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ドイツ🇩🇪・フランス🇫🇷旅行記(4) ベルリンの美術館・博物館 その1

2023年11月に夫とふたりでドイツのベルリンとシュツットガルト、フランスのストラスブールを旅行した

ベルリンの街

ベルリンではホテルに朝食は付けていない
朝、ホテルを出発してどこかで朝食を食べて、そのまま出かけることにする
今日は一日歩いて行動することにした
朝はまずブランデンブルク門へ行ってみる

ベルリンのシンボル
ブランデンブルク門

そしてドイツ連邦議会議事堂へ
この辺りは以前訪れているので軽く見て歩く
ユダヤ人犠牲者記念碑が見えてきた
棺のようにも見えるオブジェが一面に広がっている

インパクトが強く、最初は驚く

第二次世界大戦の少し前からドイツでユダヤ人に対して政府と人々が行った非道な行為への反省と贖罪の記念碑だ
その後ポツダム広場の先まで歩く
その後、以前は「ソニーセンター」と呼ばれていた複合施設の下を抜ける
丸い広場の上に掛かる丸い屋根のようなオブジェが特徴的
完成時には新首都ベルリンのシンボル的な扱いだった
ソニーが不動産ファンドに建物を売却したので、今は「ソニーセンター」ではないが今もそう呼ぶ人が多いらしい
日本で、今もある年代の人(還暦過ぎの私)が輸入生活雑貨店の「プラザ」をつい昔の呼び方の「ソニープラザ」と呼ぶのに似ている

今はただ「センター」と呼ばれているらしい

街を歩きながら朝食を食べられそうな店を探すが土曜日だからか全然見つからない
これから向かう美術館の開館時間までに何かしら食べたい
結局、ポツダム広場駅中のパン屋に併設のカフェで軽く食べた

コーヒーとパンで朝食

ベルリン絵画館

ベルリン絵画館は美術館、博物館の集まっている博物館島にはない
地下鉄なら最寄り駅はポツダム広場駅
絵画館周辺は再開発されているのか、広いが味気ない雰囲気だ
ファン・ダイクの特別展も開催されていたが、まずは常設展のチケットを購入する

「ZOOM」と書かれたところがファン・ダイク
の特別展の入り口
時間切れでここへは行けなかった

見どころがとても多い美術館だった
そしてとにかく人の少ない美術館だった
個人的にはミュンヘンのアルテ・ピナコテークとベルリン絵画館が質と作品数でドイツでの一、二を争う美術館だと思う(次点がフランクフルトのシュテーデル美術館とドレスデンのアルテ・マイスター絵画館)
内容は濃くて、見るべき作品が多いのにどこもガラガラだ

ゆっくり鑑賞できる

気になった作品

ここには13世紀から18世紀にかけてのイタリア、ネーデルランド、ドイツ、フランス、スペイン絵画が展示されている
展示はワンフロアのみだが驚くほどの広さで、結局夕方までここで過ごした
ここの所蔵品の中で一番有名な作品はフェルメール作の2作品

「真珠の首飾りの女」
毛皮のついた美しいドレスの女性が
高価な首飾りを手にしている
「紳士とワインを飲む女」
女性にワインを勧めるのは下心があるから?
男女の駆け引きの様子、との見方もある

この2作品の前だけは(ほんの少し)人が集まっていた
というか、この作品だけを目的で来館する人もいるようだった

ラファエロ作
ありきたりの表現だけれど「優美」という
言葉がぴったり

そしてここはラファエロ作品を複数枚所蔵している
聖母子像が何枚も展示されているが、その中でも一番気に入っているのが上の一枚

ジョルジョーネ作
若い男の肖像

現存する作品がとても少ないジョルジョーネだけれど、現在ではこの肖像画がジョルジョーネの作品かどうか疑問を持たれている
誰の作品にしても、美しい肖像画だと思う
ボッティチェリの作品も何点も所蔵している

ボッティチェリ作
「歌う天使と聖母子」
少年合唱団のような天使達

ボッティチェリの作品の中に「あのポーズ」の女性の絵もある

ウフィツィ美術館の
「ビーナスの誕生」の女性のポーズと同じ

ボスのこの絵の不思議な雰囲気が好き

ボス作
「パトモス島の聖ヨハネ」

館内でのんびりしているうちに閉館時間が迫ってきた
ギリギリまで館内にいてミュージアムショップを見る時間もなかった
とても疲れてベルリン絵画館を後にした
外はすっかり暗くなっていた

