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詩 「夢の果て」

たった一度のレールのみ
歩む度にそれは消えていく

一つの道に広がる無数の夢
迷いの不安を抱え
信念の期待を抱き

地を見つめて流した涙と
空を見上げて握る拳に

呼吸は浅く
ため息は深い

幾度となく繰り返す自身の壁
それを誰かや何かのせいだと錯覚する日々

諦めの言葉を呟き
燻る誇りを奮い立たせ
転換への思いに目覚めたら

活路と退路を行き来する日々は
平気な顔で立ち上がる糧となる

いつか心を語るため
今は口を閉ざしままま
真実だけを突き進み

ここは終わりではない
自分を押す夢の果てへ

この身を終えるその日まで
ひたすら追いかけていく

          紗羅

夢や理想を持ち生きる中
現実は過酷で非常に厳しい。

置かれた場所
今居る環境
周りの状況

それが自身に突き刺さり
不安や不満を引き起こし
困難の渦中で一人彷徨いながら

甘い夢は想像の中でしかなく
我に帰れば苦さを味わう。

日常に沿う細やかな夢があり
広大な理想を掲げる夢もある。

それはどちらも夢を現実にしたいと願う
同じレールにいて

動くのか、動かないのか
自身が決断して開いたカードに
答えは導きを得る。

自分を底辺に置き空を見上げ
そこにいる自分はとても身軽で
何の感情もなくただ上を目指す。

中途半端な位置にいたら
体裁や評価が気になり
この身体は止まってしまう。

もし気にすることがあるとしたら
夢の果てに着いてから考えてみようか…

でもその時は
何一つ気になる事も無くなり

前を向いて笑いながら
涙を流す夢だけが残る。

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