詩 「詩を書く心」
心はこの場へ置き
どこにも行かず
ただ言葉を探し続ける
人が持つ五感を研ぎ澄まし
そこで感じたものはすべての現実
それを掻い潜り
すり抜けていくことで
言葉が浮かぶ夢の世界が広がり
それはロマンに達した時
華となり目の前へ舞い散る
生きる証を心へ落とし
歩いていく道を織り交ぜ
表現された自分が
一度の舞台で踊り出す
点にも満たない人生の中
文字に色が付き
重さと深みが増したら
未知と言う奥行きは
この先へずっと伸びていく
地へ足は付けたまま
流れゆく言葉を追い
繋げた文字の向こうには
一つの詩を
自身の心へ導き出す
紗羅
どんな詩を書きたいかと問われたら?
「現実と夢の間」
「軽さと重さのバランス」そう答える。
現実感に溢れると
退屈さを感じ
文字が単調でつまらなく思えたり
夢空間に溢れたら
独りよがりの世界と
分からない文字が並び
何か足りないものを感じてしまう。
詩はエッセイや小説のように長くないし
起承転結は曖昧だと感じる。
偏り過ぎると投げかけた言葉が
そのまま返ってしまうことは多々あるし
届くことなく終わってしまう。
まずは「心」を核として
言葉を見つけ追っている毎日
疲れた日に書く詩は現実的
元気がある日に書く詩は理想的
そんな傾向にある詩を
一旦寝かせて落ち着かせる。
感情が一定で真っ新な時に書いた詩が
しっくりくると感じても
この心は常に悩み
書きたいけど書けないと揺れ動く。
その向き合う力が
詩を書く心に繋がると思っています。
