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yesyoshino
大ヒット中の映画『国宝』をみてきた記
お盆の帰省中、話題の『国宝』をみてきました。
主役2人の演技がすごい、と噂には聞いていましたが、とりわけ吉沢亮くんが印象的でした。
ラスト近く、吉沢くん演じる主人公がインタビューを受けるシーンのインタビュアーによる質問の中で「ずっとスポットライトを浴びてきた人生ですが…」みたいなことを口にするのが、実に皮肉が効いている。
そもそもこの映画自体、最初から最後まで、3時間という時間を感じさせないくらい、次から次へと事件が起こりまくるわけなのですが、そうでなくても人生なんて順風満帆なだけということはまずなくて、いろいろあってここにいる。
それでも、他人からしたら、目立つところだけが上手いことつなぎ合わされて、「いい感じの人生」に、見えたりするんだよなあって。
その世間の無責任さみたいなものが、インタビュアーのひとことで炙り出されているように感じました。
それがあって、そのあとの「邂逅」のシーンが際立っても見えるんだけどね。
主人公2人の関係性もちょっと意外。
そうきたか!という感じで、ここは原作の描かれ方を読んでみたくなるところです。
原作は2018年に刊行された吉田修一さんの小説。
Wikipediaさんによれば、溝口健二監督の映画『残菊物語』作中の演目『積恋雪関扉』を見て惹きつけられたのが執筆のきっかけだとか。
映像がとても美しく、物語の展開もパワフルで、劇場で観て損はない映画です。
とにかく長いので、水分を摂りすぎず、足元を冷やさないように気をつけるなど、お手洗い対策をしっかりしてお出かけくださいね🎥
絶賛読書中の原作レビューはまた改めて。
ちなみに、残菊物語はなんと、こちらからみられます。
