「独身でいいよな」と言われ続けた私が、今思うこと
こんにちは
更科 暁斗です。
出張で広島から
帰ってきました。

路面電車が走ってる地域で
車の運転をすると結構戸惑う
その帰りの新幹線で
小さいお子さんを連れた
ご家族が私の席の後ろに座り
中々賑やかでいらっしゃいました(笑)
そんな中、ふと思い出したことがありました。
「独身でいいよな」と言われて、腹が立たなくなった日
「お前は独身だからいいよな」
この言葉を、これまで何度か言われてきました。
時間もお金も自分のために使える。
子どもを育てたこともない。
子育ての大変さなんて知らないだろ。
そんな文脈で、当たり前のように投げかけられる言葉です。
正直に言えば、昔はかなり腹が立ちました。
なぜならそれを言われたのは、
私が離婚し、「結婚に失敗した後」だったからです。
好きで独身になったわけでも、
最初から家庭を持たないと決めていたわけでもない。
それでも「独身=楽」
「独身=余裕がある」
という前提で語られる言葉は、
こちらの事情や過去を、
まるごと無視されているように感じました。
こういう事例を調べてみたら
マリッジハラスメントとして
確立されてたんですね。
知りませんでした(笑)
善意で言われる言葉ほど、厄介なものはない
ただ、今になって振り返ると、
あの言葉を投げてきた人たちに、
強い悪意があったとは思っていません。
むしろ、善意だったケースも多い。
「お前は自由でいいよな」
「羨ましいよ」
そう言われることもありました。
でも、そういう言葉が出てくる背景を考えると、
そこには余裕のなさが透けて見えることも多い。
仕事、家庭、子育て。
思うようにいかない現実。
円満とは言えない家庭環境。
そうした中で、
「自分とは違う立場の人」を見て、
つい口に出てしまった言葉なのかもしれません。
つまり、
その言葉は「私の人生」を語っているようで、
実は「言っている側の状況」
を映しているだけだったように思えます。
腹が立たなくなった理由
最近になって気づいたことがあります。
同じような言葉を向けられても、
以前ほど心が揺れなくなっているということ。
腹も立たないし、
反論したくもならない。
それは私が強くなったからでも、
鈍感になったからでもない。
単純に、
自分の中で「結婚」というものの位置づけが、はっきりした
からだと思っています。
結婚は「正解」でも「不正解」でもない
結婚しているから偉いわけでもない。
独身だから劣っているわけでもない。
家庭を持つ人生も、
一人で生きる人生も、
どちらが上でどちらが下、なんて話ではない。
それぞれに、
喜びもあれば、しんどさもある。
その当たり前のことを、
私はようやく自分の中で腑に落とせた気がします。
だから今は、
誰かの価値観をぶつけられても、
それを「事象」として受け取れる。
否定もしないし、
過剰に肯定もしない。
「ああ、この人は今、そう感じているんだな」
それだけで済むようになりました。

綺麗でカッコいい駅
他人の言葉に振り回されないために
他人の何気ない一言に、
深く傷ついてしまうとき。
それは、相手が強い言葉を使ったからだけではなく、
自分の中の価値観が、まだ固まりきっていないことも多い。
自分はどう生きたいのか。
何を大切にしたいのか。
結婚をどう捉えているのか。
そこが曖昧だと、
他人の言葉が、そのまま心に刺さってしまう。
でも、
自分なりの軸ができると、
他人の価値観は「ただの一つの意見」になる。
それは正しいかもしれないし、
間違っているかもしれない。
ただ、それだけの話です。
「独身でいいよな」と言われたら
「独身でいいよな」と言われたとき、
胸の奥がザワつくことがある。
でも、そこで一つだけはっきりさせておきたい。
他人の言葉に、あなたの人生のハンドルを握らせなくていい。
相手が何を抱えていようが、
どんな不満や余裕のなさを隠していようが、
その事情まであなたが背負う必要はありません。
誰かの一言で、
あなたの選択が急に正解になったり、
失敗になったりはしない。
結婚していようが、独身でいようが、
あなたの人生を生きているのは、あなた自身だからです。
だからこそ、
自分の中の「結婚」や「幸せ」の基準を、
静かに固めていけばいい。
その軸ができた瞬間、
独り身で羨ましいという
言葉は“攻撃”ではなくなる。
ただの感想になる。
ただの決めつけになる。
ただの、相手の都合が漏れただけの一言になる。
そしてあなたは、そこで立ち止まらない。
振り回されない。
必要以上に反応しなくなる。
簡単にいえば
外野からのヤジは気にならなくなる。
家庭を守ってきた人には、その重みがある。独身で生きてきた人には、その孤独と責任がある。どちらも同じ土俵で比べるものじゃない。
自分の選んだ人生に、ちゃんと責任を持って生きているか。それだけだ。
だからこそ、互いの人生を尊重し合える距離でいたい。

