詩 「春色彩」
目にする色はまだ遠く
ただ時のスピードは
それを追い越すように
日々を駆け抜ける
空は水色模様
冷たく澄み渡り
吹き抜ける風は流れ
ゆっくりと春が近づく
ピンクに煌めく早春の紅梅
それを白梅が追いかけ色を結び
しばし時のあと
満開の桜は降るように
それを夢が被せる
少し先に待つ菜の花に
揺らめく黄色が幸福を呼び
可憐なタンポポは自由を告げると
周りを彩る若葉色に
初春は爽やかさで満ち
斜光に映る草木の芽吹きは
すぐ近くに待つ春を呼ぶ
紗羅
まだ冬の真っ最中ではありますが
少し先へ目線を置き
春の色遊びを詩で書いてみました。
紅梅や白梅が春の始まりとなり
そのあとは風がやって来る。
春へ向かう時は
いつも強めの風が吹き荒れ
極寒を感じる冷たさ
これが春一番に繋がっていく。
そして桜へと移り変わり
さまざまな思いを残していきながら
菜の花やたんぽぽの明るさは
人の心を包んでいく。
いろんな色の春を経て
太陽が照らした黄緑色は
春の訪れを告げる。
ちょっとした物語にもなりました。
