるタコ
これは青いトウモロコシのトルティージャ


テックス・メックスでよく使われるハードシェルのパリパリUの字型も、あれの原型はトルティージャを揚げたトスターダじゃない?と勝手に思っている。

トスターダ
バリバリの食感がたまらない

とはいえ、むかしオアハカに来たとき友達に「家で寿司作ってよ!」とお願いされて、寿司パーティーが開催される事になった。

そしたら友達の義理兄が、

「寿司にフィラデルフィア入ってないなんて寿司じゃない!!俺がスーパーで買ってくるから入れてくれ!」

って言われた。

えー、私寿司にアボカドもツナマヨも入れるけど。

フィラデルフィア嫌いなんだよね。

少量でも入れると寿司がフィラデルフィア味になるから。
なので寿司にフィラデルフィア入れない派。

あれが入っている寿司を寿司と認めないわけじゃないけど、原因は私がフィラデルフィア嫌いなだけって気づいたよ。笑

カリフォルニアロールを否定してないよ。美味しいし。

私の中にもこういう矛盾はあるけど。

大抵、それは○○料理じゃない!!って吠えている人は、あんま料理のことも海外のことも知らん「俺にもなにか言わせろ(どやぁ)」的な人なんじゃないかな?って最近思っている。と、いうかそう見える。

主語がデカくて、一般的な書き方しているけどあくまで「俺目線」だったりするから、笑う。

あまり強い言葉を遣うなよ
弱く見えるぞ

でも私見なので、異論は認めます。

▼メキシコ・オアハカの食文化について書いているnoteもあります。


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