夕暮れの絵画館

早くもクリスマス

ドイツのクリスマスの市の開催はまだ先だ
でも早くも街中にクリスマスを感じさせる屋台が出ている

灯りに集まる人々
クリスマスに限らずお祭りではこういう
菓子屋の屋台をよく目にする

気の早い人達がクリスマスの市の名物のグリューワインを飲んでいる
ワインに砂糖とシナモンやカルダモンなどのスパイスを加えて温めた冬の飲み物だ

寒くても外で飲み物片手に談笑できる
寒さに強いドイツ人
白い細長いジョッキのグリューワインは初めて見た

火にかけるからアルコール分が蒸発するのでそんなに強くない、という人もいるが酒は酒

2006年のクリスマスの市で
飲んだグリューワイン

昔、小さな街のクリスマスの市で「おばあちゃん風」と書かれたグリューワインを作っているのを見た
年配の女性たちが大きなステンレスの寸胴鍋に何本もの赤ワインを驚くほど大量に注いで作っていた
かなりアルコール分が強そうな「おばあちゃん風」だった
屋台などは儲けを多くするためにアルコール少なめかもしれないが、酒に弱い人は要注意だ

真ん中の温められている白いパン
肉まんのようだが、甘い「グラムクヌーデル」

肉まんに似ているが、中身は果物のコンポート
ダンプクヌーデルとも呼ばれている(底に焦げ目を付けるところがちょっと違う)
深皿に入れて水っぽいカスタードソースをかけて供される
黒いケシの実をかけてくれることもある
中の果物のコンポートはアプリコットやさくらんぼだったり、簡略版はジャムだったりする
デザートというより軽食っぽい
メンザ(ドイツの大学の学食)の日替わりランチでグラムクヌーデルを見たことがある
甘いものが昼食?と思うが結構人気メニューみたいだ(オーストリアの崩しパンケーキ、「カイザーシュマーレン」も甘い昼食としてメンザでは人気だった)

ガザ地区侵略に対する抗議デモ

歩いているうちに通りに警官の姿をたくさん目にするようになる
どうやらデモが始まるらしく、デモ参加者がどんどん増えてくる
垂れ幕やプラカード、パレスチナの旗を持って行進している
手書きのポスターを手にしてスローガンを大声で叫んだり笛を吹く人も多い
イスラエル軍によるパレスチナのガザ地区への攻撃への抗議デモのようだ

大規模な抗議活動のようで
夜のニュースで取り上げられていた

アラブ系の人が多いがドイツ人も混じっている
パレスチナへの連帯を示すデモという雰囲気で統制の取れた集団というより、意見が同じ人達の大きな集まりという感じに見えた
子供連れで参加している人達もいるし、飲み物や食べ物を手に何か食べながら歩いている人も多い
ドイツは第二次世界大戦時のユダヤ人虐殺への反省もあり、立場がイスラエル寄りのようなのでドイツ政府に対してのデモでもあるようだ
デモでも特に険悪な雰囲気はない
警官の出動は必要なさそうで、ただ交通規制への対応のために道路の角に立って様子を見ているようだった

寂しい夕飯

昼食を食べていないので、美術館を出る頃には空腹と疲れで辛かった
大都市のベルリンでは世界各国の料理が食べられそうなのだが、歩くエリアが悪いようでレストランが全然見つからない
カフェや酒を提供する店はあちこちにあるのだけれど食事はできなさそう
やっと見つけたレストランはバイエルンの旗を掲げるバイエルン地方の郷土料理の店だった
ベルリンでバイエルン地方(ミュンヘン辺り)の料理を食べなくてもよいかな、とまた歩き始める
結局ホテルの近くまで歩いてしまう
ホテルのすぐ近くには大きな駅があり周辺に店はとても多い
でも食事ができそうな店はなく、残り少ないパンを並べるパン屋かドネルケバブ屋しかない
しかもドネルケバブ屋には大勢の若者達で行列ができている
仕方なく駅中に入っているスーパーに入り、何か食べ物を買うことにする
すごく食べたいものは見つからず、とりあえず七面鳥のハムの入ったサラダにする
日清のカップヌードルを見つけたので試しに買う
ワインと水も買いホテルに戻る

しょうゆ風味のエビ味と
チリ風味のスパイシー味のカップヌードル

温かいものが食べたかったのでカップヌードルもうれしかった
でも明日はレストランで食事をしたい

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