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lazy_planet
子どもがいなければ、夏は思い出のままだったかもしれない
まだ梅雨だけれど、そこかしこで蚊取り線香の匂いがするようになってきた。
この匂いを嗅ぐと、ああ夏が来るんだとワクワクする一方で、色々な夏の思い出がフラッシュバックして、感傷的な気分になったりする。
昔は永遠のように感じた夏休み。
毎日飽きもせず友達と遊んだ。
持ち帰ったアサガオ。
ラジオ体操。
兄が捕ったカブトムシ。
大きな市民プール。
学校のプール開放。
好きな人に会えることを期待する夏祭り。
慣れない浴衣。
レモン味のかき氷。
地区旅行。
大好き五つ子。
からのキッズウォー。
家族で行くキャンプ。
子ども会のバーベキュー。
肝試し大会。
貰い泣きする甲子園。
再放送のタッチ。
花火大会。
お盆のお墓参り。
残る宿題、自由研究。
ひぐらしの鳴き声。
蝉の抜け殻。
毎日、今日は何をしようか、とワクワクして。
楽しくてしょうがなかったな。
大人になった今、日々の仕事や家事に追われて、夏は一瞬で終わってしまう。
それでも、2人の子どもたちのおかげで、
楽しかった夏の記憶を追体験させてもらえることにありがたみを感じる。
きっと夫と2人だけだったら、
わざわざ混んだ夏祭りに行くことも
ビニールプールの匂いを思い出すことも
手持ち花火をすることもきっとなかった。
子どもがいなければ、夏は思い出のままだったかもしれない。
色々なお祭りが再開する今年。
みんなでどこに行こうかな。
今思えば、楽しい夏の思い出が沢山あるのは、周りの大人たちのおかげだった。
今度は私たちが、子どもに返す番。
子ども達にも楽しい夏の思い出を沢山残してあげられますように。
